日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】小松空港リムジンバス(金沢駅西口/小松空港)


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便名 : 便名なし
日付 : 2022/03/xx
区間 : 金沢駅西口(18:05)→小松空港(18:45)
乗車クラス : 普通席(全席自由)
運行 : 北陸鉄道(バス)

加賀屋に宿泊したのち、和倉温泉駅から「花嫁のれん」に乗って金沢駅に到着。ここから空港行きのバスで小松空港へ向かい、飛行機で東京へ帰る。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com

金沢駅では約10分の乗り継ぎで小松空港行きのバスに乗換え。金沢駅から空港に向かうバスは北陸鉄道による1社運行で、この日乗車するのは金沢駅から小松空港へ向かう連絡バスの最終便。

(公式サイトはこちら)

www.hokutetsu.co.jp

ちなみにこのバスに乗り遅れても、急いでJR金沢駅に戻って18:30発の北陸本線普通列車小松駅に移動し、そこから路線バスに乗って空港に向かうルートが残されているが、このルートでは空港到着が40分ほど余計にかかる。

花嫁のれん」号の到着するホームは金沢駅でも一番改札口に遠い、富山側の切り欠きホームだったが、歩くこと5分ほどでバス乗り場に到着。なお、小松空港に向かうバスはメインの兼六園側ではなく、西口発着なので注意。

金沢駅西口 小松空港行きバス乗り場

金沢駅西口 バス乗り場

バス停に着くとちょうどバスが到着し、乗車開始するタイミング。この路線は事前に乗車券を購入するスタイルで、バス停脇のバス案内所に自動券売機がある。北陸地方のバスは全国の交通系ICカードが利用できないケースが多い印象があるが、この路線についてはこの券売機がICカード対応になっており、Suica等で決済が可能。車両に搭載する運賃箱に機器を搭載するよりも、券売機に端末を備え付けたほうが廉価で対応できるということなのかもしれない。

金沢駅西口 バス待合室

きっぷは案内所内で購入可能

金沢駅西口 バス案内所 自動券売機

(@金沢駅)2022年春時点では小松空港まで1,150円/大人1名

前述の通り乗車した便はこの日金沢駅から小松空港へ向かう最終バスで、割と乗車率は高め。補助席を出すほどではなかったが、最終的に正座席のほぼすべてが埋まった状態で金沢駅を出発した。

小松空港リムジンバス 車内

最前列は優先席

金沢駅を出発すると、駅前通りの「けやき大通り」上にある駅西合同庁舎前に立ち寄った後、金沢バイパスに出てしばらく走り犀川を越えた先の金沢西インターチェンジから北陸道に入った。北陸道上の停留所は北陸松任(まっとう)、松任海浜公園の2ヶ所。この頃には辺りは真っ暗で、これらのバス停でバスを待っているのは中々心細そう。

バスは北陸道をしばらく走ったのち小松インターチェンジで高速道路を降り、少し一般道を走って小松空港に到着。バスはそれほど余裕時分を持たないダイヤのようで、到着は定刻から約2分ほど遅れた18時47分頃。2分遅れたところでなんの影響もないが、信号1つでこれくらいすぐ遅れてしまうからかなりカツカツという印象。

首都圏のバスは割と渋滞する前提で余裕分を多く含んだダイヤになっていることが多いが、一方で地方のバスは空港行きだとしても殆ど渋滞は考慮されていないイメージがある。これは特定の飛行機のために運行され、概ね飛行機の出発1時間ほど前に到着する前提で組まれている、若干遅れたところで多勢に影響のない地方空港と、不特定の便の乗客が混在する都市圏の空港のスタイルの違いのせいだろうか。

そんなことを考えたバス移動だった。