便名 : 便名なし
日付 : 2024/12/xx
区間 : 小松空港(19:55)→福井駅(20:50)
所要時間 : 00:55
乗車クラス : 普通席(座席定員制)
運賃 : 1,400円(券売機にて交通系ICカード決済)
運行 : 京福バス
羽田空港から最終1本前の飛行機で小松空港へ到着。この日の宿泊先は福井駅前にある「コートヤード•バイ•マリオット」で、空港連絡バスに乗って福井駅へ向かう。
(ここまでの移動はこちら)
小松空港からは金沢駅、小松駅、福井駅行きの空港連絡バスが出ているが、その中で最も本数の少ないのがこの福井駅行きの路線。小松空港は東京羽田、札幌千歳、福岡、沖縄那覇行きの路線が就航しているが、そのうち羽田路線の一部の便だけに接続して運行されている。
(事業者公式サイトはこちら)
小松空港を発着する空港連絡バスの中では本数の多い金沢駅行きは車内で交通系ICカード(10カード)が利用できない*1のだが、福井線については車内でも利用可能。尤も、金沢駅方面についても、空港や金沢駅のバス停付近に設置されている自動券売機では運賃の支払いに交通系ICカードが利用できるので、車内で利用できないことはあまり問題とはならないような気もする。
(小松空港と金沢駅とを結ぶ路線についてはこちら)
そういえば、自動券売機上に掲示されている運賃表には小松駅行きが「自動運転バス」で運行されているような記載があった。一頃、JR日豊本線の駅と北九州空港とを結ぶ路線でも自動運転バスがテストされていたが、空港アクセスというのは何かテストのしやすい要素があるんだろうか。
バスの乗車口付近には、最近急に数を増やしているクレジットカードのタッチ決済端末が設置されていた。2025年4月現在では金沢、福井の両路線ともタッチ決済に対応している模様。
どうやら交通系ICカードは機器の取替コストの負担が重いようで、例えば熊本では交通系ICカードが利用できなくなった代わりにクレジットカードのタッチ決済を導入している。タッチ決済一本にするとすればクレジットカードを保有していない学生なんかをどうするか、という問題はあるものの、海外旅行客などは交通系ICカードを手に入れる必要がないという意味では良いのかもしれない。
今回乗車した福井駅行きはこの日の最終便ということもあり、乗客の拾い漏れがないかどうかの確認に少し時間を要し、バスは定刻を10分ほど経過してから、概ね正座席が埋まったところで小松空港を出発。
5分ほど一般道を走り、安宅パーキングエリア併設のスマートインターチェンジから北陸自動車道に入った。そもそも大型車に対応しているスマートインターチェンジの数が少ないせいもあるだろうか、この手の出入口を常用する路線バスというのも割と珍しいような。
基本的には直線区間が長く線形の良い北陸自動車道だが、尼御前サービスエリアから金津インターチェンジまでの区間は比較的半径の小さいカーブが多い関係で最高速度が80km/hに規制されていて、比較的慎重な走り。
福井駅までの道中、停留所は丸岡IC、福井北ICの2箇所。このうち丸岡ICバス停は本線上にあるのだが、乗車時の確認で利用者がいなかったようで、改めて車内放送で確認の上本線上を通過。遅れを若干回復した。
その後福井北インターチェンジで高速道路を下りると、高架脇にある福井北ICバス停に停車。どうやらここはバス&ライドができるように駐車場が併設されていて、思ったよりも多くの人数が降車していった。そして最後の停留所、福井駅までは県道128号線、179号線、228号線のルート。あまり道幅の広くない箇所もあり、全線一般道ならともかく、高速道路区間もある空港連絡バスらしからぬ道を走るな、という感じ。
出発は10分ほど遅れたが、丸岡ICのショートカット効果で数分ほど取戻し、終着の福井駅東口には20:57頃に到着。ちなみに空港連絡バスの乗り場は春先に乗車した名古屋駅行きの高速バスと同じ場所。西口のバス乗り場も割と立派だが、西口に発着する高速バス路線はない。
(福井-名古屋間の高速バスについてはこちら)
前述の通り、この日は福井駅前にある「コートヤード•バイ•マリオット」に宿泊予定。バス停は駅東口、ホテルは駅西口側にあるため、駅構内を突っ切ってホテルへ向かった。
前回は運良く部屋のアップグレードがかかったが、この日は残念ながら予約通りのお部屋。その代わり、前回はなかった朝食が会員特典でついていた。どうやら期間限定だったようだが。
(この日の宿泊先についてはこちら)
というお話。