使いどきが難しい。
(2021/09/29追記)
正式にプレスリリースがあり記事修正。現行制度の変動レート化ではなく、「いつでも特典航空券」として現行の特典航空券制度とは別枠で運用される模様。
(公式プレスリリースはこちら)
(追記ここまで)
つい先日、日経新聞にこんな記事が掲載された。
(以下、日経新聞公式サイト)
記事によると、現在距離ごとにA区間、B区間、C区間の3段階の固定レートになっているJALの国内線特典航空券について、特典航空券の空席枠に関係なく、追加マイルを支払うことで特典航空券を予約できる制度が導入された国際線同様、座席の埋まり具合によってレートが変動する方式に移行することを検討している模様(2021/09/29事実誤認を訂正)。11月1日より、11月2日以降の搭乗を対象として予約ができるようになるのだそう。
元々上級会員には必要マイル数の2倍で特典航空券を取得できる制度が存在し、この制度を下回ることはできないとはいえ、B区間の24,000マイル/片道,、C区間の40,000マイル/片道あたりはさすがにちょっと高いなという印象を受けた。場合によってはeJALポイントに交換し、購入した方が安いケースもあるかもしれない。
勿論この苦しい状況のなかでも潰れないようにするのが一番だが、個人的な感覚として近頃の必要マイル数が増える一方の風潮は残念。ただでさえ、これとは別に10月31日以後の申し込み分からは一部空港発着便について国内線旅客施設使用料(PFC)に相当するマイルが追加で必要になっており、高単価では使いづらくなってきたな、という印象がある。一昔前は3-5円/1マイルくらいだったが、今では良くて2-3円/1マイルといったところ。
こうして制度が変化しやすい業界ゆえ、ポイントはあまり持ちすぎないようにするのが賢明かもしれない。
(PFCに関する公式サイトの掲示はこちら)
そんなお話。