日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】LX2027(マドリード/チューリッヒ)


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便名 : SWR2027
日付 : 2018/08/xx
機材 : CS100(現A220-100)
区間 : マドリード(MAD)15:30→チューリッヒ(ZRH)17:40
区間マイル : 約770
搭乗クラス : エコノミークラス
運航会社 : LX

新型コロナウィルスに終始した2020年の秋に航空業界を駆け巡った、三菱グループの新型飛行機開発凍結の一報。本来であれば2013年には量産初号機が納入される予定だったそうだが、数度の納入延期の末ついに棚上げ状態になってしまった。

三菱が参入しようとしていた中小型サイズの航空機は、現状、JALが運用しているエンブラエルのE-Jetと、カナダのボンバルディアが開発し、その後エアバスのラインナップに加えられた、E-Jetよりはちょっと大きいA220シリーズの二大勢力。今回はこのうちA220に、2年ばかり前、欧州で搭乗した際の記録。国内の航空会社が保有していないため、日本にいるとなかなか搭乗機会のない機材。

余談だが、現在未投稿の記事が山ほどあり将来片付いたら記事にしようと思っていたのだが、この旅行も中々変なルート。今回は東京を出てホノルル乗り換え、シアトルで野球を観てNYに寄り、大西洋経由でロンドン、そこからマドリードに入ってきた。その後もその後で、コペンハーゲンヘルシンキを経由して日本に帰ってくるという、恐らく他ではそうそう聞かないヘンテコ日程。思い返すとここ数年、何だかんだで毎年1回は世界一周をしていた。

NY 自由の女神

NYでも少しだけ観光

ともあれ、この日はマドリード15時過ぎ発の飛行機でチューリッヒ乗り継ぎ、コペンハーゲンで宿泊するというスケジュール。

正午前にホテルから空港に向けて出発。マドリードの空港は市街地からそれほど離れておらず、地下鉄や国鉄?でアクセスできる。過去何度かマドリードを訪れた際は地下鉄でアクセスしていたのと、ちょうどこのとき地下鉄が工事で混沌としていたので、この日は国鉄でアクセス(地下鉄は路線まるごと運休していたり、別の路線では特定の駅だけ休止している状況)。

市街地の国鉄駅からマドリード空港までは約30分。本数こそ少ないものの、乗り換えがないぶんこちらの方が地下鉄よりも楽なような気もする。

スペイン国鉄 マドリード空港 空港駅

車内は欧州っぽい座席配置

空港に到着するとまずはチェックインすることになるわけだが、欧州は普段常用しているワンワールドがあまり強くなく、スターアライアンスの地盤。…なのだが、当時保有しており、今は失効してしまったUAのステータスのお陰で瞬殺。この快適さに味をしめ、後年JGCのみならず、FCも取得することになった。

その後手荷物検査を経て制限区域へ。スペイン・スイスいずれもシェンゲン圏内で、比較的手続は簡便とはいえ、日本の国内線と比べると検査は中々面倒くさい。安全のためには致し方ないが。

制限区域内はかなりの人混みで、その辺を散策するのもほどほどにラウンジへ。しばらく窓の外を眺めていると、おおよそ出発時刻には間に合わなそうな時間に機材が到着。

マドリード空港 ラウンジ A220-100 外観

初対面

遅れるには遅れたが、割と急いだのか、さほど大きく遅れることなく搭乗開始。ほぼ最後部だったこともあり、優先搭乗で早々機内に乗り込んだ。

昔の写真を引っ張り出してきた記事では定型文のようになっているが、当時、よもやブログなんか執筆するとは思ってもいなかったからろくな写真がない。機内の座席配置は2列-3列の横5列配置。あまり長距離を飛ぶことがないからか、シートピッチは割とタイト目の配置だった。欧州は総じて大柄なイメージがあるのだが、しんどくはないんだろうか。

LX2027便 A220-100

これしか写真がないが、天井の液晶が特徴的

天井(というよりも荷物棚下)には、このサイズの機材ではあまり見かけない、スマートフォンの画面くらいの液晶がはまっていて、マップなんかが表示されていた。

マドリードの空港は中々大規模で、しばらくその辺を走り回ってから離陸。離陸後すぐは見渡す限り黄色い大地で、何となくイメージするスペインの印象通り。

LX2027便 A220-100 穀倉地帯 風景

穀倉地帯?

ちなみにマドリードからチューリッヒは約770マイルで、東京から奄美大島とほぼ同距離。出発すると北東方向に飛んでいくようなイメージ。

機窓を眺めていると、しばらくして山岳地帯に突入。こちらもこちらで、イメージするフランスだとかスイスのイメージ通りといった感じ。国内ならばWi-Fiがなくとも何となく現在地がわかるが、海外はさっぱり分からないのが残念。

LX2027便 A220-100 山岳地帯 風景

見るからに色が変わった

その後間もなくすると着陸に向けて降下していくのだが、視界にちらほら原子力発電所?のような施設が飛び込んでくる。日本ではあまり接近することがないような気がするのだが、この辺りはお国柄の違いなんだろうか?

LX2027便 A220-100 発電所 風景

見るからにそれ、といった感じの建物

そんなこんなでチューリッヒに到着。

LX2027便 チューリッヒ空港 A220-100 ターミナル

787とエアバスを足して2で割ったような見た目

これが初めてのスイスで、少しくらい空港の外に出てみたかったところではあるが、そんな時間はなく、数時間の乗り継ぎでデンマークへ向かった。

そういえば、この空港には今回の機材以外にもあまり見慣れない飛行機が。調べてみると、フォッカー100?とかいう機材らしい。初めて降り立つ空港は見る景色すべてが新鮮で面白い。

LX2027便 チューリッヒ空港 フォッカー100

1度乗ってみたかったが、今のところ機会なし

初めて搭乗したA220、そもそもさほど静粛性を売りにした機材ではないとはいえ、荷物棚がビビっているのか、比較的高周波の騒音が印象に残っている。ただ、今のところ搭乗したのはこの1度だけで、もしかすると勘違いかもしれない。

現時点では日本国内を移動する場合は搭乗する機会のないこの機材、今後日本に入ってくるかどうかは興味深いところ。JALは遅延を見越して?、機材を一旦ブラジル・エンブラエル社の機材に統一しており、当面は凌げそうに見えるが、その後はどうなるやら。

それよりも、目先は機内誌の機材一覧に載り続けている三菱の飛行機がどのように取り扱われるか、のほうが興味深いか。