便名 : ANA/NH0290
日付 : 2021/08/xx
機材 : B787-8(78M)
区間 : 札幌千歳(CTS)14:15→福岡(FUK)16:40
所要時間 : 02:25
区間マイル : 882
搭乗クラス : プレミアムクラス(UG)
運航 : ANA(全日本空輸)
北海道から九州への移動。どういう訳か当時このルートの移動が多かった。
やって来たのは新千歳空港。便の出発までしばらく時間があり、ターミナル3階のカードラウンジ横の展望スペースに向かうと、後ろを旧バニラ塗装のPeach機が通過していった。余談だが、この旧バニラ塗装機はこの記事を投稿した2022/10/6を以て退役だそう。
それにしても、搭乗予定の機材は機首部分が酷くボロボロになっていたのだが、これは何が起きているんだろうか。バードストライク?
その後、保安検査場を通過して搭乗。もともとプレミアムクラスの座席数の多い(42席)78M機材とそれほど乗客も多くないこの路線という組み合わせゆえ、羽田行きとは違ってほとんどの座席が空席のまま出発。この状況であればもっと小型の飛行機でも良い気がするが、空席が多くともB787の方が燃費が良いのだろうか。もしかすると人ではなく、貨物を沢山積んでいるのかもしれないが。
着席して窓の外、エンジンを見ると付け根の部分の塗装も剥がれている。勿論安全性には影響ないのだろうが、一度何か気づいてしまうと連鎖して色々と気になる。カタール航空がA350の塗装剥がれについてエアバスと派手に揉めているようだが、ボーイングでも似たような問題が起きるのだろうか*1。
ともあれ暫くして離陸。この日は北側から南側に向けての離陸で、苫小牧を越えた辺りの太平洋上で右旋回して南西方向に向かうルート。いつぞやPeachで沖縄行きの国内最長路線に搭乗した際も同じルートだった記憶がある。
(Peachの国内最長路線についてはこちら)
離陸後15分ほどで函館空港上空に到達。噴火湾沿いに迂回を余儀なくされる陸路に対して空路では直行できるから、約15分でここまでやって来た。陸路では3時間超かかることを考えると圧倒的に速い。
そのまま1分ほど飛ぶと津軽海峡に到達。以前2019年に自転車旅行で北海道最南端の「白神岬」を通過したが、白神岬の本州側対岸が遠く、本州と北海道間の最短距離の地点は別の場所。これは函館空港よりももう少し東に進んだところにあって、道路脇に「北海道と本州の最短地点」の標識がある。
(自転車で通過した「白神岬」についてはこちら)
津軽海峡上空に差し掛かった辺りでベルトサインが消灯した。
ANAのプレミアムクラスは
- 10:29までに出発する便 : 朝食
- 10:30から13:29までに出発する便 : 昼食
- 13:30から16:59までに出発する便 : 軽食
- 17:00以降に出発する便 : 夕食
ということで、出発時刻を基準に提供されるものが変わる。この便は14:15出発で、軽食が提供される。それほどお腹が空いていた訳ではなかったのだが、辞退するほどでもなかったので受け取ってしまった。
食事中、左手には秋田県の男鹿半島や八郎潟辺りが見えてくる。この辺りを走ったのは2016年で、当時自転車で走ったときには台風一過でなかなか風が強かった記憶がある。
(秋田県の走行記録はこちら)
国内線にしては総距離800マイル超え、所要時間2時間超の長距離路線ということもあり、食後はリクライニングを倒して小休止。起きると着陸体制に入る少し前で、リクライニングを戻してしばらくすると博多港のコンテナ群が見えてきた。この日は北側からの進入。
出発は定刻よりも10分ほど早かったが、最終的に到着したのは16:37とほぼ定刻。上空の風が強かったのかもしれない。そういえば降機の際、機内照明が珍しい色で点灯していた。そういえばB787のデビュー時には虹色に点灯している写真を見たことがあったような。ANAというよりは、Peachのような色合い。
降機後は高速バスで久留米方面に向かった。