日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】IJ0831(東京成田/札幌千歳)


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便名:SJO0831
日付:2020/10/xx
機材:B737-800
区間:東京成田(NRT)07:20→札幌千歳(CTS)09:00
区間マイル:510
搭乗クラス:普通席

バスで成田空港まで移動してきた。

(ここまでの移動はこちら)

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今回利用したのは「春秋航空日本」。ご存じない方へ説明すると、同社は中国の航空会社である春秋航空の日本法人として2012年に設立された会社。

これまで営業面で特定の国内航空会社との結びつきはなかったが、2021年6月に日本航空連結子会社になった後、搭乗直後の2021年11月1日より会社名を変更しスプリング・ジャパン株式会社となった。国内では東京成田と広島、札幌を結ぶ路線のほか、佐賀に路線を展開しているのが珍しいところ。

(公式サイトはこちら)

jp.ch.com

2021年12月末以降は再び毎日運航に戻るようだが、搭乗した時期は平日も発売したのち欠航、最終的に運航するのは週末のみ、といったことが何度かあった。ご時世柄仕方ないとはいえ、個人的な印象はやる気があるのかないのかわからない不思議な航空会社という印象がある。それにしても週末の数便しか運航しないのに良く会社が持っている。

当日の話に戻ると、搭乗に際しWebチェックインの制度はなく、カウンターで出発35分前までにチェックイン。この際、早めにチェックインした乗客は自動チェックイン機があるにも関わらずカウンターに誘導され、全ての乗客の荷物をカウンターの重量計で測っているのが印象的。余談だが、この日はPCを持参していて、PCを含めた重量で持ち込み上限の7kgを超えてしまい若干肝を冷やした。聞くとPCは重量計算の対象外だそうで、袋から取り除いた結果は規定未満でひと安心。

手荷物検査場はジェットスターと共用。7時台はジェットスターの出発便が多いことから検査場はかなり混雑しており、通過までに若干の時間を要した。早朝ゆえなかなか早めに空港へ辿り着くのも難しいから、せめて空港到着後は検査場に直行する等の対策を取った方が安心かもしれない。

春秋航空の搭乗口は手荷物検査場目の前の150番台。ジェットスターではここから5分ほど歩くから、近いというのは若干のメリット。

成田空港 第3ターミナル スプリング・ジャパン 搭乗口 春秋航空日本

搭乗口は手荷物検査場の正面

成田空港 第3ターミナル ジェットスター 搭乗口

歩道橋を渡った向こう側がジェットスターの搭乗口

待合室から外を眺めてみると、春秋航空日本の機材が数機駐機されている。搭乗するのはこのうちどれかだろうと思っていたが、ゲートを通過するとバスが待機していた。

成田空港 第3ターミナル スプリング・ジャパン B737-800

使用する機材を目の前に停めておかないのは何故なのだろうか

バスは出発すると第2ターミナルの前を走り抜け、ANAA380を横目に10分ほど走った、第3ターミナルからはかなり離れたところで停車。ターミナル前に駐機しておけば時間も無駄にせず、利便性も高いのにそうしないのはなんとも不思議。

IJ831便 成田空港 スプリング・ジャパン B737-800 沖留め

到着したのは第2ターミナル東側あたり

ともあれ、搭乗して指定座席に着席。この春秋航空日本、シート配置が若干特殊で、進行方向右手の非常口座席より前の区画、つまり1列目から15列目までのD,E,F席については、他の区画よりも座席配置に余裕がある。参入当初には座席指定の手数料が無料だった時代があり、前回搭乗した際には単に乗り得席だったのだが、今回搭乗した際には座席指定料金がかかるようになっていた。もし通常席のなかで座席指定をするのであれば、このエリアを指定するのがおすすめといった感じ。

IJ831便 成田空港 スプリング・ジャパン B737-800 座席

(降機時に撮影)座席そのものはあまり特徴なし

空港内をごろごろと走り第2滑走路から離陸。離陸してしばらくすると右手に霞ヶ浦が見えてきた。写真には映っていないが、上昇中に着陸機と思われる飛行機と交差した。地上では飛行機は大きく見えるが、上空では豆粒ほどの大きさしかない。

IJ831便 スプリング・ジャパン B737-800 霞ヶ浦 風景

(07:47)茨城県上空。不思議な光のさし方

機内を見回してみると空港までのリムジンバス同様、思っていたよりも乗客が多く、自席の周囲は殆ど埋まっていた。ただし早朝ということもあり機内はかなり静か。中国資本の入った航空会社といっても現状は乗客の日本人比率が高く、日本の他の航空会社とそれほど異なるところは見受けられない。

IJ831便 スプリング・ジャパン B737-800 機内

日本語がどこか中華圏っぽいフォント

この日は割と視程が良かったが、機材にWi-Fiの設備がないためリアルタイムに場所を把握することは不可能。それゆえ、これが宮城だろうか、といったレベルでしか判別できなかったが、しばらく眺めていると到達した青森県でようやく正確な現在地を把握。さすがにここまで特徴的な形をしていると分かりやすい。

IJ831便 スプリング・ジャパン B737-800 青森市上空

(08:27)湾のいちばん奥まったところが青森市

成田空港を離陸したのが07:40頃で青森上空を08:30に通過。

ここから降下しながら新千歳空港に向かっていく訳だが、青森から新千歳までは直線距離で約200kmと、残り距離は全体の25%に満たない。であれば30分もかからず、場合によっては早着するだろうかと寝ぼけながら考えていたが、降下には意外と時間がかかる。

この日は北側からの着陸で、一旦空港を飛び越して回り込むように着陸するパターン。乗り継ぎの飛行機までは時間があり特に先を急ぐようなこともなかったが、もし次の予定が詰まっていればなかなかひやひやしたかもしれない。

IJ831便 スプリング・ジャパン B737-800 新千歳空港上空

(08:53)画面奥が石狩湾

左旋回が終わると千歳市街地と大規模な太陽光発電の設備の上空を通過。ここ数年来、日本各地で太陽光発電を見かけるようになったが、果たしてこれは環境に良いんだろうか。視覚的には何度見てもものすごく異様に映るのだが…。

IJ831便 スプリング・ジャパン B737-800 新千歳空港上空

(08:57)黒い

ともあれ、9時ちょっと前に新千歳空港に着陸。その後10分弱地上滑走し、駐機場には定刻から5分遅れの09:05に到着した。

IJ831便 スプリング・ジャパン B737-800 新千歳空港

(09:05)ターミナルいちばん端の搭乗橋に接続

今回ずいぶん久しぶりに利用して、特に航空会社として気になるところはなかったものの、如何せん便数が少なく、それでいて特別安いということもないから、現状ではほかに選択肢がない場合以外は積極的に利用するとはなりづらいかなという印象。

日本航空連結子会社となったことによって、ジェットスターとグループ内で一部路線が競合してしまっているが、これがどのように調整されるのか、あるいはされないのかは興味深いところ。

というお話。