日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】こだま703号(東京/静岡)


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便名 : こだま703号
日付 : 2020/04/xx
区間 : 東京(06:57)→静岡(08:18)
乗車クラス : グリーン車
運行 : JR東海

静岡でちょっとした用事。時間を調べてみると、予定よりすこし早く出ればN700Sの便があることが分かり、数日前に「EXこだまグリーン早特」でチケットを手配した。そんな訳で早朝6時台の東京駅からスタート。

東西線大手町駅から歩き、出発15分ほど前に東京駅の日本橋口に到着。

東京駅 東海道新幹線 改札口 日本橋口

東西線大手町駅からは迷わなければ徒歩5分強

ホームに上がると、乗車する列車がちょうど入ってくるところ。余談だが、早朝始発近くはまだ本数も少なく、昼間と比べると早めに乗車できる。いまは臨時列車の本数も少ないので尚更かもしれない。

せっかくなので隣のホームから写真を撮ってみた。

東京駅 こだま703号 N700S 先頭車

先頭部分の形状が変わったとか

細かい造りはよく分からないが、運転席のドアから先頭方向に描かれている短い帯、従来型のN700にはなかったような。

前述の通り、今回はグリーン車

(前回、普通車に乗車したときがこちら) 

biketourist.hatenablog.com

乗車してみると、より鮮やかになった普通席と反対に、こちらはより落ち着いた雰囲気に。いずれも座席の表地の色の影響によるところが大きいか。ちなみに普通席共々、水分に反応して模様が変わる生地を採用しているそうで、例えば飲み物をひっくり返したりすると、すぐ分かるようになっているのだとか。

そういえば、新幹線のシートピッチは普通席で1,040mm、グリーン車で1,160mmで、意外にも?前後幅は120mmしか変わらない。いずれにしても、飛行機(国内線)の790mmと比べるとどちらも十分なスペース。

こだま703号 N700S グリーン車 座席

模様の濃淡は日差しの加減ではなく模様

ともあれ、着席すると程なくして出発。出発直後、ビル群を抜けていくのをぼーっと眺めているのが割と好きな時間。

こだま703号 有楽町駅 車窓

この風景もここ数年でだいぶ変わった

のぞみも停車する品川、新横浜ではさすがに追い抜かれることはないが、小田原では数分間の通過待ち。ここから先、追い抜き設備のない熱海を除くほぼ各駅で後から来る速達列車に道を譲ることに。

行程の中ほど、三島を出発すると新富士の間では進行方向右手、D席側に富士山。上空から眺めても十分な存在感だが、地上から眺めるとより大きく見える。

こだま703号 富士山 車窓

運よく晴れてくれた

そんなこんなで新富士を出発し、東京駅から80分ほどで静岡駅に到着。こだまだと80分だが、ひかりだともう少し短い1時間ほどでここまで来られるので、毎日通勤する必要がなくなりつつある今では十分通勤圏内なのかもしれない。

東京の家賃を考えると、職種によっては若干通勤に時間が掛かるようになっても、今後は郊外に住むというのも1つの選択肢のように思う。一連の事態が収束した後、また従来通り出社する世の中に戻るとなかなか大変になってしまうが…。

こだま703号 N700S グリーン車 車内

到着前は全点灯

というわけで、早朝の静岡駅に到着。N700からN700Sへの改良点として、揺れが少なくなったと言われているが、滅多に新幹線に乗らない身からすると、進化を体感できなかったのが残念。

ともあれ、到着して時間はまだ8時過ぎ。1日が有意義に使えるのはありがたい。