便名 : 便名なし
日付 : 2023/04/xx
区間 : 羽田第3(16:15)→ロイヤルパインズホテル浦和(18:15)
所要時間 : 02:00
乗車クラス : 普通席(座席定員制)
運賃 : 1,700円(時間指定券+交通系ICカード)
運行 : 東京空港交通
空港近辺に用事があり、復路はバスで移動することに。利用したのが羽田空港と浦和地区を結ぶ空港連絡バス。国際興業と東京空港交通が共同運行している。
(公式サイトはこちら)
羽田空港第3ターミナルではバスは1番乗り場からの出発。埼玉や北関東方面のバスはこのバス停から出発することが多いイメージ。記事にはしていないが、以前羽田から高崎へ移動したときもここから乗車した記憶がある。
今回はICカードで乗車するため、乗車口で時間指定券の発行を受けた。満席近いときには出遅れて乗り損ねるリスクがあるから、一刻一秒を争う場合には手前の自動券売機で切符を購入したほうがよい場面もありそう。
暫くするとバスが到着。乗車したのは東京空港交通の便で、車内はよく見るドット柄の椅子ではなく若干新しいデザイン。色合いは「Super Cabin」仕様に近いが、補助席がついていないから別物かもしれない。
各座席にはUSB電源が設置されていて、後部トイレつきの車両。羽田からの標準所要時間が約2時間ということで、中距離路線くらいの位置付けになるだろうか。
バスは片手で数えられるくらいの人数で第3ターミナルを発車し、第2、第1の順で停車して乗車扱いをする。2023年は春先から急激に旅行客数が回復したこともあり、夕方に羽田空港を出発する各地行きの空港バスは軒並み満席近い乗車がある。生憎このバスは満席とまではいかなかったものの、結構な座席が埋まった状態で空港を出発。
バスは首都高湾岸線から中央環状線(C2)、5号池袋線、S5号埼玉大宮線を経由して浦和南出口へ向かう。車窓は17時を過ぎてもなお明るく、まだ4月ではあるものの夕方になるとだいぶ日の長さを実感するようになってきた。
前述の通り浦和南出口で一般道へ降り、田島通りを経由して武蔵浦和駅へ向かう。渋滞に巻き込まれなかったのとダイヤにかなりの余裕が織り込まれているのとで、バスは予定の17:50に対し約30分ほど早い17:20頃、JR埼京線と武蔵野線が停車する武蔵浦和駅に到着した。空港内最後の停留所である第1ターミナルからでは約50分しかかかっていない。
バスは乗客を下ろすとすぐに出発し、国道17号線(中山道)経由でJR浦和駅へ。ここでは少し流れが悪く時間が掛かったが、とはいえ15分強で走破し17:35頃には浦和駅前のロータリーに到着していた。ここはサッカーの街ということもあり、あちこちに「浦和レッズ」の応援看板が設置されている。
バスは浦和駅を出るとほんの少し来た道を戻り、少し細い道をいくらか走って18:40頃に終点のロイヤルパインズホテル浦和に到着。なぜここが終点?というような場所にあるが、浦和駅前に待機する場所がないから、という感じに見えた。
特にロイヤルパインズホテルに用があったというわけでもなく、その後商店街経由で浦和駅まで歩いて戻ってきた。ちなみに逆方向、羽田空港行きのバスは浦和駅前ロータリー正面に専用の乗り場がある。それにしても「Soccer TOWN」の文字が目立っている。
バス乗り場は道路の向こう側にあるものの、手前側に横断歩道の類は見つからなかったから、奥に見えるような地下通路か何かでアクセスすることになるんだろうと思われる。
JRが上野東京ラインで品川まで繋がってしまったいま、浦和から鉄道利用でも1時間以内で羽田空港にアクセスできてしまうという意味では、時間的なメリットはさほどないかもしれない。ただ、乗換えなしにほぼ同じくらいの移動時間ということであれば、バスにもいくらかの優位性がありそうな、という路線。武蔵浦和からは普通に便利。
というお話。