日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【自転車】2016年夏・日本縦断(Day5)


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日時 : 2016/08/xx

■ Day5
区間 : 新潟県新潟市山形県鶴岡市
距離 : 137.04km
実走行時間 : 6時間26分
平均速度 : 21.3km/h
経路 : 国113/国345/国7
 
いよいよ東北に足を踏み入れる。

(前日の記録がこちら)

biketourist.hatenablog.com

この日の走行距離は140km程度の中距離。米原からしばらく走ってきた国道8号線が新潟で終わり、新潟からは青森まで続く国道7号線を中心としたルートを進んでいく予定。

朝は7時前にホテルを出発。

新潟市内から村上の先にある勝木までは国道113号線国道345号線のルート。新潟空港脇を抜け、右左折を繰り返しながら郊外へ進む。道が平坦で直線基調ということもあってか、かなりのハイペースで推移。

出発して1時間ほどして最初の休憩。

夏場は暑さですぐ喉が乾くから、過去には一日に10L以上の水分を摂ったこともあるほど。だいたい一度コンビニに立ち寄るとペットボトルを3本買い、1本はすぐに飲み干し、1本は自転車のホルダーに、1本は凍った飲み物を鞄に、というパターンが多い。空調などない自転車のこと、真夏であれば凍った飲み物も10分経てば完全に溶けてしまい、20分もすると温くなってしまうのが難しいところ。

新潟県 冷凍ペットボトル飲料 自転車旅行

夏場は10分もしないうちに溶けてしまう

出発して3時間ほどで60kmを走り、村上市へ到着。村上牛や鮭なんかが有名な土地だが、この時点でまだ10時過ぎ。昼食にはすこし早すぎ、ここでの昼食は先送りにしてそのまま進むことに。

村上から先、海沿いは「笹川流れ」という景勝地。この辺りはJRも夕陽を鑑賞できる観光列車を走らせている。

新潟県 村上 笹川流れ 自転車旅行

レトロな看板

しばらくJRの線路(羽越本線)に沿って走っていき、桑川駅に隣接する道の駅で小休止。

新潟県 村上 笹川流れ 自転車旅行

夕方がおすすめ

ところで、以下の景色に見覚えのある方はいるだろうか。この旅行中ではなく、別の機会に訪れた際の写真なのだが。

新潟県 笹川流れ だるまやウィリー事件 自転車旅行

(別日撮影)いわゆる「だるま屋ウィリー事件」の現場

実はここ、有名な「水曜どうでしょう」において、東京から北海道までスーパーカブで向かう道中、片側交互通行のスタートに失敗、原付バイクがひっくり返った場所。改めて映像を見返してみると、当時、ちょうど今走ってきた道を建設中していたようで、その工事現場を通行した結果、運悪くあの事故を起こしてしまったように見える。

桑川駅から勝木の交差点に向かう途中にこの場所があり、付近のフェンスを見ると、過去にここを訪問した人々の形跡が垣間見れる。あまりよろしい行いではないが…。

新潟県 笹川流れ だるまやウィリー事件 自転車旅行

激突

ともあれ、そんな歴史的?な場所を通過し、ほどなく国道7号線に合流すると、10kmも走らないうちに山形県に突入。

新潟県 山形県 県境 自転車旅行

東北入り

引き続き道は平坦で、20km/h台中盤のスピードでしばらく進行していくと、120km過ぎからこの日ほぼ唯一の小高い丘。最高所で100mほどあったものの勢いで上り切ると、あとは鶴岡市内までは下り坂と平坦路。最後の30分ほどだけ雨に降られたが、ひどく濡れる前に無事ホテルに到着した。

何となくペースが早いなとは思っていたが、一日終わってみると平均時速はまさかの20km/h超え。この距離を6時間台で走りきれたのは地味に大きい。

夕食はホテルのレストラン。噂に聞く「だだちゃ豆」を初めて口にすることができた。

山形県 だだちゃ豆 自転車旅行

確かに違うような気がする

部屋に戻ってニュースを見てみると、台風が接近しているという不穏なニュース。今回、日程には余裕があるが、行程をどう組んでいくかがなかなか悩ましい。

(参考)
今シリーズの累計走行距離:681.74km