訪問日 : 2020/01/xx
空港愛称 : おいしい庄内空港
実質的にこの続き。
朝大館能代空港に到着し、鷹ノ巣駅からJR奥羽本線でのんびり南下、庄内空港最寄りの酒田駅に着いたのは14時半くらい。空港までは歩けるほど近くなくバスを待つことになるが、小規模空港にありがちな航空便に対応するダイヤ編成でしばらくバスはなく、駅隣接のお土産やさんを冷やかしたりその辺を散策したりして時間潰し。
そういえば、街中をジェットスターの広告を纏ったバスが走っていた。セールには毎回この路線が入っているあたり、なかなか苦戦していると見える。
いくらか時間を潰すと空港行きのバスの時間になり、バスターミナルからバスで空港へ。バスは飛行機に合わせて上下各5本、酒田と鶴岡からそれぞれ出ている。所要時間は酒田から40分弱、鶴岡から30分弱といったところ。
(空港アクセスバスの詳細はこちら)
空港外観はよくある地方空港といった感じ。
ターミナルに入ると、正面にはANAのチェックインカウンター。一方ジェットスターはというと、入口入って右手側に小さくまとまっている。
この日はホワイトボードで何やら色々掲示してあった。
見ると、この日のフライトは機材繰りで欠航とのこと。欠航してもさほど影響ないほどの乗客しか集客できていないのだろうか。ジェットスターには頑張ってほしいと思うが、時間の読めない航空会社はどうにもリスクが高く使いにくいと思ってしまう。使えたとして私用の旅行の往路くらいだろうか。是非とも安定運航を。
1階にはチェックインカウンターの他、到着出口と謎の休憩スペース。テレビはNHKが放映されており、テレビ前にはマッサージ機が3台。いまいちコンセプトが掴めない。
2階には売店が2店舗あり、3階にはレストランと展望デッキがある。
売店には土地柄「だだちゃ豆」を使ったお菓子が多いのだが、そのなかでも特に「元祖白山だだちゃまんじゅう」がお気に入り。どうやら、以前「マツコの知らない世界」で取り上げられたものらしい。また現地を訪れることがあれば、次回も買って帰ると思う。
(件のまんじゅうはこちら)
3階の展望デッキはテニスコート半面分くらいで、そこまで広いデッキではない。ただ、飛行機との距離はかなり近いのは地方空港らしいところ。
ちなみにこの空港の滑走路は東西(09/27)で、長さは2,000m。将来的には2,500mまで延伸できるか検討している段階にあるとか。それにしても、フェンスでがちがちの羽田空港なんかを見慣れるとこの空港は異様にフェンスが低く感じる。お迎えに来たと思われる数人の地元の方々が飛行機を眺めていた。
そういえばすっかり忘れていたが、この空港の愛称は「おいしい庄内空港」。ちなみに山形空港も庄内空港と同時に「おいしい山形空港」と名付けられている。なんというか、かなりざっくりしたネーミング。
飛行機が到着したので手荷物検査場を通過。
どうやら最近制限区域の売店が閉店したらしいので要注意。知らずに通過して戸惑っている人も数人見かけた。その後しばらくすると搭乗開始。
以上、東京までは1時間ちょっとであっという間の空港のお話。