便名 : JAL/JL0191
日付 : 2024/12/xx
機材 : B737-800(73H/V35)
区間 : 東京羽田(HND)18:30→小松(KMQ)19:40
所要時間 : 01:10
区間マイル : 194
搭乗クラス : クラスJ
運航 : JTA(日本トランスオーシャン航空)
北陸地方に用事があり、小松空港へ空路で向かう旅程。
北陸新幹線が敦賀まで開業したいま、首都圏から北陸地方へ移動する際の空路の優位性は以前よりもかなり低下してしまったが、ぎりぎりまだ戦えるところにいるのが福井県への移動。小松空港は石川県の空港であるものの、福井県に定期便の就航する空港がない*1という事情もあって福井駅行きの空港連絡バスが運行されている。
さて、当日は羽田空港第1ターミナルの北側、23番搭乗口からの出発。現在第1ターミナルでは増築の工事中で、ターミナルの端にあった24番駐機場が閉鎖され、搭乗口は壁で覆われている。言われなければここに搭乗口があったと気づかないかもしれない。その後第1ターミナルと第2ターミナルを連結するような構想もあるようだが、そうなった場合にはどういう運用になるんだろうか。

この路線と羽田-岡山線は、JAL便名の便の一部をJTA(日本トランスオーシャン航空)の機材、乗務員で運航する。2023年3月始まりの夏ダイヤから始まった取組みだが、早いものでまもなく丸2年が経過しようとしている。記事を投稿した2025年からは沖縄那覇-台北間の国際線も運航開始するそうで、会社として順調に経験を積んでいるという感じだろうか。

JAL直営の便との違いはいくつかあるが、視覚的に一番わかりやすいのはクラスJの枕カバー。沖縄の伝統工芸である「紅型」が用いられており、搭乗した2024年12月に使用されていたものは第11弾なのだとか。

この日は北風の吹きがちな12月にも関わらず南風運用で、C滑走路16Lから離陸。滑走路へ向かう途中には進行方向左手に東京都心と東京タワーの姿が確認できた。この日は東京湾方向に向けての離陸だったが、都心ルートで東京の夜景を上空から眺めるというのも中々楽しい。
(別日に「都心ルート」で着陸した際の記録がこちら)

離陸後は東京湾上で大きく左に旋回しながら上昇、千葉県の浦安市上空で更に左旋回し、皇居の北側を通過するルートで西方向へ向かう。そもそも都心は遠くから見てもかなりの明るさなのだが、中でも新宿や渋谷といった街は一際強い光を放っている。

間も無く進行方向左手の下方には東京スカイツリーの姿が見えてくる。流石にこの頃にはそれなりの高度に達しているから驚くほど大きいということはないものの、この距離でも明らかに周囲の建物より大きいというのがわかる。ちなみに写真左上に見えるのは錦糸町駅付近。

日中と比べて現在地の把握が数段難しくなる夜間だが、流石に東京ドームのような建物があると一目瞭然。皇居があるから、というのもあるが、こうして見てみると東京都心というのは意外と公園や緑地が多い。

東京都心を離れると徐々に山間部に分け入り、灯りが少なくなった。新幹線だと群馬から長野、新潟、富山を経て石川県へ辿り着くが、飛行機は一直線に飛んでいく分、飛行時間という点のみ考えれば圧倒的に短い。
2014年の北陸新幹線の金沢開業前はドル箱だったこの路線、かつては区間マイルが200にも満たないにも関わらずB747型機が飛んでいたというから、改めて日本の航空業界というのは世界的に見ても特殊なのかもしれない。

飛行機を降り、手荷物回転台まで進むと、どの航空会社の預入手荷物を返却しているのかを示すランプが設置されているが、この便はJTAの機材、乗務員で運航されているものの、点灯していたのはJALのほう。JAL便名だから、ということだろうか。
それにしても、JTAにORC(オリエンタル•エア•ブリッジ、長崎県の地域航空会社)と、一見するとどこの地方にいるか分からないような航空会社の並びをしている。

この日は福井駅前のコートヤード•バイ•マリオット福井へ宿泊する予定で、小松空港からは京福バスの運行する福井駅行きの空港連絡バスで移動する。
小松空港から福井駅までのバスはすべての便に対応している訳ではなくて、JALの羽田便全6往復のうち3往復と、ANAの1往復にだけ対応する便が設定されている。今回乗ってきたJAL191便は福井駅行きに乗り継げるこの日最後の便。なお、バスに拘らなければ小松空港22:00発の路線バスで小松駅、そこから新幹線で福井駅へ向かえば、同程度の所要時間で福井駅まで到達することが可能。
というお話。