日時 : 2017/08/xx
■ Day1
区間 : 東京都某所→茨城県大洗町
距離 : 108.90km
実走行時間 : 8時間42分
平均速度 : 12.5km/h
経路 : 国6/(茨城)県141/県118/県144/県181/県50/県16/県2
総上昇量 : 601m(最高所:38m)
滋賀から青森まで走った2016年の翌年、2017年のお話。この年は北海道を少しだけ走り、青森に渡ったのち南下して東京を目指すルートを組み立てた。初日は東京を出発し、フェリーの出発地である茨城県の大洗を目指す。
初日に関して言えば、この数年後である2019年の夏と同じようなルート。初日の距離は100kmちょっととさして長い距離ではないが、もしフェリーに乗り遅れでもすれば行程が無茶苦茶になってしまうから割と緊張感のある一日。
朝は東京都内を8時前に出発。割と順調に都内を走行し、8時台後半には東京都/千葉県の県境に到達。そのまま割とハイペースで走っていったところ、柏市内に入ったあたりでぐらつくような違和感を感じ、道端で緊急停止。何事かと思ってタイヤを調べてみると、後輪の空気がほぼ空になっていて、タイヤの側壁が完全にやられてしまっていた。
幸い目の前に自転車店があり入ってみるも、今回乗っているミニベロという自転車のタイヤサイズは特殊で在庫がない。調べて見つけた柏市内の自転車店までは約3kmあり、自転車を担いで移動した。診てもらうとタイヤが完全にダメになっており、出発早々新品のタイヤに交換。5,000円ほどではあるが、序盤から手痛い出費。
修理が終わったのが11時前で、柏から大洗までの距離は80kmほど。残り時間は7時間ほどあり、普通に走れば間に合わないこともないが、なかなか痺れる展開になった。この2年後、2019年の夏も初日にタイヤがバーストしており、どうも初日は運がない。
(その2019年の初日はこちら)
柏出発後約40分で千葉県と茨城県の県境に到達。
昔々この近辺をよくウロウロしていたこともあって、この辺りは走りなれたコース。難読?地名で有名な「小浮気(こぶけ)」からバイパスに入り、牛久沼の畔を抜けた先にある、JR牛久駅手前のセブンイレブンで小休止。
この時点で12時を過ぎ、残り距離は約60km。デッドラインは17:30で、信号待ちや休憩を入れた平均速度が11km/h以上で走れれば間に合う。無茶苦茶な休憩や足止めがないかぎりは通常この水準を下回ることはなく、とりあえずひと安心といったところ。
土浦までは国道6号線をひたすら進んだ後、土浦からは霞ヶ浦の西側を掠めつつ、細かく県道の田舎道をを右左折しながら徐々に太平洋側へ進んでいく。ちなみに従来同様、今回も自転車用カーナビのような便利なツールは持っておらず、休憩等のタイミングで定期的にGoogle Map等で現在地を確認しながら走っていくような古典的な走り方をしている。これでも、いわゆるガラケー時代と比べるとだいぶ楽になった。
しばらくすると涸沼(ひぬま)が現れ、涸沼沿いに東進すると大洗鹿島線の線路にぶつかった後はこの大洗鹿島線と並走して進んでいく。しばらく走ると道路が広くなり、16:45頃に無事乗船場所である大洗のフェリーターミナルに到着。
ターミナル内の自動チェックイン機で手続を終えるとしばらく待ち時間。周囲の近いところにはコンビニの姿が見当たらなかったので、買い物をするのであれば手前でもコンビニを見つけたときに入っておいた方がいいかもしれない。
しばらくターミナル前でぼーっとした後、フェリー近くの2輪車待機場所に移動。17:30くらいに乗船口近くに移動するよう指示があり、再度移動した後いよいよ船内へ乗り込むことになる。
フェリー内の様子についてはこの時ではないが、2019年に乗船した際の記事があるので、以下を参照されたい。
(2019年夏の乗船記はこちら)
(参考)
今シリーズの累計走行距離:108.90km