日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【日本の絶景】17.高麗の巾着田(埼玉県)


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場所 : 埼玉県日高市
時期 : 2019年10月第1週頃

埼玉県 高麗の巾着田

鮮烈

秋は何かと色鮮やかな季節。例年であれば比較的飛び回りがちな季節ゆえ、案外関東の景勝地を訪れたことがなかった。そんなことに気づいたこともあり、この年の10月初頭は関東をのんびり散策することに。

訪れたのは埼玉県日高市にある「高麗(こま)の巾着田」。元々が埼玉県民ではないから日高市と聞いてもいまいちピンと来ないが、近頃ムーミンバレーパークが開園した飯能市の近くに位置する人口5万人ちょっとの小さな街。アクセスは西武秩父線高麗駅から徒歩か、もしくは八高線高麗川駅西武池袋線飯能駅からバス。

■ 地図情報


会場に入ると一面に彼岸花(曼珠沙華)。この会場には約500万本が植えられているのだとか。勿論綺麗ではあるのだが、携帯カメラでは色が潰れてしまうほどの鮮やかな赤は毒々しさすら感じる。

どうやらこれは間違った感覚ではないようで、この彼岸花、比較的強い有毒成分が含まれているのだそう。田んぼの畦道なんかに彼岸花が植わっているのは、この毒性を利用して農作物を護るためなんだとか。改めて先人の知恵を感じる瞬間。

埼玉県 高麗の巾着田

絶景というか、奇景というか

なお、2021年については、新型コロナウィルス感染症の影響により開花前に刈り込むことになり、花の鑑賞はできないとのこと。2022年以降、機会があれば訪れてみてはいかがだろうか。

(公式サイトはこちら)

www.kinchakuda.com


というお話。