日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】のぞみ235号(東京/新大阪)


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便名 : のぞみ235号
日付 : 2022/01/xx
区間 : 東京(15:39)→新大阪(18:06)
乗車クラス : 普通車指定席(特大荷物スペース)
運行 : JR東海

大分へ向かうため、東京駅にやって来た。

普段飛行機移動を中心にしている身からすると、東京駅は何とも新鮮。飛行機であれば割とギリギリに空港に到着するのだが、新幹線に駆け込み乗車というのは避けたいと思った結果、30分以上前に到着してしまった。ホームに到着した時点では1本前の新幹線ならまだしも、2本前の新幹線が停車している有り様。さすがに早すぎた。

東海道新幹線 東京駅 ホーム

まだ前の便が停車中

この日利用するのは「特大荷物スペースつき座席」。今回は自転車を持っているから新幹線で移動している。以前も説明したかもしれないが、航空機で自転車を運搬する場合、新幹線以上に事前の準備がめんどくさいのだ。

東海道新幹線 東京駅 ホーム 自転車

早すぎればホーム上の居場所に困る

(詳細は以下記事参照)

biketourist.hatenablog.com

なお、大分に向かうにも関わらずそのまま小倉へ向かわないのは手配した切符によるせいで、今回、先に新大阪から大分までの「スーパー早特きっぷ」を購入しており、きっぷを発券するために一度新大阪で下車する必要があった。その際、ついでに新大阪で夕食を摂っていこうという裏の目的もあるのだが。

ただ、よく考えればエクスプレス予約で小倉まで、その先はネットきっぷで大分まで購入すれば早期購入がなくともほぼ同額だった訳で、大きい荷物を持って駅構内をうろうろする必要もなく楽だったのではないかと今になって思う。

ともあれ、車内清掃が終わって乗車開始。私自身タバコは吸わないのだが、ちょうど空いていた7号車の喫煙ルームに近い3列席の窓側、A席を指定した。本当はE席の方が好みなのだが、2列側では自転車が収まらず若干ながら通路を塞いでしまう。

座席ポケットには、最近始まったという「S Work車両」の案内が入っていた。なお、年末年始は運用を停止しているとのこと。

(公式サイトの案内はこちら)

https://jr-central.co.jp/ex/s_work/

東海道新幹線 のぞみ235号 S work車両 案内

S Work車両の説明書

乗車率は30%にも満たないかなというレベル。各列に1-2人いるかいないか、という状況で東京駅を出発。

「特大荷物スペース」の制度は運用が開始されて1年以上が経過しているはずだが、相変わらず運用が定着していないようで、品川駅から乗車してきた乗客が荷物を置いて前方座席へ消えていった。私自身も予約こそすれ、スペースに対して追加料金を払っていないから権利を強く主張することもできないのだが、自転車にぶつけるように荷物を置いていくのを見るとあまり気分の良いものではない。

ともあれ、出発して40分ほどした頃に熱海駅を通過。富士山はE席側で、この日座っているA席側からは綺麗に見られない。三島駅に差し掛かる前に席を立ち、富士山を眺めにデッキへ向かった。この日はなかなか天気が良く富士山ははっきり見えるのだが、新幹線の速度が速すぎてカメラのシャッターが止まらないのが難しいところ。ちょうど新富士駅の前後が最も綺麗に富士山を望めた。

東海道新幹線 のぞみ235号 富士山 車窓

手前の地面が流れている

静岡駅を通過する辺りで日没を迎え、その後は闇の中。次々と駅を通過し、定番の「定刻通り三河安城の駅を通過…」のアナウンスを聴いてからほどなくして名古屋駅に到着。2021年の年末にはとんでもない大雪で新幹線も遅れ運行になっていたようだが、この日は幸い定刻通り走っている。

名古屋を出発し、岐阜羽島を通過すると徐々に灯りが少なくなり関ヶ原に突入。外は真っ暗であまり様子は窺えないが、関ヶ原を抜けた米原駅を通過する際には線路の間に雪が積もっている様子が見てとれた。

その後寝てしまったようで、気づくと京都駅に停車中。件の自転車脇の荷物はいつの間にかなくなっていた。京都駅を出るとあっという間に新大阪駅に到着。新大阪駅では一旦改札を出て予約している切符を発券する必要があるが、最寄りのきっぷ売り場はJR東海管轄で、e5489のきっぷを取り扱っていない。新大阪駅はこの辺りが少しややこしい。

次の新幹線までは2時間少しの待ち時間。再度改札内に入り、夕食を摂ることにした。その辺りについては次の記事で。