日時 : 2020/10/xx
区間 : 神奈川県小田原市→東京都某所
距離 : 108.51km
実走行時間 : 8時間05分
秋頃に東京から小田原まで2日間かけて往復した際の記録。こちらは復路。
(往路はこちら)
朝は比較的ゆっくり目の9時スタート。思いがけないトラブルに遭遇しがちな自転車旅行において、この時間までホテルにいるというのはなかなかないこと。
ちなみに今回宿泊したのは東横INNなのだが、ここには駐輪スペースがなく、ホテル正面にある公営?の駐輪場を利用した。朝は駐輪場へ自転車を取りに行くところからスタート。駐輪代は数百円程度だったか。
出発してまずはホテル近隣の「鈴廣」でお土産用のかまぼこを購入。これも涼しい時期だからできることで、夏場はとてもじゃないが食べ物は買えない。その昔、夏場に荷物に入れた食べ物が半日弱で悪くなってしまった経験がある。
ともあれ、お土産の購入後、だらだらと復路をスタート。
基本的に往復同じというのはあまり好きではないのだが、途中までは同じ道で大磯までは国道1号線、そこから国道134号に入り、茅ヶ崎辺りまでが前日の逆走。ただ、そこから県道には入らず、この日はそのまま134号を直進するルートを取った。
この日は前日よりは身体がこなれてきたこともあって、少し早めのペース。とはいえあくまでミニベロなりのハイペースな訳で、ロードバイクには敵うわけもなく、多くの自転車が追い抜いていった。
小田原出発から2時間30分ほどで見えてくるのは江ノ島。こちらのルートの方が少し距離は長くなるが、景観的には楽しめる。
そのまま道なりに走ると江ノ電と並走するようなルートになり、海沿いの駅として有名な鎌倉高校前駅前を通過、次に立ち寄ったのは稲村ヶ崎。このエリア一帯のなかではここからの風景が個人的に一番好みで、江ノ島近辺を散歩しに来る際にも必ず立ち寄るスポット。
その後も134号をしばらく走り、由比ヶ浜で左折し県道21号線へ入る。この道はみなとみらい近辺まで繋がっていて、しばらくは道なりに進むかたち。
鎌倉駅前を通過し、鶴岡八幡宮前を左折してしばらくすると比較的急な登り坂。復路のルートも基本的には平坦だが、この鎌倉とその後到達する日野IC付近に、道中では比較的距離の長い登り坂が存在する。
その登り坂も踏破し、江ノ島から1時間30分、小田原から4時間ほどで横浜到着。せっかくなので少しばかりみなとみらいエリアを散策していくことに。
そういえば、桜木町駅からみなとみらい地区にかけて、ロープウェイが建設中。
調べるに、まだ公式ホームページは見当たらなかったが、「YOKOHAMA AIR CABIN」とかいう名称がつけられているらしい。2020年度末までに開業とのことなので、間もなくといったところか。
そんなこんなで割と長い時間このエリアをたむろしていたのだが、この時間、自転車のメーターを止め忘れたことによって走行時間が歪んでしまった(普段は信号停止等では止めないが、休憩時間はメーターを止めている)。往路6時間に対し、復路8時間もかかっているのはそういった事情。
その後ようやく東京に向けて出発。みなとみらいエリアからは自転車に厳しい横浜駅前を経由せず、中央市場通りを通って、京急神奈川駅付近で国道15号に合流するルート。この辺りを自転車で走るには今回のルートが一番走りやすそう。
ここから先はまた往路の逆走になり、さほど面白い見所もないからただ走るのみ。平坦で速度は出やすいから、歩道にしても車道にしても割と快適に走れるエリア。しばらくすると多摩川に辿り着き、東京都に復帰。東京に入って10分ほどで見えてくるのが京急蒲田駅の巨大な構造物。
初めて自転車で長距離を走った頃はまだ京急が高架になっておらず、まだ工事も始まっていなかったことを考えると、随分と時間が経ったものだと感じる。そもそも当時はまだ学生だった。
蒲田まで帰ってくれば東京都心はすぐそこ。ただ、思ったよりも横浜で時間を遣ってしまったこともあって、日没前の到着は叶わず。
往路とルートを変えて走った結果、メーター上、往路よりも10kmちょっと余計に走って無事都内某所の自宅に到着。
以上、2日間、往復200kmちょっとの行程。ミニベロだとこれくらいが一番楽しく走れる距離なような気がする。
(参考)
累計走行距離:9,821km