便名 : JAL/JL0303
日付 : 2022/11/xx
機材 : B777-200ER(777/W64)
区間 : 東京羽田(HND)06:30→福岡(FUK)08:25
所要時間 : 01:55
区間マイル : 567
搭乗クラス : 普通席
運航 : JAL(日本航空)
早朝に九州に移動し、午後早い時間に東京へ帰ってくるスケジュール。この日福岡に向かう際に搭乗した06:30発の始発便は、A350型機が出揃ったことで徐々に数を減らしつつある国際線仕様のB777型機。
この機材が国内線に登板し始めてからこれまで、この機材では殆どクラスJ(=ビジネスクラス座席)を利用してきたが、今回は久しぶりに普通席を利用。それゆえ、真っ赤な座席にお目にかかるのも大分久しぶり。ちなみに普通席は座席は3列-4列-2列で横9列のちょっと変わった配列。
(この機材の「クラスJ」座席についてはこちら)
なお、この機材は座席こそ「SKY WIDER」世代の新しいものだが、シートピッチは他の「新・間隔エコノミー」機材と比べてちょっと詰められている*1ので、前後幅が狭め。だいたい通常の国内線機材と同じくらいで、台湾や香港くらいなら良いが、タイやシンガポールくらいの距離となるとちょっと大変そう。JALグループとしてはZIPもできた訳で、JAL本体便はまもなくやって来るだろうA350型機の国際線仕様から、また元の水準に戻っていくんだろうか。
今回は非常口座席を選択しているので自席については関係なく*2、足元は広々している。ただその代償として、この非常口座席は飛行中はちょっと足元が寒いので、防寒対策をしておく必要がある*3。普段、普通の窓側席ではあまり寒いと思ったことはないから、ドアの隙間から冷気が入ってきているのかもしれない。
ともあれ、ほどなくして出発。2022年は10月後半くらいから急速に乗客が戻り、直近では殆ど満席になっている便もしばしば見かける。長期連休はともかく、11月あたりでこの混雑というのはしばらく振りで、ちょっとした懐かしさすら覚える。
ところで、大型機の非常口座席というと窓がないケースがしばしばあるが、この機材では無理のない姿勢で覗ける窓がついているのが嬉しい。それにしてもいつの間にかA350型機が急増していて、早朝の羽田空港駐機場ではそこかしこで姿を見かけるようになった。
出発すると、各社の格納庫の前を通過してD滑走路へ向かう。ANAの格納庫前にはANA Cargoの機材が停められていたが、これは日常的に羽田で見られる飛行機だろうか。貨物機はあまり羽田というイメージがなく、これまで見た記憶が殆どないのだが。
離陸するとこの日は比較的雲が多く、あまり地上の様子は見えない日。離陸してベルトサインが消灯するくらいまでは起きていたが、前夜2時過ぎまで仕事をしていたツケがたまって、いつの間にか寝てしまった。
道中は飲み物のサービスにも気づかず殆ど寝ていて、何やら肉声のアナウンスが聞こえて目が覚めた。どうやら旋回待機をするようなことを言っていたようだが、程なくして着陸体制に入るという放送に変更。左手下に西鉄貝塚線、福岡市営地下鉄の貝塚駅やコンテナの並ぶ博多港を見ながら福岡空港に着陸。
空港到着後に航跡を見ると、迂回はしていたものの、同じところをぐるぐる回るような待機飛行ではなかったらしい。まずもって待機していた理由から分からないが、滑走路の閉鎖だとすれば、思いの外短かったということなのだろう。
そんなこんなで少し遠回りしたものの、大体定刻通りに福岡空港へ到着。約1時間の待ち合わせで長崎県の五島福江空港へ向かう便に乗り換える。ただ、この便はANA便として購入しているから、制限区域内で乗継ぎすることができない*4。今回のような航空会社系列をまたぐ乗換えの場合、一旦制限区域外へ出る必要があるのがちょっと面倒くさい。