日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【日本のごはん】35.どりあん(北海道)


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日時 : 2022/06/xx
場所 : 北海道根室市
予算 : 1,000-2,000円/人
滞在時間 : 約30分

道東のB級グルメシリーズ。釧路の「スパカツ」に続き、今回は根室の「エスカロップ」。あまり聞きなれない料理かもしれないが、バターライスのうえにトンカツを載せ、デミグラスソースを掛けた食べ物。

(釧路の「スパカツ」についてはこちら)

biketourist.hatenablog.com

道東の根室とは関係性がいまいち見いだせないが、どうやら「エスカロップ」というのはフランス語で肉の薄切りを意味する"escalope"が語源の料理だそう。

根室市内では比較的提供する店舗の多いこの料理だが、それほど他の街へ伝播することもないようで、道内の他の街ではあまり見かけたことがない。今回はせっかく根室を訪れたということで、街中にある「どりあん」というお店を訪れた*1

(外部サイトの店舗情報はこちら)

tabelog.com

■ 地図情報

納沙布岬からバスで根室駅まで戻ってきたのち、歩くこと10分ほどでお目当ての「どりあん」に到着。店舗の向かいには「イオン根室店」があり、辺りはちょっとした繁華街といった雰囲気。

北海道根室市 どりあん 店舗外観

「どりあん」店舗外観/ レトロな喫茶店

メニューは割と充実していて、ビーフシチューなんかに惹かれもしたが、初志貫徹でエスカロップを注文。せっかくだから、といういつもの言い訳をしつつ「スペシャル」のほうにした。

北海道根室市 どりあん メニュー

「どりあん」メニュー/ 一通りの洋食が揃っている

しばらくして料理が到着。ご飯はお店によってケチャップライスの場合もあるそうだが、こちらのお店は原則通りのバターライス。デミグラスソースがかかっているが、割と軽めの味付けで重たさはなかった。

北海道根室市 どりあん エスカロップ

りあんの「エスカロップ」(@1,500)/ デミグラスソースの割に軽め

料理がすぐ提供されたこともあり、30分ほどで手早く食事を終えて退出。少し時間が余ったので、お散歩がてら「明治公園」を訪れたのち、根室駅に戻った。

同じ道東、割と近接気味の釧路と根室でカツを使ったB級グルメ被りをしているのもあっていまいち知名度が上がりきっていない気もするが、せっかく根室を訪れた際には一度口にしてみてはいかがだろうか。

というお話。

*1:余談だが、発祥のお店を訪れてみようとしたところ、当日は休業日だったのだ。