日時 : 2016/08/xx
■ Day6
区間 : 山形県鶴岡市→秋田県秋田市
距離 : 127.77km
実走行時間 : 6時間30分
平均速度 : 19.7km/h
経路 : 国7
後ろから台風が迫っている。
(前日の記録はこちら)
朝起きてみれば外は晴れており、天気はそれほど悪くないものの午後以降は次第に天候悪化が見込まれている。どこまで行くかは当日になってもいまいち決めかねていたが、仮に能代をゴールとして設定したとき、何らかのトラブルが起きて来た道を引き返すことになった場合、台風に向かって後戻りするのはリスクが高いから、当初の計画よりも距離は若干短くなるがこの日の目的地を秋田に定めた。
この日は秋田市内の一部を除いてずっと国道7号線。
出発後、酒田市の手前までは道路が平坦な上にかなり高規格。速度も乗って1時間ほどで約30kmを走破した。車だとあまり実感する機会がないが、自転車だとなるほどこれが庄内平野と身をもって体感する瞬間。
そういえば、鶴岡を出発した辺りで青看板に初めて「青森」の文字が現れた。まだ300kmと少し遠いが、これから3日もあれば辿り着くはず。
酒田を過ぎてしばらくすると海岸線に沿って進むコースになると、上り坂でスピードが落ち、下り坂を駆け下りを繰り返しながら進む。ちょうどこの頃、進行方向右手には鳥海山の姿が。ばっちり快晴というわけにはいかなかったが、中々壮観。
しばらくすると秋田県に突入。
昨日から走ってきた山形県の面積は9,323平方キロメートルで、全国9位の広さなのだそう。ただ、日本海側に接している部分はさほど長くなく、あっという間に秋田県に突入した。
羽後本荘からは道路はほとんど海岸線を一直線。休憩を最低限にして天気が持っているうちにできるだけ進む、を徹底した結果、お昼過ぎのだいぶ早い時間、14時過ぎに秋田市に到着。なんとか雨に降られずに済んだ。
翌朝のことを考え、チェックアウトが遅めの宿を探したところ、14時からチェックインできる宿が見つかり、早々にチェックイン。自転車は屋内で保管できる場所が見つからず、ホテルの建物横に駐輪。座席の雨よけとして大量のコンビニのレジ袋を被せておいた。正直効果があるかは微妙だが、ないよりはマシということで。
宿に着いてから調べてみると、徒歩圏内、比較的近いところに比内地鶏のお店を見つけ、早めの夕食。
食事から戻って天気予報を見てみると、深夜から翌日朝にかけて秋田市を台風が直撃するルート。台風の速度はすこし早い自転車くらいのもので、昼間から休憩なく走っていれば青森まで逃げ切れたかもしれないが、常人の体力ではそんなことは難しく、そもそも危険が過ぎる。
という訳で、天候の回復を願いつつも、最悪延泊覚悟でこの日は就寝。
(参考)
今シリーズの累計走行距離:818.78km