日付 : 2020/12/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : ツイン(24㎡)
北海道には数多くの素敵な宿があるが、どういうわけか函館には朝食を売りにした宿が集中している。駅近くにあるラビスタや函館国際ホテルがその代表格。そんな中、最後発で登場し、最近話題になっているのが今回の「センチュリーマリーナ函館」。
訪れたのは年の瀬も間際に迫った12月後半だったこともあり、ロビーにはクリスマスツリーが飾られて華やかな雰囲気。
ちなみにロビーの端にはウェルカムドリンクのサーバーがあり、時間限定ながら宿泊者は自由に利用できる。
このセンチュリーマリーナ、上位ランクの部屋の方が面白そうだったのだが、JALPAKで手配した時に基本ランクと上位ランクで値段差が思いの外開いており、今回はベーシックなダブルの部屋を手配。次回宿泊する機会があれば上位ランクにチャレンジしてみたいところ。
ツインでビジネスというのもあまり想定されないからか、デスクは割とコンパクト。その代わりにソファー前にミニテーブルがあり、作業をする場合には組み合わせればそれなりの作業スペースは確保できそう。ちなみにこちらの部屋の窓は函館駅側に向いているので、部屋からは函館山を望むことはできない。
水回りは浴槽なしでシャワーブースのタイプ。上層階に大浴場があるので、部屋から出るのが面倒でなければそちらを利用するのが良いかもしれない。
無料提供の水は北海道ブランドで、ネスプレッソのカプセルが2つ。
チェックイン日は到着が遅く寝落ちしてしまったので、翌朝は早起きして大浴場で朝風呂。さすがに大浴場で写真を撮るわけにはいかないので写真はないが、大浴場横には見晴らしのいいラウンジがありこちらで小休止。部屋からは函館山の様子は見られないが、このスペースから眺めることができる。
(大浴場については以下公式サイト参照)
しばらくして部屋に戻るとちょうど朝焼けの頃合い。函館山を背にして函館駅方向を望んだ場合、左手が東の方角。松前半島の向こう側から日が昇ってくるような形になる。ちなみに、写真左に見えるのが青函連絡船記念館摩周丸。
前述の通り、こちらのホテルの売りのひとつが充実した朝食。どんなもんだと思っていたが、一回では制覇できないほどのメニューが用意されていて評判通り。というよりも、思っていたよりも満足感があった。
(公式サイトはこちら)
そんなこんなでチェックアウトの時間を迎えて出発。この日は車で札幌近くまで向かい、次の宿にチェックインするだけの日程。一昔前は旅行といえばぎちぎちにスケジュールを詰め込んでいたが、最近では昔ではありえないような緩いスケジュールの旅行も時々するようになってしまった。
チェックイン後は近所の赤レンガ倉庫を少しだけ散策してから出発。冒頭にも記したが、年末近いこの頃はクリスマス模様の飾り付けで街がどことなく華やかなのが楽しい。
ともあれ、ちょっとした探索を終えたあとは車で札幌方面へ移動した。移動先についてはまた機会があれば、ということで。
せっかく宿泊するのであれば上位ランクのお部屋の方がきっと楽しめるとは思うものの、それなりのランクでも快適な滞在ができるという意味では、函館のホテル候補の中ではかなり上位に位置するホテルだった。マリオット系のホテルがなければ、定宿になっていたかもしれない。
というお話。