日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】きりしま18号(鹿児島中央/宮崎)


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便名:きりしま18号
日付:2020/08/xx
区間:鹿児島中央(18:28)→宮崎(20:44)
乗車クラス:普通車自由席

鹿児島を訪れ、晩に宮崎に移動、翌朝以降に東に戻っていく旅程。宮崎に到着した後に飛行機が欠航になったことを知らされ、急遽旅程を変更することになったのだが、この時点ではまだその事を知るよしもない。

出発前、鹿児島中央駅周辺で夕食。鹿児島は黒豚の産地だけあって、他の街と比べて豚料理のお店が多い印象がある。しかも東京で食べるよりもお値段がお手頃なのが嬉しい。

中でも、鹿児島中央駅から徒歩5分ほどのところにある「とんかつ川久」は個人的なお気に入り。人気店なのでハイシーズンはえらく待つこともあるが、ここ数年のうちに整理券発行機が設置され、順番が来ると自動音声の電話が鳴るように。涼しいところで待っておくことができるようになったのはありがたい。

(自治体?による紹介ページはこちら)

www.kagoshima-yokanavi.jp

鹿児島中央駅 とんかつ川久 黒豚ロースかつ

滞在中、一度は立ち寄りたいお店

この日は幸い17時の開店と同時に入店でき、無事に食事にありつけた。その後しばらくすると満席になったので、なかなか危ういところだったが。食事の後、鹿児島中央駅に戻って列車待ち。乗車する「きりしま18号(当時)」の出発は18:28で、その10分ほど前に列車がホームに入ってきた。

乗車当時、鹿児島-宮崎間の特急は概ね1時間に1本程度特急が走っており、中でも朝と夕方の2本は前方が見渡せる造りになっている783系車両が充当されていた。この列車、宮崎方の先頭車両は自由席になっているので、この日は少し早めに駅に着いて最前列を確保。なお、2021年3月のダイヤ改正で減便された際に車両が変わってしまい、現在は基本的に全列車787系での運転になっている。

鹿児島中央 783系 先頭車 自由席 前面展望

窓まで少し距離があるが、景色を眺めるには十分

南九州で、かつ8月くらいの時分だと、19時が近くなってもしばらくは明るく、車窓を眺められるのはなかなか楽しい。

鹿児島中央 783系 先頭車 自由席 座席

全体的に窓が大きい

18:28に出発してから40分ほどは特急と言いつつも、ほぼ各駅停車。乗車した車両には殆ど他の乗客はいなかったが、JR九州の制度上、25km未満区間の特急料金は310円で、通勤に特急を利用する乗客もそれなりに多いのだとか。関東のように普通列車の本数が多くないがゆえの使い方かもしれない。

鹿児島空港の近く、京セラの工場なんかがある国分を過ぎると停車駅が減り、ようやく特急らしい走りに。ただ、山間部に入りトンネルも増えていくため、携帯の電波がなかなか入りづらく、調べものもままならない。そして、なかなかの振動。さすがに普通列車のように座席から射出されんばかりの揺れ、とはならないが。

この頃になると、いくら南九州といってもさすがに真っ暗。あまり灯りもない辺りを走る様子は、さながらディズニーランドのスペースマウンテンに乗っているような状態。運転席からはもう少し視界が広いとはいえ、運転していて怖くないのだろうか。

闇の中を走り続け、出発から1時間30分弱ほどで都城に到着。その後、何度か行き違いで待ち合わせをするのだが、行き違う対向列車の遅れをもらってこちらも数分遅れ、最後までその遅れを取り戻せないまま、21時前に終点の宮崎駅に到着した。

ほどほど遅い時間だったこともあり、そのまま駅近くにあるホテルに投宿。

宮崎駅 783系 外観

地方都市間の移動は今後どうなるだろうか

今回乗車した「きりしま号」は、新型コロナウィルスの影響を受け、2021年3月のダイヤ改正で一部列車が間引かれ、また、競合相手となる「はまゆう号」も2021年3月以降で運休など、地方の公共交通網に大きな影響を与えている。

他の地方についても、公共交通機関の深刻なニュースが立て続けに聞こえており、今後、地方都市間の移動がどうなっていくのかが気になるところ。