場所 : 宮城県栗原市(栗駒山･いわかがみ平)
時期 : 2021年10月第1週頃
仙台市から北上すること約115km、ほとんど岩手県との県境にある宮城県栗駒市の栗駒山にあるのが今回紹介する紅葉。中腹の辺り一帯が綺麗に紅葉する姿は誰が呼んだか「神の絨毯」と呼ばれることがあるんだとか。
■ 地図情報
この日は朝05:30に仙台駅近くのホテルを出発し、約1時間30分で登山口近くの「いこいの村栗駒跡地臨時駐車場」に到着、シャトルバスに乗換えて登山口にやって来た。簡単に準備運動をして07:30頃スタート。
なお、登山口の中で分かりやすいのは「いわかがみ平」で、紅葉シーズンには関東からのバスや路線バスなどが設定されている。なお、2021年の紅葉シーズンには本来進入してはいけない所まで自家用車が乗り入れたため、乗用車バスともに身動きが取れなくなってニュースに報じられるほどの大渋滞が発生したこともあるから、前述の山麓にある臨時駐車場に駐車してシャトルバスでアクセスするようにしたい。
前回訪れたのは10月初頭で、紅葉の具合としてはちょうど見頃くらいだったが、当日は天候がいまひとつで殆ど視界がないような状態。片道2時間弱かけて一旦山頂まで行き、しばらく天候の回復を待ってみたものの、特になにも見えずに下山してきた。今回のメインとなる「神の絨毯」についても往路は全くなにも見えず半ば諦めの境地といった状況だったが、正午近くになってようやく少し見えてきて、タイミングで撮影したのが冒頭の写真。
なお、絶景として有名な前述の「神の絨毯」は比較的序盤にあるから、これだけお目にかかりたいという場合はシャトルバスを降りてから片道40分ほど、往復で2時間ほど見ておけば大外れはしないかなという感じ。登山道としては整備されているものの、足元は割とでこぼこしているから歩きやすい服装で訪れることをおすすめする。
登山中はずっと霧か雨のなかだったが、スタート地点近くに戻ってくれば綺麗な秋晴れ。山の天気は変わりやすいというが、なかなか都合よく晴れてはくれない。現地を離れたあとも情報収集をしていたが、これよりも上のエリアは終日天気が回復しなかったらしい。
ついこの間猛暑だったのに、あっという間に今年も秋がやって来た。せっかくなので、ここからは紅葉の絶景ポイントをいくつか投稿していきたいと思う。
