日時 : 2023/06/xx
場所 : 鹿児島県霧島市(鹿児島空港内)
予算 : 1,000円/人
滞在時間 : 約30分
鹿児島空港には、ちょっと食事をするのにちょうどいいお店がある。
■地図情報
お店は空港ターミナル2階にある。店名は「大空食堂777」となっているが、この777はボーイングの777型機から来ているんだろうか。かつてはJAL•JAS•ANAいずれも鹿児島線に777型機を投入していたが、ここしばらくは旅客機の大型機はほとんど見なくなってしまった。
同店は基本的には肉料理のお店。名物は中央左にある「鶏飯バイキング」。奄美大島の郷土料理である「鶏飯」がバイキング形式で提供されている。お値段は730円(2023年6月時点)と空港のレストランにしては割と安価だが、鶏飯とサラダがセットになっている。
店内中央にはサラダと大きな炊飯器、スープジャー、錦糸卵、鶏肉、椎茸の佃煮などが置かれている屋台がある。「鶏飯バイキング」を注文すると空の丼が配膳されるので、ここで各自好みの分量の鶏飯を作るシステム。
個人的にはこの「鶏飯」は椎茸の佃煮を食べる料理。ご飯は少なめ、椎茸の佃煮を多めに盛ってスープをかけるとちょうどいい塩梅。なお鹿児島の料理らしく結構甘めなので、鹿児島の味付けに慣れていないとびっくりするかもしれない。
ところで、この日は搭乗予定だった便が急遽欠航になって他の便へ振り替えたのだが、これに伴って空港内の店舗で使える1,000円の食事券が提供された。普段この店では鶏飯しか頼まないのだが、せっかく食事券をもらったので「豚骨の味噌煮」も注文してみた。
急げば入店から10分ほどで食べ終わるが、少しゆっくりして30分弱で退店。ちなみに店舗横にあるファミリーマートには鹿児島の醤油や「そうめん流し」で有名な唐船峡の麺つゆなどが販売されているので、興味があればここで買っていくというのも良いかもしれない。
(鹿児島名物の「そうめん流し」についてはこちら)
余談だが、空港内のロイヤルホストではなぜか海老名サービスエリアのメロンパンを販売している。鹿児島と海老名のつながりはいまいち見えないが、どのような経緯なんだろうか。ちなみに鹿児島発JAL始発便のファーストクラスはロイヤルホストが調製した朝食が搭載されているのだそう。
少し脱線したが、空港のレストランにしては手軽な金額で利用することができる「大空食堂」。しっかり食事をするほどではないが小腹が空いたというときには、こちらのお店を利用するというのも良いかもしれない。
というお話。
