便名 : ホームライナー浜松5号
日付 : 2022/04/xx
区間 : 静岡(20:05)→浜松(21:05)
所要時間 : 01:00
乗車クラス : 普通車自由席(座席定員制)
運行 : JR東海
仕事が早く終われば東京から青春18きっぷで名古屋を目指そうと思ったが、思いの外時間がかかって全線在来線で向かうには遅すぎる時間になってしまった。それゆえ、新幹線で静岡までショートカットして在来線に乗り換えることに。
品川駅からひかり659号に乗り、静岡駅に到着したのが20:02。静岡駅では3分の待ち合わせで、沼津始発の「ホームライナー浜松」に乗換える*1。新幹線ホームから在来線ホームへの移動はそれなりに距離があり、かなり際どい乗換えだったものの新幹線が定刻通りに到着してくれたおかげでなんとか間に合った。
さすがに3分の乗換え時間では座席整理券の購入まで間に合わず、車内で購入*2。料金は330円で、設備を考えれば格安。以前は各都市圏で「ホームライナー」が走っていたが、特急に格上げされたり単に廃止されたりと、気づけばかなり数を減らしている。
この「ホームライナー浜松」に使用されていた車両は昔々は「ムーンライトながら」として夜行列車にも充当されていた車両。他にも比較的長距離の運行が多いからか、近頃の普通席車両にしては珍しくフットレストが設置されているのが特徴。
「ムーンライトながら」で利用していた当時はあまり座席がリクライニングしないような印象があったが、改めて座ってみるとそれほど窮屈な感じもしない。
列車は静岡を出ると藤枝、島田、菊川、掛川と、約10分-15分おきに停車しながら浜松へ向かって進んでいく。今回乗車した静岡と浜松の区間だけでも普通列車で移動すると約80分かかるところ、快適な座席で約60分で移動できるから、青春18きっぷ利用時はこの列車がかなり重宝する。一方、普通乗車券であれば、静岡-浜松間は特定特急料金が990円*3なので、下手なことをせず新幹線に乗った方が利口かもしれない。
ちなみにこの列車の1本前、沼津駅を18:31に出発する「ホームライナー浜松3号」は終点の浜松駅でそのまま豊橋行きの普通列車に変更されるから、うまく使えればより利便性が高い。
最終の停車駅、磐田を20:00過ぎに発車すると、程なくして終点の浜松駅に到着。この列車はそのまま車庫に帰っていくらしい。
浜松駅では約15分の待ち合わせで大垣行きの区間快速に乗換え。このまま乗っていけば23:00に名古屋駅に到達できるが、今回は豊橋駅までこの列車を利用し、名鉄に乗換えた。なお、このまま乗って行っても当日中には関ヶ原までしか行けない模様。
浜松辺りから関西までのエリアは基本的にどの列車も転換クロスシート。この辺りまでやって来るとだいぶ東京から離れたような感覚を受ける。
今回はスタートが出遅れた結果、かなり杜撰な旅程になってしまったが、上手く乗り継げば東京から名古屋まですべてクロスシートで移動することもできそう。また折を見て試してみたいと思う。
というお話。