場所 : 鹿児島県肝属郡南大隅町
時期 : 2023年1月第1週
今回紹介するのは、鹿児島県の大隅半島の中ほどにある肝属(きもつき)郡南大隅町の「雄川の滝」。2018年の大河ドラマ「西郷どん」のオープニングにも登場した、近頃知名度が急上昇した景勝地。柱状節理の岩の間から水がカーテンのように流れ落ちている。
■ 地図情報
滝壺の展望台は県道562号線を走っていると道端に出てくる「雄川の滝入口」の道しるべを目印に左折して暫く走ったところにある駐車場に車を停め、片道約1.5kmほど歩く必要がある。以前はアップダウンの激しい遊歩道だったが、つい最近の2023年4月に新しい遊歩道が完成して大分歩きやすくなったんだとか。
なお、以前は滝壺の目前まで降りられたのだが、訪問者が増加したからだろうか、現在はウッドデッキが建設されてここから滝を眺めるような格好に変わっている。少し距離は遠くなったが、そのぶん以前よりも安全に鑑賞できるようになった。
ちなみにどんな天候でもそれなりに見映えはするもののやはり望ましいのは晴れた日で、滝は東西方向で展望台が東を向いているので、午前よりも午後の方が日の当たりはよいはず。
ちなみに展望台は上流(滝上)と滝壺の2ヶ所が設置されている。個人的なおすすめは今回紹介した「滝壺」のほうだが、両展望台へのアクセス路は全く別のところにあるので、お目当ての場所がどちらか確認してから訪れることをおすすめ。
なお、曲がった先の道は見通しが悪く、車が行き違うスペースがない箇所もあるため、スピードの出しすぎには注意が必要。この道で合っているか少し心配になるくらいまで進んでいくと、奥まった場所にここ数年の間に整備された駐車場が現れるはず。
さすがに「仁淀ブルー」には敵わないかもしれないが、こちらも流れゆく川は負けず劣らずの透明度。鹿児島市街からは少し離れるが、桜島観光のついで、もしくは佐多岬を訪れる途中なんかに訪れてみてはいかがだろうか。
というお話。