一時有名になった「TSUTAYA図書館」のお話。
佐世保から松浦半島をぐるっと一周し、武雄温泉駅までやって来た。目的は駅に併設された「カイロ堂」の訪問だったのだが、次の列車までの間に思いの外時間が余ってしまった。
(「カイロ堂」についてはこちら)
武雄温泉と言えば近くにツツジの綺麗な「御船山楽園」などがあるが、訪れたのは2月でさすがに見頃までは数ヵ月早い。次の列車までの小1時間の間に訪れられるところを探すと、一時期話題になった「武雄市図書館」が思いの外近く、訪れてみることに。
(「御船山楽園」についてはこちら)
■ 地図情報
武雄温泉駅から武雄市図書館までは約1.1kmで所要時間15分ほど。ルートにもよるが、どこかで1回曲がるだけで到着できた。図書館の向かいにはショッピングモールの「ゆめタウン」があり、地方都市らしく、幹線道路に近いこの辺りは駅前よりも栄えているように見える。
こちらの図書館、開館したのは2000年で、その後2013年からカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下「CCC」)*1が指定管理者になっている。当時、ニュースで何度か取り上げられているのを耳にしたような記憶がある。個人的にはてっきりCCCが運営されるタイミングで開館されたのばかりだと思っていたが、そうではなかったらしい。
CCCが運営していることもあり、建物内は図書館というよりは本屋さんに近いような見た目で、玄関右手にはスターバックスの店舗が併設されている。なお、建物内は玄関付近と2階の奥の方に写真撮影可能エリアがあるほかは撮影禁止。
階段で2階へ上がってみると建物内が一望できる。指定管理者の設定以前、以後の差や図書館としての良し悪しはわからないが、公共施設にしてはなかなかモダンな建物。
そんなこんなで簡単な見物を終えて駅へ逆戻り。片道15分ほどの距離で、見物時間も含めて1時間ほどあればちょうどよいくらいだった。
というお話。