日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】名鉄常滑線・空港線特急・412列車(太田川/中部国際空港)


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便名 : 412列車(特急列車)
日付 : 2022/08/xx
区間 : 太田川(21:47)→中部国際空港(22:06)
乗車クラス : 特別車(座席指定)
運行 : 名古屋鉄道

豊橋から武豊線経由で武豊、徒歩で名鉄知多武豊駅に移動して河和駅に到着。バスで内海駅に移動してきた。

(ここまでの移動はこちら)

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上記記事にも記したが、河和駅から乗って来たバスが若干遅れ、駅に着くとちょうど電車が出発していったところ。次の電車までは約20分空いているうえ、逃したのが特急列車、次の列車が普通列車だったこともあり、最終目的地の中部国際空港到着は間に合った場合に比べて約30分のロス。打つ手はなかったが、何とも勿体ない。

高架駅だがエレベーターもエスカレーターもない内海駅の階段をのんびり上ると、既に約20分後の20:35発となる普通列車の金山行きの車両は停車中。列車が出たばかりということもあり、見る限り車内には誰も乗っていなかった。一方、ホームのベンチには列車に乗車する気があまりなさそうな仕事上がりと思われる数人のグループがいたが、彼らはいつからここにいたのだろうか。

名鉄知多新線 内海駅

名鉄知多新線 内海駅

ところでこの内海駅、列車が最も頻発する時間帯でも1時間に4本程度の終着駅にも関わらず、ホームは2面4線とかなり大規模。まだ20時過ぎにも関わらず、ホーム奥のほうに停車している車両は電源を落とし既に店仕舞いといった具合で、車庫代わりになっているのかもしれない。

名鉄知多新線 内海駅

名鉄知多新線 内海駅

20分ほど車内で待ったが、特に誰が乗って来ることもなく発車時刻を迎え出発。15分ちょっと走った富貴(ふき)駅で河和線と合流し、先ほど河和駅に向かう列車に乗車した知多武豊駅に戻ってきた。その後、上ゲ(あげ)、青山、成岩(ならわ)と停車して21:06に知多半田駅に到着。この知多半田駅からは中部国際空港行きの路線バスが出ているが、さすがにこの時間では既に最終のバスが終わったあと*1

知多半田を出ると、4つ目、阿久比(あぐい)駅で4分間の停車。ここで後から来る河和発の特急列車を待避。乗り換えてもよかったが、中部国際空港方面へ乗換える列車は変わらないこともあってそのまま乗り通すことにした。

太田川駅は関東でいうところの京急蒲田駅、京成青砥駅と同じような立体的な構造。知多半田方面からの列車は3階に到着するが、常滑方面からの列車と、常滑方面、知多半田方面に向かう列車は2階から出発する、変則的な2層構造。

名鉄河和線 太田川駅ホーム

名鉄河和線 太田川駅ホーム

2階ホーム(常滑線からの列車)、3階ホーム(河和線からの列車)のいずれからも名古屋方面に向かう列車が出発する関係で、中2階の標識類は全く同じ行き先が並ぶ妙な表記になっている。

名鉄河和線 太田川駅ホーム

名鉄河和線 太田川駅ホーム

今回はこのいずれのホームからの出発ではなく、逆方向、常滑方面に向かう1・2番ホームに移動し、21:17発の特急で中部国際空港へ向かう。しばらく待つと列車が到着したが、10分ほど前に同方向に向かう終点まで先行する準急が走っているうえ、一般車もそれなりに空いていたことから、自分の他に太田川から特別車に乗車する乗客はなかった。

常滑線系統の特急列車は一部特別車連結の一般特急と全車特別車の「ミュースカイ」の2種類があるが、特別車の車内だけ見れば殆ど差異は認められない。

名鉄常滑線 一部特別車特急の特別車

名鉄常滑線 一部特別車特急の特別車

太田川から終点の中部国際空港までは5駅停車で約20分。あちこち遠回りしたことでえらく時間がかかったが、ようやく目的地に到着した。この日は駅から徒歩10分ほどのところにある「フォーポイントバイシェラトン」に宿泊。翌日はまた早朝に出発し、一旦日本海側に出てから大阪を目指す。

(宿泊先についてはこちら)

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*1:空港の手前、常滑駅までのバスもあるがこれも最終は21時ちょうど。返す返すも先ほどの特急列車に間に合っていれば、という感じ。