日付 : 2020/10/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : スタンダード(20㎡)
ここ数年、関西にマリオット系のホテルが急激に増加したこともあり、関西を訪問する都度、色々な店舗に宿泊してみたのでしばらくはそんな記事でも。
今回宿泊したのは大阪駅から徒歩10分ほど、JR大阪環状線の福島駅から歩いて5分ほどのところにある、「モクシー 大阪新梅田」。マリオットの中では手軽な、「セレクト」というランクに属するホテル。
この日は大阪駅から徒歩でのアクセス。高速バスターミナルから一直線に歩くと辿り着くから特に分かりづらいということはないが、工事中の場所が多いから、慣れない場合はJR福島駅からのアクセスがおすすめ。ともあれ、歩いていくと交差点の角にあるホテルに到着。大通り沿いで割と良い立地だが、ここには元々「ライオン大阪ビル」があったのだそう。
チェックインを済ませて居室階へ。今回は13階が割り当てられたが、エレベータフロアのフロアサインも中々元気な感じ。ちなみに、各部屋のドアは見た目窓が大きいデザインだが、錦糸町同様に窓はダミーで中の様子は分からない。
部屋は20㎡と外資系にしてはそれほど広くないが、テーブルが折り畳み式になっていて歩き回れる範囲が広いからか、面積よりは広く感じる。
それにしても、ミラーボール風のフロアランプは他であまり見かけず、何とも斬新。もちろん、普通の照らしかたをすることも可能。
改めて壁を眺めてみると、各店舗の所在する地域をモチーフとした画が掛かっている。個人的にはこれがモクシー宿泊時の地味な楽しみ。今回の店舗の画は、松下電気(現:パナソニック)の創業の地がここ福島だったことモチーフにしているのだとか。
滞在時の注意点として、部屋の冷蔵庫が極めて小さく、ペットボトルが数本入るくらいの大きさしかない。それゆえ冷蔵庫には「バーには大きい冷蔵庫があるよ」とのメッセージが添えられている。
水回りはバスタブなしでシャワーブースのみ。ただし椅子がセットされており、ブースが割と大きめなのでそれほど窮屈な感じはしない。個人的には、下手に狭いシステムバスよりはこちらの方が好み。
部屋で荷ほどきをして人心地ついた後、チェックイン時に貰ったウェルカムドリンクのチケット引き換えにロビーへ。モクシーはフロントがカフェバーとのハイブリッドになっており、平常時はなんと24時間営業。先述のドリンクチケットはシグネチャーカクテルに引き換えてもらった。
この時点で割と遅い時間に差し掛かっていたが、ロビー奥のコワーキングスペースには何人か作業している人の姿。個人的には人が多いところで作業するのが苦手なので、こういったスペースで作業している人はどんな作業をしているか気になるところではあるが、大人しく部屋に退散した。
部屋に戻ってコンセントを使用しようと見てみると、なぜか文字がひっくり返っている。普通のホテルならエラーだと思うところだが、モクシーだと本気でやっているのか冗談なのか見分けがつかない。
ともあれ、この日は就寝。
翌日はレイトチェックアウトを活用させてもらい、夕方までホテルに滞在。その後関西空港から飛行機で東京へ帰ってきた。チェックアウトするためにフロント階に降りてみると、ドアにはこんな掲示。
といった感じで、マリオット系では少しぶっ飛んだホテル。個人的には結構好きなのだが、好き嫌いが割と分かれやすいかなという感じ。机が小さいので仕事での宿泊には向いていないが、旅行の際などに利用してみてはいかがだろうか。
というお話。