桜というとどうしても私は毎年同じようなところを巡りがち。それゆえ、たまにはすこし違う雰囲気のところを訪れてみようということで、やって来たのが京阪中書島駅。駅から10分ほど歩くと辿り着く濠川沿いは桜並木になっていて、4月上旬になると満開の桜のなかを舟が往く様子が見られる。
■ 地図情報
十石舟は中書島駅近くの「十石舟乗船場」から出発し、約1時間かけて運河を一往復して帰ってくる。なお、2022年当時は事前の予約は受け付けておらず、乗船するには柳の木の後ろにある小屋に早朝から並ぶか、キャンセル待ちするかといった感じ。
(公式サイトはこちら)
ちなみにこの日は到着した時点で既にすべて満席になっており、また、今後の予定にそれほど余裕があるでもなかったから、今回はキャンセル待ちには参加せず沿道から眺めるだけに。
なお、調べてみたところ、どうやら2023年は予約を受け付けているようなので、訪問時は現時点の運用を事前に確認されることがおすすめ。この時期の京都は何をするにしても混雑するから、事前に手配できるものは手配しておきたい。
川沿いは大半の区間、かつそれなりの長さの歩道が整備されており、これに沿って約2時間ほど散策。船上から眺める桜並木も綺麗だろうとは思うが、歩道からでも十分に見ごたえのある風景をしている。
川沿いの桜というと個人的には青森県・弘前公園の桜の印象が強いが、全く雰囲気は異なるもののこちらはこちらで違った良さがある。
(弘前公園の桜についてはこちら)
2023年は冬が終わったと思えば急に初夏のような暖かさになり、桜が過去の傾向が参考にならないほど早々に満開を迎えている。できれば桜は卒業や入学といった節目の時期に咲いていてほしいのだが…。
というお話。