日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】JAL/JL0587(東京羽田/函館)


■Sponsored Link

便名 : JAL/JL0587
日付 : 2021/08/xx
機材 : B767-300ER(767/A27)
区間 : 東京羽田(HND)13:00→函館(HKD)14:25
所要時間 : 01:25
区間マイル : 424
搭乗クラス : 普通席
運航 : JAL(日本航空)

ちょっとした用事で盛夏の函館へ向かう。

当時はちょうど東京五輪が開催されていた頃で、JALではエンブレムが金色に塗装されていたA350型機を運航していて、搭乗待合室に入るとちょうどその機材が目の前に現れた。約4ヶ月このスタイルで運航されていたようだが、何だかんだで見かけたのはこの一度きりだった。

羽田空港 第1ターミナル 金のA350

羽田空港/ 今となってはそういえばいたな、という感じ

この日搭乗する函館行きはB767での運航。B767にはファーストクラス設置機材(A25)と設置なし機材(A27/A28)の2種類があるが、今回搭乗したのは設置されていない後者のほう。2022年秋頃から広島・鹿児島にも国内線ファーストクラスが設定されたから、その他の国内線で見かける機会はいくらか減ったような気もする。ところでB767はそろそろ最新機材でも10年を越えてきたが、後継機はどうなるだろうか。

(座席配置については公式サイト参照)

www.jal.co.jp

ちなみに今回搭乗の函館線、冬場は一回り小さいB737で運航される便が多いが、観光繁忙期の夏期を中心に飛行機が大型化する。10年ほど前はしばしばB777すら運航されていた気がするが、ここ最近はそれほどの大型化というのは記憶にない。

JAL587便 羽田空港 B767-300ER

羽田空港/ B767はだいたい260人乗り

この日の座席は普通席最前列の15K座席。最前列なので足下に荷物を置くことはできないが、割と前方空間に余裕があって人気の高い座席。

JAL587便 B767-300ER 普通席

涼しげなライティング

羽田空港周辺は雨が降っていたこともあり、出発してしばらくは厚い雲に阻まれて地上を眺めることはできなかったが、後の記録によると、離陸後は千葉県柏市上空、栃木県真岡市上空を通過して北上するルート。

JAL587便 B767-300ER 上空

分厚い雲が地上を覆っていた

到着地の函館空港周辺も雨模様だったが、巡航中よりは雨雲は薄く、ちらほら地上の様子が見えるような状況で、しばらく眺めていると北海道新幹線の高架橋を横断した。地図を見ると北海道で新幹線の線路近くにゴルフコースがある場所というのは思いの外少なくすぐ特定でき、どうやらこれは上磯付近。

JAL587便 上磯付近

上磯付近/ 大規模な建造物があると場所が把握しやすい

そのまま函館湾を横切るように飛んでいくと、最終着陸体制に入った頃に五稜郭函館山の間を通過する。風向きにもよるが、空港西側から着陸する場合は進行方向左手(A席側)に五稜郭が、右手(K席側)に函館駅函館山が見える。

(A席側の風景についてはこちら)

biketourist.hatenablog.com

JAL587便 函館駅・函館山上空

函館駅付近/ 中央左端にJR函館駅、正面が函館山

この日は大分早めに出発していたのだが、その割に到着は定刻通り。時間に余裕があったから経済的な高度で飛んでいったとか、そんなことだろうか。

ともあれ、空港ターミナルで食事をしてからバスで市街地へ向かった。