便名 : APJ/MM0319
日付 : 2022/06/xx
機材 : A320-200
区間 : 大阪関西(KIX)20:35→東京成田(NRT)22:05
所要時間 : 01:30
区間マイル : 280
搭乗クラス : 普通席
運航 : APJ(Peach)
鹿児島から移動してきて、関西空港で乗り継いで東京へ向かう。
(ここまでの移動はこちら)
次の便の出発までは約1時間30分あったが、Peachの利用する関西空港の第2ターミナルから商業施設のある第1ターミナルやエアロプラザまではシャトルバスで片道10分掛かることもあって今回はターミナルを離れずに次の便を待つことに。若干お腹が空いたような気もするが、飛行機に乗り遅れてしまうようでは元も子もない。
チェックイン機で搭乗レシートを印刷し、保安検査場前で荷物の重量測定を受けて保安検査を通過。第2ターミナルは物販店などは少ないものの椅子は多数設置されていて、座席にあぶれて立ち尽くすといったことは今回に関しては起こらなかった。ただ、搭乗待合室は搭乗口ごとではなくひとつに纏まっているから、昼間であればもしかすると居場所がないということも起こりうるかもしれない。
しばらくすると駐機場への通路が解放されて搭乗開始。コンコースで改札後、道路を横断して飛行機へ向かうことになるが、どうやら飛行機側の準備が間に合っていなかったようでしばらく横断歩道の手前で待ちぼうけ。せっかく座席位置に合わせて改札していたのだが、搭乗開始が遅れたことで待機スペースが足りなくなり、狭いスペースに詰めるように指示があって少々混乱気味。
ここで左の方を見ると少し奥には先ほど乗って来たA321LRが駐機中。道路は比較的車通りが多く、結構なスピードで業務用の車両が通過していった。
しばらくして搭乗開始。大手航空会社と同程度のシートピッチだった先ほどのA321LRと比べると、A320ではシートピッチが詰まっているのが目視でもわかる*1。座席は革張りだが、座席表地には所々ひび割れがあって少し疲れ気味に見える。メンテナンスの点でメリットがあると聞くが、磨耗した革張り座席は滑るから座り心地の面ではいまひとつ。
この時間帯は第1ターミナルからほぼ同時刻でジェットスターの便も出ているが、両社いずれもそれなりに混雑していて、関西空港と成田空港、いずれも都心からは少し離れているにも関わらず、需要はそれなりに強いように見える。
この便の出発は搭乗開始の遅れを引きずって出発は5分ほど遅れて20:40頃。これまでの最盛期と比べてまだ便数が少ないからだろうか、近頃LCCでもとんでもなく遅延するケースはあまり見かけていないような。
道中は特筆すべき点もなく、到着は概ね定刻の22:06。22時前後は成田空港にLCCの到着便が多く押し寄せるものの幸い巻き込まれることはなかった。飛行機は搭乗橋のつくスポットに到着したが、屋内の移動ではあるにせよターミナルの到着出口までは5分ほど歩く必要がある。加えて、成田空港駅まではそこから更に5分ほど、トータルでは10分程度歩く必要がある。
よく「成田のジェットスターは遠い」という話を耳にするが、第3ターミナルから空港第2ビル駅までの移動は一旦外に出る必要があるから少し遠く感じるだけで、実際の移動距離という意味ではPeachもジェットスターもそれほど変わらない印象。個人的には、空港第2ビル駅の方が電車の発車時刻が遅いぶん、飛行機の到着時刻が同じなら第3ターミナルのほうが電車に間に合うチャンスのメリットがあるような気すらしている。
そんな訳で、通路をひた歩き、手荷物回転台のエリアを抜けると第1ターミナル2階に出る。鉄道駅にはエスカレーター等を経て地下へ移動する形。
第1ターミナル国際線の到着出口エリアには大きな液晶ディスプレイがあり、まもなく夏に向かうこの時期らしく紫陽花に花火、入道雲などの季節感のある映像が繰り返し放映されていた。そういえば、花火大会なんてものは久しく訪れていないな。
ところで、上記写真にも若干見切れているが、第1ターミナル1階中央には「NINTENDO CHECK-IN」なる施設が開設されている。現在臨時休業しているようだが、これはNINTENDO Switchやニンテンドー3DS、スマートフォンゲームなどを体験できるブースなのだとか。それにしてもマリオの姿が異様に目立っている。
(公式サイト情報はこちら)
そうこうしているうちに22:30発の京成スカイライナーの発車時刻が近づいてきた。急ぎ駅へ向かい、都心まで移動した。
というお話。
*1:たった5-6cmの差ではあるが、明らかに狭く見えるのだ。