北海道の陸空コラボのお話。
JR北海道全線のフリー乗車券が発売され、これは早々に売り切れてしまった。
その後最近になって、また新しい企画きっぷが発売されたようなので、その情報共有。ただし、このきっぷもまた若干特徴のある制限が付されている。
そのきっぷというのが、
- 「AIRDOひがし北海道フリーパスSP」
- 「AIRDOきた北海道フリーパスSP」
以上の2種類。
(公式サイトはこちら)
その名前の通り、AIRDO対象便に搭乗した場合にのみ発売されるというもの。
過去には初代エアアジアやピーチの利用者向けに同様のチケットを発売していたが、今回はAIRDO利用者がターゲット。
■価格
いずれも9,800円(こども4,900円)
■有効期間および利用可能期間
2020年10月30日から2021年4月5日までのうち、
ひがし:連続5日間・きた:連続4日間
■きっぷの効力
フリーエリア内の特急・普通列車(快速含む)の普通車自由席乗り降り自由
詳細は上述の公式サイトを参照いただきたいが、
「ひがし」「きた」いずれにも札幌・小樽などが含まれるほか、
「ひがし」には旭川・富良野・網走・帯広・釧路など
「きた」には旭川・富良野・稚内などが含まれる。
■購入期限
2020年10月30日から2021年3月31日まで
ただし、購入できるのはAIRDO対象便搭乗当日のみ(後日購入は不可)。また、共同運航のANA購入AIRDO運航チケットの場合も購入不可(AIRDOからの購入のみ)。
■発売場所
「ひがし」:新千歳空港駅・旭川駅・帯広駅・釧路駅・北見駅・網走駅
「きた」:新千歳空港駅・旭川駅
これらの場所に「ご搭乗案内」のスリップを持参して購入。
※各空港の最寄り駅以外(つまり新千歳着で旭川駅で購入など)は不可。
たとえば札幌を起点として道内を周遊するといった場合にメリットがあるのは当然のこと、稚内まで行くのであれば、単純往復するだけでも十分使い出はありそう。陸路で行こうとすると、中々時間はかかってしまうが…。
なお、AIRDOで直接購入すると、ANAへのマイル積算やラウンジの利用はできない。利用の際はこの辺りがややこしいのでお間違いのないよう。最大限効果的に利用するとすれば、ダイナミックパッケージだとか、事前購入型運賃との組み合わせといった感じだろうか。
もし最寄り空港にAIRDOが就航していないとか、JALやANA、SKY等を利用するのであれば、以前紹介した「お先にトクだ値スペシャル」なんかも選択肢。乗り放題ではなく、当日予約もできないが、最大55%割引はなかなか魅力的。
(当時の記事はこちら)
というお話。