日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【自転車】2016年夏・日本縦断(Day8/最終日)


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日時:2016/08/xx

■ Day8
区間:秋田県能代市青森県青森市
距離:144.22km
実走行時間:8時間33分
平均速度:16.8km/h
経路:国7/(青森)県13/県285/国101/国7

(前日の記録はこちら)

biketourist.hatenablog.com

早いもので今シリーズ最終日。朝起きると外は濃い霧が立ち込めていた。

秋田県 能代市 濃霧 自転車旅行

夏でもこれほど深い霧が立ちこめることにびっくり

天気はどうだろうかと心配しているうち、じきに回復してとりあえずひと安心。この日の距離は中程度の140km程だが、前日かなり短い距離で疲れていなかったこともあり、早めの6時30分過ぎにスタート。

最終日となる8日目は次回青森から東京に向かって走るとき、スタートとなるであろう国道4号線の終点を目指す。これまではしばらく日本海沿いを走ってきたが、ここから先の国道7号線が内陸に進路を取るため、この日は山の間を縫うように進んでいくことになる。

能代を出発してしばらくすると米代川を跨ぎ、その後大館までこの米代川と並走。前日の雨の影響もあるだろうか、割と水量は多いように見える。

秋田県 国道7号線 米代川 自転車旅行

米代川能代まで国道と並走している

能代を出発してから大館までの約50kmで上昇する標高は60mほどで、緩やかな上り坂。スタート地点の能代市は海抜ほぼ0メートルだが、ちょうど中間地点あたりの秋田県青森県の県境の辺りまではずっと上り坂で、最終的には250m程度まで上ることになる。1週間も走り続けていると少し筋肉もついたようで勾配も大して苦にならず、平均速度20km/hほどで進んでいった。

そういえば、大館市内の青看板には「大館樹海ドーム」の文字。何があるんだと思って後日調べてみると、構造材に秋田杉を使用した、野球ができるドームなんだそう。室内の写真を見てみたかぎり、東京ドームの構造に似ているが、木造の分だけ、屋根の骨組みがかなり太めに組まれているようにも見える。

(公式サイトはこちら)

www.jukaidome.com

秋田県 国道7号線 青看板 自転車旅行

何物かと思った瞬間

大館市内で国道7号線はルートを北に変えて本格的に山登りコースに入り、約20kmで200mを上がっていく。平均勾配と考えれば標高1m/距離100mで1%程度だが、その程度の勾配だとしても20kmも続くとなかなかしんどい。ただ、この辺りは景色が何とものどかで走っていて中々楽しい。

秋田県 国道7号線 大館市内 自転車旅行

日本の原風景とはこんな感じだろうか

この日はわりあい涼しく最高で30℃くらいだったが、街中を外れると日陰が少なく暑さにやられがち。そんなとき、頂上まであと5kmくらいのところの右手に観光地のような雰囲気の場所が現れて小休止。

ここは「長走風穴」というそうで、真夏でも0℃から5℃ほどの冷風が吹き出す風穴だそう。道端の駐車場が既にかなり涼しく、ところによっては若干寒いくらいだったが、休憩するにはちょうどいいスポット。

(観光協会?のサイトはこちら)

visitakita.com

休憩を終え、しばらく走ると「道の駅やたて峠天然杉といで湯の里」を通過。この道の駅のすぐ先に最後の県境がある。

秋田県 青森県 県境 自転車旅行

ついに最後の都道府県

青森県に入ると暫くは下り坂。200mちょっとまで上がってきたから、下り坂もそれなりの長さが続く。大して体力を消費せずにある程度のスピードが維持できたまま、能代から90km地点で津軽平野の入り口、大鰐の街に辿り着いたのはまだ午前中のこと。トータル140kmの日の午前中に90km走れているというのは気分的にだいぶ大きい。

コンビニで30分弱休憩して再度スタート。地図を見てみるとここから先は国道が遠回りで、東北道に沿って進む県道13号線に乗り換え。この辺りでは西の方角に岩木山(津軽富士)の姿。この時間帯は雲が多く、しっかり見えなかったのが少し残念。

青森県 県道13号線 岩木山 自転車旅行

曇ってしまった

その後県道13号線は県道285号線と合流し、少しだけ国道101号線を走った後、JR大釈迦駅の先で再度国道7号線に復帰。しばらく山の中を走ると津軽新城の手前で道路が片側2車線に増え、だいぶ街に近づいた雰囲気を感じ始める。そのまま進んだ先に現れたのが北海道新幹線で、右手には新青森駅

新青森駅から青森駅までは6kmほど。のんびり走っても30分かからず、出発から8時間ちょっとの15時頃、無事今回のゴールに到着。

青森県 国道4号線 国道7号線 終点 自転車旅行

次回、日本橋までは740km

この後東京に帰ることになるのだが、当時自転車では未踏の北海道を一瞬でも訪れたく、船で函館へ移動し、函館で数日過ごした後、飛行機に乗って帰ってきた。

津軽海峡フェリー 自転車 駐輪 自転車旅行

2010年以来、久々に自転車旅行中のフェリー

自転車で走ったのは函館港からホテルまでのわずか数kmだが、道幅の広さなんかは青森と全然違い、北海道に来た、という印象を強く受けたのを覚えている。函館駅前で記念写真を撮り、この日の宿には21時30分頃に到着。

北海道 JR函館駅前 自転車旅行

この日は函館に到着して一日を終了

函館での数日間は機会があれば別途記事にするとして、ここまでが2016年夏に挑戦した、自転車による日本縦断旅行のお話。

トータル1,000kmほどで日数も8日と、これまで数回の自転車旅行と比べると距離も日数もコンパクトだったものの、前回2010年春から6年振りということもあって、中々ハードだったな、という印象がある。

ともあれ、今回の完走で残すところは北海道と東日本の太平洋側、東西九州となり、日本完走に向けてだいぶ先が見えてきたという状況。この後も少しずつ未走破区間を潰していくことになるのだが、それは別のお話。

(参考)
今シリーズの累計走行距離:1,025.79km