日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】JAL/JL0931(東京羽田/宮古)


■Sponsored Link

便名 : JAL/JL0931
日付 : 2021/03/xx
機材 : B767-300ER(A41)
区間 : 東京羽田(HND)06:55→宮古(MMY)10:00
所要時間 : 03:05
区間マイル : 1,158
搭乗クラス : クラスJ(国際線機材)
運航 : JAL(日本航空)

羽田空港近辺のホテルに前泊し、始発電車で空港に到着。

(前夜の滞在記はこちら)

biketourist.hatenablog.com早朝便が絞られていた時期ということもあり、朝5時台の空港は人影まばら。ちなみに、2021年12月時点*1では、浜松町からのモノレールの始発(空港快速)が05:17着、品川からの京急始発(快特)は05:32着で、もし早朝に都心からアクセスする場合は浜松町からの方が羽田空港に早く到着することができる。

羽田空港 第1ターミナル 出発階

これから人が増えてくる

そういえば、チェックイン端末が非接触化し始めたのがこの頃。割と感度はいいのだが、下辺の隅の反応が少し悪いかもしれない。元々普通席で予約していたが、クラスJに数席の空きがありアップグレード。

羽田空港 第1ターミナル 自動チェックイン機

センサーが上に設置されているからだろうか

珍しく空港に早めに到着したから、その後はラウンジへ。国際線の便数が減ったからだろうか、この頃より普段国際線の機内食で出てくるようなハーゲンダッツのアイスクリームがラウンジで提供されるようになっている。直近、2022年3月時点でも味の種類が若干変わっているものの、引き続き提供されている。

羽田空港 第1ターミナル JALラウンジ

このときはバニラと抹茶の2種類

この日搭乗するのは宮古空港行きの931便。2020年10月末から始まる冬ダイヤまではJTA便名で運航されていたが、2021年3月末からの夏ダイヤからJAL本体に移管され、機材が大型化されるという変化があった。

機材はB767。同タイミングで石垣空港行きもJAL本体に移管され、こちらはB777での運航。調べるといずれの空港も滑走路の長さは同じのようで、石垣に比べて宮古の機材が小さいのはターミナルの大きさの差だろうか。

JAL931便 B767-300ER 羽田空港

ほぼ国内最長路線

しばらくして搭乗開始。早朝の出発便は割と手荷物検査場に近いところの搭乗口が使用されることが多い印象があるが、この便の搭乗口は少し遠目の8番ゲート。改札機頭上には何かしらのセンサーが設置されているが、これはどういう機能なんだろうか。

羽田空港 第1ターミナル 搭乗口

緑の光を放つ謎の機械

この路線のB767は国際線仕様で、当時最も旧式の「JAL SKYLUXE SEAT」のタイプ。ビジネスクラスとして利用するのはちょっと残念だが、クラスJであればまあいいかな、という感じの座席。ちなみにこの後しばらくしてこの機材は座席換装が実施され、いまはA28という座席配列の国内線機材として活躍しているとのこと。

(B767機材各タイプのシートマップはこちら)

www.jal.co.jp

JAL931便 B767-300ER A41 クラスJ

表地の模様が時代を感じさせる

せっかく眺望のよい南西諸島路線だからできることなら窓側を選びたいところだが、さすがに当日アップグレードでは空いている座席がなく、通路側に着席。

そういえば、離着陸時には壁のディスプレイに前方の風景が映し出されているのがどこか懐かしい。個人画面で見られるA350はさておき、10年ちょっと前にはよく見た風景だったがここ最近の飛行機ではあまり投影していない。機内エンターテイメントが増えたからだろうか。

JAL931便 B767-300ER A41 クラスJ 機内

A350が搭乗するまでの間、しばらく見なかった風景

国内線とはいっても1,000マイル超、向かい風を受ける西向きのフライトゆえ、所要時間は3時間超え。特に冬から春先にかけては向かい風が強いようで、速度はそれほど出ていない模様。日によっては往復で100kt(約180km/h)以上速度が違うこともある。

JAL931便 B767-300ER A41 クラスJ 機内

座席は古いが、表示は割と近代的

何だかんだで出発時に20分弱遅れ、若干回復したものの宮古空港には10分ちょっと遅れて10:10頃到着。この機材は折り返し東京行きの936便(宮古空港19:55発)まで宮古空港で待機することになる。空港のスポットは3つしかなく、1つを占拠すると他の飛行機を停めるところがない。どこに置いておくのかと思ったが、実際には滑走路の向こう側、旧ターミナル側に移動して待機していた。

宮古空港 到着口 電光掲示板

下手な本州の空港よりも便数が多い

その後レンタカーを借りて宮古市街へ移動。東京ではまだ肌寒い日もある3月下旬だが、この日は初夏を思わす暖かさ。もはや時折暑いと思う瞬間すらあるほどの気温の一日。せっかく南国に来たのだから、これくらいの方が嬉しい。

*1:記事を起こした時点。記事の順番の関係で投稿まで3ヶ月経ってしまった。