日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】りょうもう40号(赤城/北千住)


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便名 : りょうもう40号
日付 : 2022/03/xx
区間 : 赤城(17:00)→北千住(18:42)
乗車クラス : 普通車(全車指定)

群馬での予定が終わって帰京。この日の目的地が両毛線沿いだったこともあり、復路は東武線で帰ることにした。というのも、ここから東京までは高崎経由の新幹線、赤城経由の東武線で対して所要時間の差がないにもかかわらず、倍ほど運賃が違う*1のだ。まあ、後述の通り変なルートで移動したから、所要時間はいくらか余計にかかったのだが。

ともあれ、やって来たのは桐生駅。ここからりょうもう号に乗車するにはわたらせ渓谷鐵道で2駅目の相老駅乗換えか、桐生駅から徒歩5分ほどの西桐生駅から上毛電鉄赤城駅に向かうのが簡単。…なのだが、今回はそのどちらでもなく、わたらせ渓谷鐵道大間々駅まで乗車する。

JR桐生駅 わたらせ渓谷鐵道ホーム

JR駅の一角がわたらせ渓谷鐵道のりば

(ちなみに、前回乗車時の記録がこちら)

biketourist.hatenablog.com

桐生駅から18分で大間々駅に到着。今回桐生駅から相老駅の間を走破したことによってわたらせ渓谷鐵道を完乗した。

わたらせ渓谷鐵道 大間々駅

わたらせ渓谷鐵道 大間々駅

以前「トロッコわたらせ渓谷号」に乗車した際にここ大間々駅を通過しているが、駅前に出たのは今回が初めて。駅前には地場の醤油工場で使われていた醤油桶を利用したベンチがあり、またその後方には引退した車両が展示されていた。

わたらせ渓谷鐵道 大間々駅前

醤油の香りがするだろうか

ここからは徒歩で赤城駅まで向かう。大間々駅から赤城駅まではほとんど直線で、距離は1kmほど。15分ばかし歩いて無事赤城駅に到着。この際東武桐生線の未乗区間も片付けてしまおうと目論んだ結果こんな妙なルートになってしまったが、両駅間は全く問題なく歩ける距離だった。以前件のトロッコ列車に乗ったときには相老駅で約30分ほど待った記憶があるが、赤城駅から大間々駅に歩くのもありだったかもしれない。

東武桐生線 赤城駅

赤城駅東武線と上毛電鉄で共用の駅舎

赤城駅に到着した時点で乗車するりょうもう40号出発の10分前。列車は既に到着しており、早速改札を抜けてホームへ移動。ご覧の通り自動改札機はなく、SuicaPASMOを利用する場合は簡易改札機にカードをかざすスタイル。

上毛電鉄/東武線 赤城駅改札口

上毛電鉄/東武線 改札口

駅構内は手前が上毛電鉄、奥が東武線のホーム。ホームへの傾斜は少し急だが、すべてのホームに階段なしでアクセスできるようになっている。この手前側の上毛電鉄、平日の朝ラッシュ時間帯以外は自転車を解体せず、持込料なしに電車車内に持ち込めるのだとか。

(公式サイトはこちら)

www.jomorailway.com

上毛電鉄/東武線 赤城駅 駅構内

上毛電鉄/東武赤城駅

列車は駅舎から一番奥側のホームに停車中。東武線はここ赤城駅が終着駅で、ホームの両側ともに行き止まり。ちなみに浅草側が6号車で、改札口に近い側が1号車。

東武桐生線 赤城駅 特急りょうもう

赤城駅 東武線ホーム

最近では旧型車の復刻塗装として車体が真っ赤に塗られている車両も登場しているが、この日乗車したのはごくオーソドックスな白地に赤ラインの車両。

東武線 赤城駅 りょうもう40号  200型

車体は30年、機器は60年選手

長寿命の車両が多く物持ちの良い東武だからか、車体はそれほど傷んでいないように見える。ロゴがちょっとレトロな雰囲気を醸し出しているだろうか。RyomoのRの字、右下部分が少し長くなっているのはなにか意味があるか気になるところ。

東武線 赤城駅 りょうもう40号 200型 ロゴ

りょうもう号 ロゴ

車内は収容力重視の座席配列。2号車の最後列を選択したが、車端ぎりぎりまで座席が設置されているからところによってやたら揺れる場合も。気になる場合は車両中央を指定して乗るのが良いかもしれない。

東武線 りょうもう40号 200型 車内

デッキは必要最小限

出発直前に窓の外を眺めていると、ちょうど上毛電鉄の電車が上下ともに到着したところ。この上毛電鉄、現在は京王井の頭線で活躍していた車両が走り回っているが、調べてみると東武鉄道の子会社なのだそう。

上毛電鉄 赤城駅 700型

上毛電鉄 赤城駅

この列車が出発していくとほどなく乗車したりょうもう40号も出発。2-3分ほど走ると最初の停車駅となる相老(あいおい)駅に到着。この区間をもって東武桐生線も無事全線完乗を達成。

相老駅から先は以前乗車したことのある区間の逆走。3月となるとだいぶ日も長くなってきて17時を過ぎてもまだ明るい。

東武桐生線 りょうもう40号 車内

東武桐生線 りょうもう40号 車内

ちなみに当時この列車は「りょうもう40号」として運転されていたが、2022年3月のダイヤ改正以後は時間が変わらず1便分番号が繰り上がって「りょうもう38号」として運転されている。どうやらこの列車以前のいずれかの便が取り止めになった模様。

また、このタイミングで往復それぞれ10本弱の便の車両が変更になり、「りょうもう」から「リバティりょうもう」に変更になった。設備か、特急料金も若干ながら値上がりしている。たとえば今回の赤城駅から北千住駅までであれば、りょうもう号1,050円に対しリバティりょうもう号は1,250円。個人的には100円ならともかく200円か、という感覚。

出発して30分ほどで太田に到着。太田は駅近くにSUBARUの工場がある企業城下町。その上伊勢崎に向かう伊勢崎線、今回乗ってきた桐生線、東小泉へ向かう小泉線が会するこの辺りの拠点駅だけあって高架の駅にはホームが6番線まである。そういえば、まだ小泉線には乗ったことがなかったような。

ともあれ太田を出発し、20分ほどで館林に到着。ここから先は複線になり一段とスピードが速くなる。館林を出発して程なくすると鉄橋をわたって埼玉県へ入り、羽生、加須と小刻みに停車。久喜まで帰ってくるとだいぶ帰ってきたような気がする。

東武動物公園日光線と合流。最初は単線でスタートしたのに、館林からは複線、更に都心に近づいて越谷あたりからは複々線とどんどん線路の数が増えていく。高架化工事終盤戦の竹ノ塚駅を過ぎて西新井駅を通過した頃に席を立ち、北千住駅で下車した。

群馬県東部を訪れる際は案外東武電車も便利、というお話。

*1:例えば桐生駅から東京駅まで、高崎経由の新幹線(自由席)は所要時間約2時間、運賃5,150円に対し、西桐生から上毛電鉄で赤城、東武線に乗って北千住でJR乗換えのルートは所要時間2時間20分、運賃2,770円。