日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【日本のごはん】06.だし廊-GoLD-(宮城県)


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日時 : 2022/06/xx
場所 : 宮城県仙台市(仙台空港制限区域内)
予算 : 1,000円-2,000円/人
滞在時間 : 約30分

前回、「日本有数の入りづらいラーメン店」として羽田空港内のBLUE SKYを紹介したが、更に入りづらいのが今回紹介する仙台空港国内線制限区域内にある「だし廊-GoLD-」。仙台市内の人気ラーメン店「だし廊」の各店舗で提供される合計16種類のスープが空港店では一ヶ所ですべて楽しむことができる。

(「だし廊」公式サイトはこちら)

www.dashiro.com

このお店、何が難しいって出発旅客しか利用できないところ。前述の羽田空港のBLUE SKYは到着時も利用できるが、こちらのお店は仙台空港の構造上、出発時しか利用できないから尚のこと利用が難しい。

(仙台国際空港公式サイトはこちら)

www.sendai-airport.co.jp

出発の際、保安検査場を通過して左手方向に進んだところにあるのが今回のお店。搭乗口近くにあり、およそラーメン店らしからぬ外観をしている。元々コーヒーショップか何かだったんだろうか。

仙台空港 だし廊-GoLD-

店舗外観

ちなみにこのお店、注文の方法は他所のラーメン店とは大きく異なっている。というのも、目の前に見えるショーケースの中にはスープ、麺が複数あり、言ってしまえばオーダーメイドでラーメンを作るようなイメージ。

仙台空港 だし廊-GoLD-

メニュー表はあくまで一例

さて、実際の注文方法だが、食券でも口頭で注文するでもなく、自分でショーケースからピックアップする必要がある。手順は以下写真の看板の通り。

仙台空港 だし廊-GoLD-

右側がスープ、左側が麺のショーケース

ショーケース横にあるカゴを手に取り、まずはスープを選択。ショーケースの中には冷凍されたスープのパックが並んでいる。ベーシックなものでは牛に煮干し、カツオやアゴなどがあり、変わりダネとしてはウニやホヤなんてものも。

仙台空港 だし廊-GoLD-

スープは1人前ずつ冷凍されている

続いてスープに合わせる麺を選択。スープに合う麺は例示されているが、(合う合わないは別にして)ルール上は特にNGの組み合わせはなく、好みの麺でラーメンを作ってくれる。

仙台空港 だし廊-GoLD-

麺も結構な種類

最後にレジでお会計。ここでトッピングやサイドメニューを注文する。ベーシックな状態では玉子とチャーシューが1枚ついてくるとのこと。

仙台空港 だし廊-GoLD-

トッピング類

レジでお会計をしてしばらく待っているとラーメンが出来上がった。今回は「ウニ出汁+平打ちツルツル麺」のラーメンで1,150円。これに「GoLD3種盛り」なるトッピングを追加して合計1,450円。交通系ICカードでお支払い。

仙台空港 だし廊-GoLD-

ウニだし醤油ラーメン+GoLD3種盛り

「ウニだし」らしく、スープはしっかりとウニの風味。若干少ないかと思ったものの、ちょうどいい分量であっという間に完食。お腹に余裕があればもう1杯試してみようかと思ったが、もう1杯は入らなそうだったので店を後にした。

そもそも仙台空港から出発するという機会がそれほどないから利用するのが難しいというのが一番の問題。どうしても飛行機に搭乗する用事がないということであれば、仙台市内にも店舗があるので、こちらを利用ほうがまだ簡単だろうか。

ともあれ、なかなか面白く美味しいラーメンだったので、個人的にはまた機会を作って訪れたいと思っている。

■ 参考情報
営業時間 : 07:00から20:30(LO : 20:15)
※ 訪問当時の情報。最新の情報は各自確認されたい。

というお話。