日時 : 2020/09/xx
区間 : 福岡県北九州市→大分県大分市
距離 : 125.82km
実走行時間 : 8時間06分
(初日はこちら)
自転車による九州縦断の2日目。日程の都合上、北九州から鹿児島まで1回では走りきれず、今回は大分までで打ちきり。
前日は17時過ぎに佐賀県鳥栖市に到着し、その後輪行で小倉に移動して宿泊。この輪行でショートカットした区間はまだ学生だった2008年の夏に走っている。2日目となるこの日は前日同様6時過ぎに起床し、7時過ぎにホテルを出発。
前日は久しぶりの長距離走行ということもあって宿に着くなり寝てしまったため、朝はまず朝食を摂るところからスタート。ホテルを出て1時間も経たないうちに、地場の有名なうどん屋さんに到着。24時間営業のおかげで早朝から暖かい食事が摂れるのはありがたい限り。
(以下、外部サイトの店舗情報)
気温が上がり切る前にある程度距離を稼ぐべく、食事が済むとすぐに出発。いつしか朝夕はすっかり秋っぽくなり、空気がひんやりしてきた。
この日は前日と打って変わって、後半戦が峠道のパターン。個人的には早いうちに苦労して後が楽な方が嬉しいのだが、こればかりは仕方ない。その代わり、前半はひたすら平坦で、特に走りにくいようなところもなかった。
福岡県と大分県の県境は思ったよりも小倉から近く、11時前にあっさり通過。
その後も平坦な道を65kmくらい走ると、お昼頃に宇佐市に到着。ちょうどルート上からさほど逸れないところに宇佐神宮があったので参拝。
参拝を終えて再出発すると、ゆるゆると上り坂が始まった。この頃、道路標識の青看板では初めて「宮崎」の文字が登場。251kmとまだかなりの距離。
この日最初の峠は「立石峠」。
急勾配に弱い鉄道が道路に並走できるくらいの勾配で、最高所でも標高140mあまり。峠と言うと少し大袈裟にも聞こえるような坂道で、初日より身体が慣れてきたこともあるが、大して辛い思いをすることなく登頂。
その後しばらくは高度を活かして20km/h台後半でだらだら進む。おかげで苦労せずにかなり距離を稼ぐことができたのだが、快調に進んであと10数kmで別府という頃、2つ目の峠が現れた。この日は立石峠1つだと思っていたから、驚くやら悲しいやら。
この日2つ目の峠となる赤松峠は標高こそ立石峠より低いものの、小倉側の勾配は短距離で標高を稼ぐためになかなか急で、自転車的にはなかなかしんどい。ちなみに峠の頂上付近にはサンリオ系遊園地の「ハーモニーランド」がある。個人的には何でこんなところに、と思ってしまうような立地。
(以下、公式サイト)
www.harmonyland.jp
これを越えてしばらくすると別府湾が見えてくる。JRの特急ソニックのイメージだともう大分についたも同然といった感じなのだけれど、まだ大分までは30km弱と、思いの外距離が残っている。ただ、だいぶ南下してきたのは間違いないようで、街路樹が南国らしくなってきた。
更に10kmほど走ると別府市街地に突入。人も車も段違いに多くなった。普段バスや車で通り過ぎる道を自転車で走るのは毎度ながら新鮮な感覚。
別府市街地を離れると、この日のゴールとなる大分駅まではあと10kmばかり。既に走行距離は110kmを超えているから、もはや誤差のような距離。後ろを振り返ってみると、ついさっき走ってきた辺りが見える。近いように見えて意外と距離があるから、よく走ったなという感じ。
高崎山の麓にある「うみたまご」を越えてしばらくすると、大分市街地に突入。出発から8時間6分で、無事JR大分駅に到着した。
この日は目の前に見える「ブラッサム大分」に宿泊し、翌日東京に戻った。次回、大分から鹿児島まで走破すれば、日本一周が完全な形に。
(参考)
①前日迄の累計距離(日本一周関連のみ):9,491km
②今日の走行距離:126km(小数点未満四捨五入)
③累計走行距離:9,617km