便名 : 1列車(名鉄ミュースカイ)
日付 : 2022/08/xx
区間 : 中部国際空港(07:03)→名鉄名古屋(07:40)
乗車クラス : 特別車(全席指定)
前夜名古屋に到着し、空港島内のホテルで1泊、この日はあちこち寄り道しながら岐阜県北部にある長良川鉄道北濃駅に向かう。その後、コミュニティバスと徒歩を組み合わせて福井県の九頭竜湖へ抜け、越美北線で日本海側へ出るルートを計画している。
(今回の宿泊分ではないが、宿泊したホテルについてはこちら)
この日は朝が早く、マリオットの会員特典で提供される朝食も戴かずにチェックアウト。同ホテルの朝食営業開始は06:00で急いで食事すれば間に合うが、それよりは少し長めに寝ておきたく断念。
ホテルからは徒歩10分程度で名鉄の中部国際空港駅に到着、7時台冒頭の「ミュースカイ」で名古屋駅を目指す。ちなみにこの駅、朝6時台と7時台の列車発着本数は平日よりも休日の方が多いというちょっと珍しいダイヤ編成*1。空港はビジネス利用者よりもレジャー利用者が多いということだろうか。あくまで推測だが、土地柄もあってビジネス利用者は車を使うということなのかもしれない。
国内線の始発便到着にもまだ早い7時前に空港駅から出発する乗客はそれほど多くないようで、発車10分前でも駅ホームには誰一人いないような状況。国際線の夜行便が飛び交っていた頃はどうだったんだろうか。
06:58頃、折り返し07:03発の名鉄岐阜行きとなる車両が8両編成で到着。そういえば、COVID-19の影響でしばらく日中の列車を運休していたこの「ミュースカイ」だが、2022年11月18日(金)以降、ようやく日中の列車が復活する模様。
今回乗車する「ミュースカイ」こと名鉄2000系は基本的に「赤い電車」の名鉄において、白地に青と異質な存在。その車両の出入口脇には車両形式を記したエンブレムが設置されているが、どうにもかつて引退した700系新幹線のそれとかぶって見えるのは気のせいだろうか。余談ついでに言えば、先頭車正面に描かれているセントレアのロゴは医薬品販売会社の「アルフレッサ」とどこか似ているような。
ともあれ、全車指定の特急列車にしてはずいぶん折り返し時間が短い5分程度しかなく、到着早々車内整備を開始し、追って乗車開始。車内整備が終わっても特に何のアナウンスもなく、いつ乗り込んだものかちょっとだけ戸惑った。
「ネット予約」で最後列を手配したつもりだったが、シートマップを見る向きが逆だったようで手配していたのは最前列座席。改めて該当画面を見ると明確に「↑進行方向」の記載があったのに、何で間違えたんだろうか。そんな訳で、目の前には荷物置き場のあるちょっと落ち着かない座席に着席。荷物を置くようであれば目が行き届く場所で安心できるのだろうけども。
座席は前夜太田川駅から中部国際空港まで乗って来た一部特別車特急と殆ど同じ。ただ、こちらの車両の枕カバーは「ミュースカイ」のロゴ?が入っている、織り柄の入った布製のもので、不織布の一部特別車特急の座席とはちょっとした差別化が図られている。ただし、いずれも座席指定料金は一緒。
(参考までに、前夜利用した列車はこちら)
8両も連結しているうえ、出入り口から遠い7号車の座席を指定したこともあって中部国際空港駅出発時点では周囲のほとんどの席が空席。連絡橋を渡ってボートレース場の脇を抜け、次の停車駅となる常滑(とこなめ)駅に停車するとここで多くの乗車があり、殆どの窓側席が埋まった。この列車に関しては、空港連絡列車というよりも通勤ライナーの色合いが強そう。
ここで「ミュースカイ」なのに常滑駅?*2と思った方もいるかもしれないが、朝方の名古屋方面行きミュースカイは常滑線内でいくつか停車駅がある。この列車では常滑、新舞子、朝倉、尾張横須賀、太田川が追加の停車駅。であれば「特急」でも良さそうだが、一般車を連結していないから「特急」とは呼べないのだろうか。
そんなわけでこの列車は通常のミュースカイよりも停車駅が多く、また朝ラッシュということもあって昼間よりも名古屋まで10分ほど余計に所要時間を要し、07:40に名鉄名古屋駅へ到着。ちなみに名鉄線からJR線への乗換えをする場合、名古屋駅では「西改札口」が個人的には早いと思っている。
ここからは岐阜県の美濃太田(みのおおた)駅へ向かうが、そのまま向かうのも芸がないので、とりあえず東海道本線へ乗換えるが、その前に食べ損なった朝食を摂ることに。
というお話。