日本の迷い方

旅行にひとつ、素敵な思い出を。

【搭乗記】NH0092(石垣/東京羽田)

便名:ANA0092
日付:2019/09/xx
機材:B777-200(772)
区間:石垣(ISG)15:20→東京羽田(HND)18:15
区間マイル:1,224
搭乗クラス:普通席

2019年に実行したSFC修行のお話。

海外旅行をすると、国内旅行と比較して、チェックインや手荷物の優先等々、
各アライアンス上級会員の優位性を改めて感じるケースが多い。
慣れない場所ほど、ストレスフリーで楽に旅行できることにメリットを強く感じる。

元来JAL派でさほどSFC(というよりANAに)は興味がなかったものの、
如何せんワンワールドが欧州では弱く、使い勝手が今一つ。

これに対し、スターアライアンスはルフトハンザ以下、欧州の多くの会社が加盟しており、
去年、ステータスマッチで手に入れたUAプラチナを引っ提げて欧州を訪れた際、
その便利さに味をしめてしまった。

ただ、当然のことながらUAのステータスは有期で、1年経つと平会員に落ちてしまう。
であれば、一旦入会すればしばらく失効しないであろうSFC修行をして、
スターアライアンスゴールドをとりあえず維持しよう、ということに。
勿論、去年時点では2020年がこんなことになるとは露ほども思わなかった訳で、
今のところまるで活用できていないのだが。

ともあれ、そんないい加減な理由でSFC修行を始めたのだった。

修行として飛んだ旅程は以下の通り。
(その他いくつか細々したフライトがあるが、多勢に影響しないため省略)

その昔、2012年にトライしたJAL-JGC修行は回数基準でチャレンジしており、
ごく短期間でひたすら単純往復するのがなかなかハードだったことから、
今回はできるだけ少ない回数で、かつ、旅行ついでに完了するようなルートを組んだ。

① 3月/沖縄①(日帰り)
→3,213PP獲得
② 6月/SQ最長フライトで行く北米(1泊7日)
→25,000PP獲得(※PP他社獲得要件の上限に到達し、打ち止め)
③ 7月/KUL現地発券①(KUL→TYO・2泊4日)
→5,368PP獲得
④ 9月/沖縄②(チケットは③と⑤に含まれる・1泊2日)
→4,764PP獲得
⑤ 10月/KUL現地発券②(TYO/KUL往復・2泊3日)
→10,814PP獲得

結果、総費用はざっくり420,000円弱(宿泊費等除く)といったところ。
SQのNY往復が日程の関係でどうしても最安値で確保できず+7万ほどかかったが、
これが最安値で手配できていれば、35万円程度で収まったかもしれない。

最終的な単価は@8.5程度で、気軽に支出できる金額ではないものの、
楽しみながらできたという点ではそこまで悪くない水準か。

今回の記事はそのうち④の復路で、この手の旅行者に大人気の海外発券を利用した旅程。

ご存じの方も多いとは思うが、ここで海外発券についてざっくりとした説明を。
海外発券とは、日本以外の国を起点とした航空券のことで、今回はマレーシア発券。

詳しい航空会社の戦略は知る由もないのだけれど、
物価や為替、シェアなど諸要因が関係して、特定の地域のチケット代が割安になることがあり、
我々はこの割安な地点を探しだし、利用しているような形。
今回利用したマレーシアの他、エジプト、北欧なんかの地名を耳にすることが多い気がする。

ちなみに海外発券と言っても、国内から公式ホームページで購入でき、英語も必要ない。
昔は現地に赴かないと手に入らなかったのだろうけれど、便利な時代になった。
なお、差異は発券地のみで内容は通常のチケットだから、使用上の国籍等の制限はない。
(国内線には海外旅行客用の運賃なるものが存在するが、あれとは別)

ここまで読んで、勘のいい方はお気づきかもしれないが、
チケットを利用するには、別途現地まで/現地からの移動を手配しなければならない。
それを考えるのが海外発券の面白くも難しいところ。
(往復を別々に手配すると、通常生じないリスクが生じることもある)
ただ、これらリスクを考慮しても余りあるほど、個人的にはメリットが大きい。

今回の旅程を例にとると、チケットとしては③(復路)から⑤(往路)までが1組で、
クアラルンプール(KL)発の沖縄往復(東京でストップオーバー※)で購入している。
※ストップオーバーとは24時間を超える滞在のこと。規定内であれば何日でも可。
基本は1本ごとの国内線に対し、乗継が生じる国際線の運賃はこういった特殊なルールがある。

そのため、実質は1泊2日で沖縄を訪れている一方で、チケット的には東京でストップオーバーし、
2ヶ月かけてようやく目的地に到着して、翌日にKLに向け帰り始めた、という状態。
ちなみに目的地が東京でも、沖縄往復を追加しても、運賃はほぼ一緒。
これも国際線運賃の不思議なところであり、面白いところ。

大分長くなったが、当日の搭乗記に戻ろう。

今回の旅行では、前日に宮古に到着し、いくばくか観光した後、那覇に移動し宿泊。
朝方石垣に移動し、石垣市街地を散策した後、路線バスで空港に戻ってきた。

実はこの日、本州に台風が接近しており、夕方から夜にかけて徐々に欠航が出ていた。
そんな状況だったがこの便には特段の条件がつかず、飛ぶのかどうか、非常にやきもきした。

現地に着いてみると石垣はすでに台風の影響はなく、少し雲は多いが南国らしい晴れ模様。
9月に入ると東京は秋を感じる瞬間もあるが、こちらはまだ夏真っ盛りといった感じ。

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雲多め

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海側はいい天気

そういえば、展望デッキに出てみると、つい最近退役したB737-500を見かけた。
当時はまだ何機か飛んでいてさほど珍しい感じもなかったが、気づけばいなくなってしまった。

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まじまじ見ると小柄

そうこうしているうちに羽田から搭乗機が到着。
真っ黄色でえらく派手な飛行機だと思えば、STAR WARS塗装の特別機。

せっかくなので1枚くらい写真でも撮ろうかと思ったものの、
制限区域でうまく撮影できそうな場所がなく、外観は断念。

ほどなくして搭乗開始。
機内の座席はオリジナルのままで真っ青だが、ヘッドカバーが特別仕様。
青に黄色という目立つ色合いで、どことなく南国っぽい雰囲気。

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派手

屈指のリゾート路線ということもあり、機内はほとんどが旅行客。
本島と違い、修学旅行生はいなかったが。
続々と乗客が乗り込み、概ね空席が見当たらない状況で出発。

それにしても、3-4-3の777で隣が埋まるとなかなかの圧迫感。
本を読んだり、時折窓の外を眺めたりといった感じで過ごしていると、宮古島が見えてくる。
島の大きさと不釣り合いにも思える大きさの滑走路があるおかげで、
宮古諸島は上空からでもかなり分かりやすい。

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眼下には下地島宮古島

その後しばらくすると台風に近づき始めたことで、雲が増えてきた。
だからといって揺れる、ということはなく、普段よりスムーズにも感じるくらい。

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この後徐々に空が淀んでいった

その後も雲は増えつつも、特に揺れることなくそのまま羽田着陸。

心配していたのは何だったのか、というレベルで揺れなかったフライト。
平時でもこれ以上に揺れる日はざらにある。
まあ、アナウンスなしに大揺れよりは、予告ありで肩透かしの方が良いか。

この1か月後、すでに投稿済の以下のフライト(⑤往路)を含むマレーシア往復で、
無事50,000PPに到達。SFCに入会し、今に至っている。

(⑤往路のお話)

biketourist.hatenablog.com

そんなお話。