日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【自転車】2022年冬・日本一周Final(Day2)


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日時:2022/01/xx

■ Day2
区間:宮崎県延岡市→宮崎県宮崎市
距離:90.25km
実走行時間:6時間36分
平均速度:13.67km/h
経路:国10/(宮崎)県10/国10

2日目。宮崎県内を南下し、宮崎市を目指す。

(前日の記録はこちら)

biketourist.hatenablog.com

前日走っていて気付いたのだが、延岡から宮崎までは約90kmほどしかない。どういう訳か当初計画を立てた際には115kmとして計算しており、これは嬉しい誤算。その後誤解の原因を考えてみたが、あまり具体的な理由が思い付かなかったのでたぶん単なる勘違い。

ルートは主に国道10号線。地図上、途中の日向市を少し越えたところまでは若干の山があるが、その先は宮崎平野に入るため距離が短い上に平坦な走りやすい一日の予定。

実はこの日、朝から車で「トトロのバス停」を見物しに行っており、車で延岡駅に戻ってきたのが8時過ぎ。それから朝食を摂り、少し遅めの9時前に宿を出発した。南へ南へ走っているものの、さすがに早朝は空気が冷たい。走り出しは身体が堅く、身体が暖まるまでにはおよそ5kmほど走る必要がある。

宮崎県 延岡市街地 自転車旅行

天気は運良く快晴無風

出発して数100mほどのところにある青看板には「宮崎」「熊本」「高千穂」が右折の看板。ただ、予定していたルートとは異なる指示だったため、これは無視して直進することに。それにしても、山を越えることになるから自転車向きではないとはいえ、熊本まで139kmというのは思ったよりも近い。

宮崎県 延岡市街地 青看板 自転車旅行

どういうルートで宮崎に向かうのだろうか

しばらくすると進行方向右手と正面に工場が見えてくる。この延岡という街、「イヒ!」でお馴染みの旭化成企業城下町ということもあり、あちこちに関連会社の工場がある。そういえばこの「イヒ!」というワードが出てくるCMを最近見かけない気がするのだが、今でも使っているのだろうか。

宮崎県 国道10号線 自転車旅行

年始早々から稼働中

ともあれ、五ヶ瀬川、大瀬川と川を続けざまに2つ越え、突き当たりを左折、線路の下を潜ってしばらく走ったところで国道10号線に復帰。ここからしばらくの間は道なりに走っていくことになる。門川町に入ったあたりで道路脇には背の高い木が立ち並び、南国らしい雰囲気に。

宮崎県 国道10号線 自転車旅行

南九州で良く見る風景

この頃、進行方向、逆方向どちらの向きにも、2台連結のトレーラーを良く見かけるようになる。

宮崎県 国道10号線 自転車旅行 ダブルトレーラー

いくつかの会社の車を見かけた

後から調べてみると、この車両は「大型バルクフルトレーラー」と言うらしいのだが、真横を通過していくとなかなかの迫力。コンテナの下が吹き抜けになっている海外コンテナのトレーラー程ではないが、脇を通過する際にはそれなりの風圧で、巻き込まれないように注意しなければならない。

前日がかなり長い登坂区間が続いたせいか、この日は上り坂があってもそれほど辛さを感じない。上り下りというよりは上ったらしばらく平坦で、その後下り坂、という分かりやすいコースだったこともあり、気楽に距離を稼いでいける。

私自身がサーフィンをやらないからあまり詳しいことは分からないのだが、宮崎は有名なサーフポイントがいくつかあるらしく、道沿いにはお洒落な商業施設なんかも見受けられた。走りながら海を眺めると、海上には波を待つサーファーの姿がちらほら。

宮崎県 国道10号線 自転車旅行

遠く海上にはサーファーの姿

しばらく走っていて気付いたのだが、宮崎は自転車に優しい。というのも、この日の道中殆どの区間で自転車が走行可能な歩道が整備されているうえ、その歩道も道路との境目の段差が極力少なくなるように調整されている。今回乗車しているミニベロはサスペンションがないから段差は疲労に直結する訳で、この配慮はとてもありがたかった。

宮崎県 国道10号線 自転車旅行 歩道の段差

場所によるが、全体として段差は殆どない

さらに走っていくと、突然道端に山羊が現れた。のんびり草を食んでいたが、これが最近ニュースになった除草をする山羊というやつだろうか。単に飼われているだけかもしれないが。

(JRも利用するという、「除草ヤギ」の詳細は以下公式サイトを参照)

jo-kikaku.jp

宮崎平野に入ると更に起伏がなくなり、さらに走りやすくなった。新富町を過ぎ、一ツ瀬川を渡ると宮崎市に到達。海沿いを走っているせいもあるだろうが、この日はずいぶんと川を渡ったような気がする。

宮崎県 国道10号線 自転車旅行 宮崎市境

あと少し

宮崎市に入った直後、一旦国道10号線を離れて宮崎県道10号線へ。さすがに県道は若干歩道の幅も狭くなったが、この区間の国道10号線は丘を越えるようなコースに見えたからこちらが最善と判断。

少し走ったところで左手に駅が見えて小休止。ここが佐土原駅で、「さどわら」と読む。「原」を「ばる」と読みがちな九州にして「わら」と読むのは珍しい。いずれにしてもノーヒントで読める人は殆どいなさそうだが。駅正面には年末年始らしく門松が置かれている。

宮崎県 JR日豊本線 佐土原駅 駅舎

帰省客の姿も見られた

駅の傍らには県内の観光地のPR看板…があるのだが、長年風雨に打たれたせいか、えらく汚れてしまっている。遠目から見たときにはこのような模様なのかと思ったが、どうやらそういう訳でも無さそうなのが悲しい。

宮崎県 JR日豊本線 佐土原駅 観光看板

キリンの網目か何かかと思った

ともあれ、駅の見物を終えて走行再開。その先の交差点では直進すると国道10号線に復帰。左折すると一ツ葉有料道路に進むことになるが、今回は直進して国道10号線を進む。なお、この一ツ葉有料道路には歩道があり、通行料を支払えば自転車でも通行できるのだとか。

しばらく先に進み、宮崎神宮駅を越えた辺りの青看板にはついに「鹿児島」の文字。トータル9,000km以上走ってきて、ついにゴールが現実的なものとして見え始めた。

とはいってもこの時点ですでに15時を廻っていたからこの日のうちに鹿児島に到達することは不可能で、この日は宮崎泊。16時過ぎに宮崎駅に到着し、早めの夕食を摂りに近くの「おぐら 瀬頭店」に向かい、その後ホテルへチェックイン。この日の宿は「JR九州ホテル 宮崎」。

JR九州ホテル 宮崎 ホテル外観

無事明るいうちに到着

移動日からカウントするとこの日が3日目で、道中初めての洗濯。時期が時期だからか、コインランドリーが他の利用客とかち合わなかったのはよかった。

翌3日目はいよいよゴール、鹿児島を目指すことに。

(参考)
①前日までの累積距離(日本一周):9,705km
②今日の走行距離:90km(km未満四捨五入)
③累積走行距離:9,795km