日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】丘珠空港連絡バス(札幌駅前/丘珠空港)


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便名 : なし
日付 : 2020/07/xx
区間 : 札幌駅前(09:00)→丘珠空港(09:30)
乗車クラス : 普通席(座席定員制)
運行 : 北都交通

 (前夜の滞在記はこちら)

biketourist.hatenablog.com

しばらく紀行系の投稿から離れてしまった。

当時の日程は若干込み入っていて、札幌から一旦函館に立ち寄り、その後札幌に戻ってから福岡を経由して東京に戻るという日程だった。今回はそのうち札幌から函館へ向かったときの記録。

ご存じの方も多いと思うが、札幌エリアには空港が2つある。1つは新千歳で、もう1つが今回利用した丘珠(おかだま)空港。

新千歳は便数が多い一方で、札幌から少し距離が離れている。他方、丘珠は道内路線が中心で本数こそ限定的なものの、札幌市内にあり利便性が高い。どちらかひとつ、というよりは両者は相互補完の関係にあるといった感じ。その丘珠空港には鉄道路線が直結していないため、アクセス手段は主に札幌駅前から路線バス。もしくは、地下鉄東豊線栄町駅まで移動し、そこから路線バス。

この日はホテルから徒歩で札幌駅へ向かい、ここから直通のバスに乗車した。ちなみに乗り場は駅前のバスターミナルではなく「大丸札幌店」の道路を挟んで反対側辺り。

このバス停からは新千歳・丘珠両空港へのバスが出ているのだけれど、丘珠はともかく、新千歳へのアクセスも札幌駅からだとJRが主流ということもあってか、主要駅からの空港バスにしては少し目立ちにくいところにあるという印象。

札幌駅前 丘珠空港連絡バス 乗り場

乗り間違いに注意

なお、丘珠行きのバスは行き先は正しく「丘珠空港」を表示しているものの、車体の表示は「新千歳空港 AIRPORT LINER」と記載されたバスを共用している模様。それゆえ、乗り間違えると全く違う場所に着いてしまうのでご注意を。

バスは地方空港によくある、飛行機の便に対応した運行。つまり、もし早めに空港に向かう場合は、別の便に対応するバスに乗るしかない。尤も大分コンパクトな空港なので、時間を潰す場所もあまりないのだが。

ちなみに、冬場は市内中心部の道路渋滞回避のため、東豊線栄町駅と空港の間でシャトル運行になり、札幌駅まで来ないので要注意。所要時間は乗り換えたとしても、バスで直通したのと概ね同程度。

丘珠空港連絡バス 車内

最前列は荷物置き場

バスそのものは特段特徴的なところはなく、通常の空港バスといった感じ。強いて言えば床下のほか、最前列が荷物置き場として利用できるようになっている。

出発すると、東2丁目通、北郷通、屯田通の順の経路。札幌駅から20分強で地下鉄栄町駅のバスターミナルに到着。栄町駅を発車して少しばかり走ったと思えば、すぐに丘珠空港に到着。地下鉄駅からは積雪時以外は頑張れば歩けそうな距離。

今回は定時で到着したものの、夏場で割とぎりぎり気味の時間通りとあれば、確かに雪が降れば定時運行は難しそうで、区間運行になるのも仕方ないかなといった印象。

到着した空港ターミナルはよくある地方空港よりも更に一回りほど小さめのサイズ。

丘珠空港 ターミナル 外観

空港外観

ともあれ、そんなこんなで丘珠空港に到着した。搭乗する飛行機は10:05発で、バスが到着した時点で出発の35分前。主に道内の手慣れた乗客が利用するからなのだろうが、比較的空港への連絡バスとしては余裕が少なく、攻めたダイヤといった感じ。