日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】羽田リムジンバス(赤羽駅東口/羽田空港第3ターミナル)


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便名 : 便名なし
日付 : 2023/03/xx
区間 : 赤羽駅東口(15:20)→羽田空港第3ターミナル(16:42)
所要時間 : 01:22
乗車クラス : 普通席(座席定員制)
運賃 : 1,400円(乗車時現金決済)
運行 : 東京バス

北関東方面での仕事が少し早く終わって、そのまま西へ移動するスケジュール。余裕を持って夜遅くの飛行機を予約していたから、早めに空港に移動して「羽田エアポートガーデン」を見物してみることに。

(「羽田エアポートガーデン」については別記事で)

biketourist.hatenablog.com

やって来たのは赤羽駅。それほど本数は多くないが、ここから京浜急行バス国際興業バス、東京バスの3社共同運行の羽田空港行きバスが運行されている。

(公式サイトはこちら)

5931bus.com

JR赤羽駅 駅名標

JR赤羽駅/ 湘南新宿ラインで到着

バスが発着しているのは「赤羽駅東口」なのだが、慣れない駅ではどちらが東なのかを把握するのが一苦労。同駅で言えば大宮方にある北改札口が東口に繋がっていた。

JR赤羽駅 改札口

JR赤羽駅/ 改札口は南北だが出口は東西にある

改札を出ると目の前にバス乗り場があるが、空港行きのバスはここからは出ておらず、徒歩5分ほどの9番乗り場からの出発。特に標識類もないので分かりづらいが、改札口を出ると左前方に進んでいく。

赤羽駅東口 駅前

赤羽駅東口/ 奥に見えるバスの更に向こう、右手側にバス停がある

しばらく歩くと大通りに突き当たるので、ここを渡って右折。すると左手に教会が見えてくるあたりにバスの出発する9番バス停が現れる。もう少し分かりやすいバス停を使えなかったんだろうか。

■ 地図情報

赤羽駅東口 空港バス乗り場

赤羽駅東口/ 中央右の木々が生い茂っているあたりがバス停

バス停は高円寺駅行きの路線バス、成田空港行き、三井アウトレットパーク・木更津行きのバス乗り場も兼ねている。バス停に到着した際にすでに数人が並んでいたから空港にいくかと思いきや、皆やって来た国際興業のバスに吸い込まれていった。

赤羽駅東口 9番乗り場

赤羽駅東口/ 羽田・成田の両空港など数路線が発着

現在この路線もCOVID-19の影響を受けた減便運行中で、日に4本運行されている全便が東京バスによる運行。ホームページには赤羽・王子・川口とあるが、現在は全便が赤羽止まりで川口まで向かう便は往復ともに運行されていない。

ちなみにこの路線、交通系ICカードが利用できない。乗車時に出入り口前にある自動券売機でチケットを購入し、すぐに乗務員に手渡して乗車。ずいぶん妙なオペレーションだが、乗務員が現金を取り扱わないようにということだろうか。

今回初めて東京大阪バスグループのバスを利用したのだが、バス車内は一般的な4列シートではあるものの座席ごとに色の異なる椅子が設置されていて物凄くカラフル。どちらかといえば、路線バスというよりは観光バス寄りの雰囲気。

東京バス 赤羽-羽田空港 リムジンバス

バス車内/ かなりカラフルな座席

荷物棚にはトリコロールカラーが配されている上、窓上部には飾りカーテンが設置されている。ここまで派手な路線バスというのもなかなか珍しい。

東京バス 赤羽-羽田空港 リムジンバス

バス車内/ 荷物棚も派手なデザイン

バスは他に乗客もなく赤羽駅東口を出発し、一般道経由で約20分かけて王子駅南口に到着。東北道方面に向かう高速バスは北口から発着するが、このバスはかなり小規模な南口のロータリーから発着する。そういえば、ロータリーと駅舎の間には都電荒川線の踏切が見えた。

ここで数分間停車したが乗客はなく、結局貸切状態で最終乗車停留所を出発した。ちなみに赤羽駅東口よりも王子駅南口のほうが駅改札口に近いところにバス乗り場があったから、どちらも利用可能であれば王子駅のほうが乗換えは簡単そう。

■ 地図情報


バスは駅前から住宅街の細い路地を抜け、都道306号線にぶつかったところで左にほぼ180度回転し、王子南の料金所から首都高中央環状線に入った。ルートとしてはごく単純で、このまま大井ジャンクションまで進み、湾岸線で空港まで向かう。

王子駅南口 首都高王子南出入口

王子駅南口/ Uターンする形で王子南出入口から首都高へ

バスは交通量の多い区間を走行する関係で渋滞にはまり、新宿を過ぎた辺りからノロノロ運転。しばらく寝ているうちに渋滞は抜けたが、所要時間を目一杯使いきって羽田空港第3ターミナルに到着したのはほぼ定刻の16:35頃。

東京バス 羽田リムジンバス 赤羽-羽田

羽田空港T3/ なかなか印象に残るバス

乗換えがないのは便利だが、速いのは上野東京ラインで品川に出て京急線のルートかもしれない。それにしても個性的な内装が印象深いバスだった。