訪問日時 : 2020/01/xx
所要時間 : 約5分
仰々しく記事にするほどの距離はないのだが。
この日は朝一の飛行機で大館能代空港に降り立って、そこからJRで移動して庄内空港の最終便で羽田に戻るという旅程。できることなら1泊くらいしたかったが、時間が取れなかった。
ちなみに、この羽田から大館能代の路線はANAの単独運航で、朝夕の1日2便が就航している。羽田発は08:55で、1日1便の路線よりは早いものの複数便の設定がある路線としては少し遅め。
この日は乗客が少なかったからか、早発して定刻より少し早めに大館能代空港に到着。
空港からのアクセスは路線バスが1路線と乗合タクシーが数路線。バスだと定期運行しなければならないけれど、乗合タクシーは乗客がいなければ走らないわけでその方が効率がよいのかもしれない。
(以下、公式サイト)
その唯一の路線バスは空港からJR鷹ノ巣駅を経由して大館市街までを結んでいる。ダイヤ上の出発時刻は10:20で、定刻着のとき到着15分後ということなんだろう。今回、飛行機が早めに着いたが、早着しても早く出るということはなかった。おかげで空港内を少し散策する時間ができた。
(再び公式サイトを引用)
空港から鷹ノ巣駅までのバスは所要時間20分弱といったところ。坊っちゃん列車よろしく、街中をちょっと走ったと思ったらあっという間に着いてしまった。
飛行機と列車の乗継ぎはあまり良好ではなく、バスの鷹ノ巣駅到着3分ほど前に秋田方面の「つがる」が発車したところ。羽田空港発が08:30くらいだとこの列車への乗換えができて便利なのだけれど、空港が一番混雑している時間に出発を移すのは素人目にもなかなか難しそう。
駅からバス停はあまりにも目の前で記事にするほどのものでもないが、乗り換え待ちが比較的長く、写真をそこそこ撮ったので記事にしようと思う。
人生2度目の鷹ノ巣駅。前回は桜の時期に日帰りで弘前、角館を訪れる日程を組み、ここから内陸縦貫鉄道で角館に向かった。この日、角館の桜が綺麗だったのはもちろんのこと、内陸縦貫鉄道沿線の桜が思いの外綺麗だったのが強く印象に残っている。
なお、鷹ノ巣駅はJR・内陸縦貫線それぞれに改札があるが、いずれの場合も出口は正面の1つしかないので、迷う余地はない。
小ぢんまりした商店街が続いており、その入り口(左手)に空港バスのりば。バスはロータリーでUターンするのだけれど、駅舎前ではなく、駅前の商店街の一角に停車する。よく見ると駅側からもバス停は見えているが、特段看板等の案内はなく主張少な目なので、初めて訪れるときにはちょっと気づきにくいかもしれない。
バス停から駅を見ると距離感がお分かりになると思うが、積雪がなければ段差はなく、50m弱の平面移動。所要時間は1分もかからない。
バス到着から20分ほどの待ち合わせで普通電車があり、これに乗って秋田方面へ向かった。特急こそ逃したが、地方でこの乗り継ぎ時間ならまあ上出来だろうか。
■まとめ
- バスは駅舎前ではなく、商店街に発着
- 乗り換えは5分もかからない(電車がちょうどいい時間にあれば)
- 特に段差はない