日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【宿泊記】105.ハイアット リージェンシー 京都


■Sponsored Link

日付 : 2021/12/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : デラックスルームキング(約30㎡)

なかなか宿泊する機会のないハイアット系列のホテルを利用した際のお話。

夜22時過ぎに京都駅に到着。この日の宿は三十三間堂近くにある「ハイアット リージェンシー 京都」。京都市内のハイアット系列の中では廉価グレードで、他の外資系ホテルを含めても割とベーシックなグレードのホテル。

■ 地図情報

このホテル、京都駅から歩くには少し遠いくらいの距離(約2km)があり、片道のみタクシー代をホテルが負担してくれるサービスがある。なお、このサービスは特定のタクシー会社に限定されているため、適当なタクシーを拾うと対象にならないため注意。

対象となるタクシー会社はは駅前の「イビススタイルズ 京都ステーション」に乗り場が併設されているMKタクシーで、今回はここからタクシーに乗車した。

JR京都駅前 イビススタイルズ  京都ステーション

JR京都駅前のibis stylesの一角にタクシー乗り場がある

タクシーに乗車して約10分でホテルに到着。タクシー運転士から通常通り料金を請求されたのでおや?と思いつつ精算を済ませてフロントへ向かった。チェックイン手続の際に聞いてみるとやはり請求されるというのはあるべきと違った運用だったそうで、往路分は自己負担となった代わりに復路のタクシー料金を負担してもらえることになった。この日の運転士さんの様子を見るに、あまり利用者の多くないサービスだったんだろうか。

この日のお部屋は「デラックスルームキング」。このホテルのなかではベーシックなレベルのお部屋で、室内に廊下は殆どなく、ホテルには珍しいほぼ正方形の間取り。

ハイアット リージェンシー 京都 デラックスルームキング 部屋全景

デッドスペースは多いが、部屋は広く見える

机は半円型で少しデッドスペースが多いものの、資料を広げるには十分な広さがある。ただ、個人的には手前の身体側の面は直線のほうが嬉しい。見えづらいが、電話機脇にはコンセントがあり、PC電源はここから確保可能。

ハイアット リージェンシー 京都 デラックスルームキング デスク

妙な隙間ができてあまり作業向きではなさそう

水回りはバス・トイレ別で、洗面台の背面側にトイレがある。そういえば飲料水は居室ではなく、洗面台脇にセットされていた。

ハイアット リージェンシー 京都 デラックスルームキング 洗面台

アメニティが不思議なところに置かれている

浴室は割と浴槽が大きめ。洗い場には椅子と桶が用意されているのが嬉しい。床面が黒だからだろうか、どことなく和の雰囲気を感じるような。

ハイアット リージェンシー 京都 デラックスルームキング 浴室

浴槽は深く広いタイプ

アメニティは洗面台の棚のなかに整然と配置されている。割と隙間が多いからだろうか、工場の工具置き場に似た雰囲気を感じる。ちなみに石鹸やシャンプー類は浴室入口の壁の上に配置されていた。

ハイアット リージェンシー 京都 デラックスルームキング アメニティ

こんな形の工具置き場をちらほら見かける

翌朝は少し遅めの出発で、せっかくなので身支度を整えてから隣にある三十三間堂を拝観。なお、通常の拝観時間は08:30から17:00までだが、冬場の11月後半から3月いっぱいまでは09:00から16:00までになっているので注意が必要。ホテルの部屋から三十三間堂までは徒歩で5分ほどの距離。

ハイアット リージェンシー 京都 三十三間堂

ホテルと三十三間堂はほぼ隣接、部屋からで徒歩5分ほど

一通り廻ってホテルに戻ってくると、綺麗に維持されているものの、それなりに年季が入っているように見えるホテル外観が見えた。ハイアットとして開業したのは2006年だが、それ以前は「京都パークホテル」として運営されていて、これの開業は1980年。通算では今年で42年目ということになるだろうか。

訪れた当時は12月だったこともあり、京都ながらも、この時期らしくホテルの入り口看板にはクリスマスリースが掛けられていた。

ハイアット リージェンシー 京都 建物外観

年数の割には綺麗に維持されている

ちなみにロビーにも大きなクリスマスツリーがディスプレイされている。近づいて見ることはしなかったが、実は和柄の装飾があったりしたんだろうか。

ハイアット リージェンシー 京都 クリスマスツリー

建物内にもクリスマスツリー

割とゆっくり滞在して、11時過ぎにチェックアウト。前述の通り京都駅にタクシーで送ってもらい、用事を済ませてから次の目的地に向けて移動した。外資系のホテルのなかでは手頃な価格帯なのだが、私がしばしば使っている、いわゆる「パンチに欠ける」ホテルで、良くも悪くも今一つ強い印象が残らなかった滞在。一体、京都のベストホテルというとどこになるんだろうか。

そんなことを考える機会になった滞在。