便名 : ANA/NH2428
日付 : 2020/10/xx
機材 : B737-800(73L)
区間 : 鹿児島(KOJ)20:40→名古屋中部(NGO)21:55
所要時間 : 01:15
区間マイル : 411
搭乗クラス : 普通席
運航 : SNA(ソラシドエア)
JALで鹿児島に辿り着き、Unitedの特典航空券で帰る。
(往路はこちら)
久しぶりにソラシドエアに搭乗。個人的な搭乗経験としては、5年以上前に那覇から鹿児島まで利用して以来だろうか。
今回は鹿児島から新潟までの特典航空券として発券している。これには、
- 鹿児島/中部国際(今回のフライト)
- 中部国際/福岡
- 福岡/新潟
以上の3フライトが含まれ、合計で6,000マイル。
ご存じの方も多いかと思うが、スターアライアンス所属のUnited(UA)は特典航空券のルールが国内の航空会社と異なっていて、1便ごとにマイルを消費するではなく、起点-終点間の直線距離マイル数に基づいて必要マイル数が設定されている。従って、直行便のない地域間の移動では国内の航空会社より少ないマイル数で移動ができることになる。
マイルを積算するのはちょっと大変で、うまく利用するには難易度が少し高めではあるが、他にもエクスカーショニスト・パーク*1のような特徴的な制度があったりと、うまく活用すると割安に移動ができるのが面白いプログラム。
なお、2020年10月の搭乗当時はANAのコードシェア便名がついているAirdo、ソラシドエア、スターフライヤー等のいわゆる新興航空会社も利用することができ、今回実際に利用しているが、その後のルール改訂によって利用できなくなっている(=ANA運航便のみ利用できる)ようなので注意。ここに限らず、海外の航空会社は比較的特典航空券のルールが変わりやすく、即日変わることもあるので、あまり多くのマイルを保有しているのは得策ではない。
この日、日中は宮崎市街地を訪れており、チキン南蛮の有名店「おぐら」で昼食。こちらがチキン南蛮発祥のお店なんだそう。どうやら、元祖を主張しているお店は2店舗存在するようだが…。
(訪れたお店の公式サイトはこちら)
注文した「スペシャルランチ」はチキン南蛮、エビフライ、バーベキュー串と代表的なメニューが網羅されていてボリューム満点。
その後空港に戻ると出発までは1時間ちょっとと、食事するには少し忙しない程度の微妙な残り時間*2。鹿児島からJAL系以外で移動するのは久しぶりで、時間調整も兼ねて鹿児島空港のANAラウンジに初アクセス。
ちなみに、Unitedのマイルでチケットを手配した際、手配画面で予めANAの会員番号を入力してある。そのため、チケットにはANAの会員情報も反映された状態になっており、特に追加の手続なくラウンジに入室できた。これをしておくとライフタイムマイルはANAに加算されるから、登録しておいて損はない。
しばらく時間を潰してから搭乗。普段搭乗しない航空会社だけあって、座席の模様がなんとも目新しい。元々ソラシドエア前身のスカイネットアジア時代を含めてLCCでなく、座席間隔は大手と同程度。機材も同じB737-800だから、特に大手航空会社との大きな差異は見当たらない。強いて言えば機内Wi-Fiがインターネットに対応しておらず、提供されている雑誌や映像以外が見られないくらいだろうか*3。
新興航空会社の楽しみといえば各社特色のあるスープで、ソラシドエアはあご(トビウオ)のスープが有名だが、このときは状況が状況ゆえ、暖かい飲み物の提供が中断されており、残念ながらありつくことはできなかった。
夜中では特に何か機窓に楽しみがあるでもなく、ぼーっと機内Wi-Fiを物色。大手航空会社とは毛色の異なるラインナップの動画をつまみ食いしていると1時間ほどの所要時間はあっという間だった。
そんなこんなでセントレア(中部国際)に22時前に到着。そういえば、手荷物受取所にはご当地グルメの矢場とんの豚に、常滑焼の招き猫の姿。よくよく考えるととんかつ屋さんで豚のマスコットとはなかなかシュール。
次の搭乗便は翌日昼で、この日は中部地区の常宿になりつつある空港島内のフォーポイントバイシェラトンに投宿。
(過去の宿泊記はこちら)