日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】平成筑豊鉄道伊田線/糸田線•1317D(直方/田川後藤寺)


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便名 : 平成筑豊鉄道伊田線•1317D(普通列車)
日付 : 2023/06/xx
区間 : 直方(12:16)→田川後藤寺(12:59)
所要時間 : 00:43
乗車クラス : 普通車自由席
運賃 : 460円(現金決済)
運行 : 平成筑豊鉄道

博多駅から路線バスで直方駅に到着したばかりだが、同駅では約5分の待ち合わせで平成筑豊鉄道に乗換えて田川後藤寺駅を目指す。

(ここまでの移動はこちら)

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バスの到着から列車の出発まではあまり時間がなく、急いで乗換え。平成筑豊鉄道の駅舎と乗り場はJRと共用していないため JR駅舎の直下にあり、階段を上り下りすることなく列車までアクセスできる。ホーム手前の小さな待合室にある、現金のみ使用可能な券売機で乗車券を購入して列車に乗り込んだ。

以前直方から行橋まで利用した車両は転換クロスシートだったが、今回乗車した車両はロングシート。どうやら前回は運良く上等な車両に当たったらしい。

(前回乗車時の記録はこちら)

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直方駅 平成筑豊鉄道 駅ホーム

直方駅/ 乗換え時間は約5分

ちなみにホームの横にはJRの留置線があり、3両編成の821系車両が停車中。前面の仰々しいライトといい、側面の妙に小さい窓といい、ここ最近のJR九州、こと通勤型車両のデザインセンスは私にはいまいち理解できない。

直方駅 平成筑豊鉄道 駅ホームからJR九州車両

直方駅/ 不恰好なJR九州の新型車両

列車内の吊り革ひとつひとつにメッセージが添えられている。どうやら「ちくまるつり革オーナー」という取り組みだそうで、1年間1本5,000円で吊り革のオーナーになれるらしい。ちょうど座った座席の正面にはこの車両を製造している新潟トランシスの吊り革が設置されていた。

平成筑豊鉄道伊田線 吊り革

平成筑豊鉄道車内/ 1本5,000円で吊り革のオーナーに

同路線では吊り革だけではなく、駅名もネーミングライツとして販売されているようで、途中各駅の駅名は他の鉄道会社ではあまり見かけないものになっている。その上どうやら駅名標もある程度好きにデザインできるようで、駅によってはえらく派手なデザインになっているところもあった。

平成筑豊鉄道伊田線 駅名標

ふれあい生力駅/ ずいぶん派手な駅名標

列車は途中の金田駅までが非電化複線の伊田線、そこから先は糸田線を走る。少し時間が悪かったせいだろうか、列車は始発から終点まで総じて乗客少なめで、多くても10人に満たない程度の人数で推移していた。

平成筑豊鉄道伊田線 車内

平成筑豊鉄道車内/ オールロングシートの車内

列車は40分ちょっとで終点の田川後藤寺駅に到着。同駅では小倉•添田方面に向かう日田彦山線新飯塚方面へ向かう後藤寺線に乗継ぐことができる。ちなみに駅名標に載っている「MrMax」というのは福岡県福岡市に本社のあるディスカウントストア。

平成筑豊鉄道伊田線 田川後藤寺駅 駅名標

田川後藤寺駅/ 「MrMax」のロゴが付いている

平成筑豊鉄道の各路線は元々国鉄の路線だったこともあり、田川後藤寺駅はJRと平成筑豊鉄道が一体になった構造。この列車に関しては各方面ともに10分ちょっとの待ち合わせで乗換えができるようにダイヤ設計がされていた。ただ、今回乗継ぐ添田方面に関してはしばらく列車がなく、約1時間ほど同駅で待つことに。

平成筑豊鉄道伊田線 田川後藤寺駅 案内看板

田川後藤寺駅/ 他のホームはJR九州

全国で最初に駅名に「令和」を使うなど、第3セクターではありながらも比較的フットワークの軽い平成筑豊鉄道。積極的な取り組みで今後も活躍してほしいところ。

というお話。