日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【宿泊記】22.東急ステイ沖縄那覇


■Sponsored Link

日時 : 2020/07/xx
泊数 : 1泊

旅行業にとっては苦難の時代となってしまっているが、計画は突然中止できるでもなく、観光地を中心にホテルの新規出店が続いている。

今回は2月にオープンした那覇の東急ステイ。個人的には今までさほど利用する機会はなかったが、近頃各地に続々と開業しているし比較的手頃な値段で良い感じに見え、ちょうど用事があった際に泊まってみることに。

那覇空港に到着し、モノレールに揺られること約10分、壺川駅がホテルの最寄り。東京はまた少し違う熱気にやられながら数分歩くとホテルに到着。コンビニはホテル近辺には見かけなかったので、壺川駅近くで寄るのがおすすめ。

低層階にはドンキホーテが入っていて、フロントまではエレベーターでアクセス。フロント階は打ちっぱなしの床が特徴的で、この類のホテルにしてはかなり広め。

東急ステイ沖縄那覇 ロビー

規模の割に広い

写真を撮ったタイミングがまちまちで昼と夜が交互に来ているが、部屋はフロントの雰囲気と打って変わって木目調で暖か目の見た目。ただ、所々にワンポイントが入っているからか、木目でも南国の雰囲気。

東急ステイ沖縄那覇 客室全景

ステンドガラスとフットスローが南国風

東急ステイ沖縄那覇 客室

ベッド廻りが特徴的

枕元にはコンセントとUSBポートが1口ずつ。近頃のホテルではもはや必須の設備。

東急ステイ沖縄那覇 洗面台

壁の色が特徴的

浴室は一般的なシステムバス。壁の色が濃い色なのもあって、海っぽい雰囲気。アメニティはフロントに集約してあり、各部屋に最初から置いてあるのは歯ブラシ程度。

それにしても、数年前に開業したホテルと比べると、水回り一つとっても最近のホテルは浴槽が拡大されていたり、快適性が格段に向上している。このほか、東急ステイの特徴として、各部屋に洗濯機が設置されている。「ステイ」を名乗るだけあって、長期滞在も念頭に置かれた設計。

たとえば自転車旅行の際にはホテルのコインランドリーを利用することがあるのだけれど、洗濯機投入→回収→乾燥機投入→回収の一連の作業は地味に面倒くさい。過去、ハイシーズンのビジネスホテルでは、乾燥機が渋滞して夜2時過ぎまでフロントで待機したことがある。この時間をショートカットできるだけでもこのホテルの利用価値はかなり高い。余暇ならともかく、仕事での宿泊なら尚更。

ちなみに、写真で見えている電子レンジの他、食器等も用意されている。

東急ステイ沖縄那覇 電子レンジ 洗濯機

到着したときに洗剤ももらえる

窓から見える風景はこんな感じ。特筆するような風景はないものの、空の青さを感じられるだけでも楽しい。

東急ステイ沖縄那覇 客室 眺望

空が青い

前述の通り、フロント階はかなり広く余裕のある作り。中庭の見える小部屋なんかもあって、個人的にはこのスペースがお気に入り。

東急ステイ沖縄那覇 ロビーラウンジ

ぼーっとするには最適

フロントから見られる、大通り側の風景はこんな感じ。画面左奥には春先にジャイアンツがキャンプを張っているセルラースタジアムがある。そう遠くなく、徒歩でもアクセスできる距離。約20分くらいだろうか。

東急ステイ沖縄那覇 ロビー 風景

中央奥に海、右手奥が旭橋駅エリア。

個人的には東急ステイをウィークリーマンションに近い存在だと勘違いしていて、縁遠い存在だと思っていたのだが、普通に使える割と好みのホテルだった。今回、このような状況だったこともあって宿泊費はだいぶ抑え目の金額だったが、需要が元に戻ったときの値段がいくらになるかが気になるところ。