日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【現地観光】01.2時間30分で廻る金沢市街地


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訪問日時 : 2022/03/xx
滞在時間 : 約2時間30分
開始地点 : 兼六園下バス停
終了地点 : JR金沢駅
発生費用 : 520円/1名(食事代を除く)

突然の新カテゴリ。まだ記事の形が定まっていないが、現地でのすき間時間でどこに行けるか、という参考になればという思いで記事を起こした。

前日は富山市内に宿泊していて、富山駅から金沢までは高速バスで移動してきた。下車したのは終点の兼六園下で、次の予定、金沢駅14時ちょうど発の高速バス発車までの間の2時間30分で金沢市街地を少し観光することに。なお、今回スタート地点にした兼六園下バス停まではJR金沢駅からバスで20分ほどなので、金沢駅を起点とした場合では「3時間で廻る金沢市街地」ということになる。

■ 今回巡った場所

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com

1. 兼六園

ともあれ、11時30分過ぎに「兼六園下」バス停を出発。まずは徒歩10分ほどのところにある兼六園へ。兼六園下バス停からだと園の北側にある「桂坂口」からの入園。

(兼六園公式サイトはこちら)

www.pref.ishikawa.jp

(11:41)兼六園下交差点から兼六園

なお、兼六園に向かう途中、進行方向右手には金沢城公園の入口がある。今回は公園には入らず通過したが、香林坊などの繁華街方面に向かう場合は公園内を通過していくこともできる。

(金沢城公園公式サイトはこちら)

www.pref.ishikawa.jp

ちなみに、今回これも訪れてはいないが、B級グルメとして近年売り出し中の「ハントンライス」の元祖だという「グリルオーツカ」は金沢城公園を抜けた先の片町あたり。

個人的には割と好きな部類の食べ物だが、身近な金沢出身者に聞いたところ「そもそもハントンライスという食べ物をいま初めて聞いた」という反応だったから、地元ではあまり有名な食べ物ではないのかもしれない。こういったことは全国のB級グルメに総じてありがち。

(参考)ハントンライス。訪れたのは10年近く前

(「グリルオーツカ」についての外部サイト情報はこちら)

tabelog.com

(11:44)城内は金沢城公園として整備されている

ともあれ、兼六園の桂坂口から入場した。坂を上ってすぐのところにあるのが「徽軫(ことじ)灯籠」で、雪害から樹木を守るための雪吊りと並び、兼六園の有名な景観のひとつ。ちなみに、雪吊りは設置作業を11月1日から、解体作業を3月15日から着手するのだそう。

(11:50)右手前の左右非対照の灯籠が「徽軫灯籠」

訪れた時期はちょうど梅が見頃の時期で、園内にある梅園で少し長めに滞在。携帯電話の画面が白くなるほどの花粉に少し驚いたが、なかなか綺麗で楽しむことができた。

(12時頃)白梅、紅梅いずれも見頃

割と大回りしていたが、約40分ほどで園内を概ね一周。再び桂坂口に戻ると完全な一周だが、今回はその手前、真弓坂口から兼六園を退出した。12時30分頃に兼六園を出ると、徒歩5分ほどで次の目的地、「金沢21世紀美術館」に到着。徒歩で廻れると交通機関待ちのタイムロスがないのが嬉しい。

2. 金沢21世紀美術館

(公式サイトはこちら)

www.kanazawa21.jp

以前この美術館は別途記事を起こしているが、一番の見所は「スイミング・プール」。ただ、現在この展示は「事前予約」もしくは「当日の順番待ち受付」が必要。今回の持ち時間ではそこまでの余裕はなく、無料展示部分だけを駆け足観光。

(その「プール」はこちら)

biketourist.hatenablog.com

(12:36)雲を測る男。雲ひとつない青空だが。

芸術の才能がないので作品の良し悪しは分からないが、分かりやすいというか、全体として個人的に好みの美術館。

(12:36)椅子も展示のひとつか

その後天井に開いた穴から空を眺められる「タレルの部屋」で暫し休息し、13時頃美術館を後にした。美術館至近のバス停留所は美術館目の前の「広坂」だったのだが、バス停に気づかず香林坊のほうに向かってしまった結果、800mほど歩くことになり少しタイムロス。

香林坊から金沢駅までは約2kmの距離で、バスで10分ちょっとの所要時間。駅へ向かうバスは頻発しておりそれほど待たずにどんどんやって来る。ただ、Suicaは一部のバスでしか使えないから、基本的には現金払いで、運賃は200円。

しばらくバスに揺られ、13:30頃金沢駅へ到着。最寄りの広坂バス停からバスに乗っていればもう10分は早く到着することができたかもしれない。

次の高速バスの出発までは残り30分で、金沢駅構内にある「金沢百番街」で昼食。いままで口にしたことがなかった「金沢おでん」を少しだけお試し。もう少し時間があれば回転寿司なんかにトライしてもいいかもしれない。いずれにしても、お店は多いから食事にあぶれることは考えづらい。

(外部サイトの店舗情報はこちら)

tabelog.com

(13:37)すぐに出てくるのはありがたい

手早く食事をし、13:50頃にお会計を済ませて退店。金沢駅兼六園口のバス乗り場に移動したところ、バス停についた時点ではまだバスは着車していなかった。

2時間30分というごく限られた時間だったから訪れられるポイントはそれほど多くなかったが、それなりに楽しめた。あと1-2時間あれば「ひがし茶屋街」まで、3-4時間あれば加えて「近江町市場」へも足を伸ばすことができると思われる。そうなると、触りだけならば金沢の主要な観光地は半日ちょっとあれば廻れるかもしれない。

というお話。誰かの参考になったら嬉しい。