便名 : 便名なし
日付 : 2021/05/xx
区間 : 水戸駅南口(07:10)→茨城空港(07:50)
所要時間 : 00:40
乗車クラス : 普通席(座席定員制)
運行 : 茨城交通
前夜から水戸駅前のダイワロイネットホテルに宿泊。朝イチの飛行機で茨城空港から新千歳空港へ移動するため、水戸駅からバスで茨城空港へ移動する。
(宿泊記はこちら)
茨城空港発着の公共交通機関は2023年1月時点ではバスのみで、本数が多いのはJR水戸駅、JR石岡駅と空港を結ぶ路線で、常陸太田方面は本数わずか。この他、COVID-19感染拡大前は東京駅とつくば駅の路線が設定されていたが、2023年1月時点では運休を継続している。
今回利用するのはJR水戸駅路線で、茨城空港08:35発の飛行機に対応する連絡バスは水戸駅を07:10の出発。ホテルはバス停から徒歩で5分以内の場所にあるが、余裕を持って出発の約20分前、06:50にホテルを出発した。デッキを歩いていると、バスのりばへ降りられるエスカレーターを発見。
ちなみに水戸駅から出発する茨城空港行きのバスは2種類あり、1つが今回乗車する南口に発着する高速バスで、もう1つが反対側の北口を発着する下道経由の一般路線バス。高速道路経由は約40分に対し下道経由は約70分と所要時間にけっこうな差がある。一般道経由も一度利用してみたいが、その後もなかなか機会がないまま今日に至っている。
(茨城空港-水戸駅路線について、公式サイト情報はこちら)
水戸駅南口のバスのりばは円形になっていて、茨城空港行きのバスはエスカレーター前の4番のりばから出発。このとき隣の5番のりばには07:00発の東京駅行き「みと号」が停車していた。
この「みと号」、所要時間はJR特急の倍ほどかかるものの、バス運賃は約半分でJRの運賃よりも安い*1ため、高速バスも根強い需要がある。仮定の話にはなるが、もしアクアラインのような短縮経路があれば常磐線の特急列車も房総特急同様に壊滅していたかもしれない。
しばらくするとロータリーにバスが1台入ってきて、待機場に停車。今回乗車する空港行きのバスは水戸駅が始発ではなく、常陸太田始発。遅延が許されない空港バスであることに加え、始発からは既に1時間30分近く走って来ているからだいぶ時間に余裕を持っているらしい。
ただ、このバスの前に乗り場を発着する便はなかったから、到着したのであれば乗り場につけても良さそうなのに、というのは事情を知らないいち素人の意見。
しばらくして乗り場にバスが到着。この水戸駅から茨城空港への路線には関東鉄道と茨城交通という2つの県内バス会社が参入しているが、乗車するのは茨城交通運行便。関東鉄道の便ではSuicaなどの交通系ICカードが利用できるが、茨城交通の便では利用できないという違いがある。
ちなみに、茨城空港からの航空便で出発する場合、茨城県内のホテルに宿泊したのちバスに乗車すると空港までのバス運賃が無料になるキャンペーンが実施されている。
(以下、キャンペーン案内ページ)
水戸駅以前からの乗客と水戸駅からの乗客を合わせて10名程度で出発。バスは一般的な2列+2列の横4列仕様の車両。
水戸駅から空港までどんなルートで進むんだろうと思っていたが、駅南中央通りを南下し国道50号線に合流すると左折、水戸南インターチェンジから東関東道に入って茨城空港北インターチェンジまで走り、その後県道144号線、県道359号線のルートで茨城空港へ到着した。
元々飛行機の出発45分前というのは割と攻めたダイヤ設定だなと思っていたが、空港へは数分遅れで到着したからちょっと肝を冷やした。ただ、茨城空港のターミナルはかなり小規模で、結果としてはこの時間の到着でも特に時間に追われるということはなかった。
(余った時間で茨城空港を散策した記録はこちら)
到着して無事チェックイン手続きを終えられたので、少しターミナル内外を散策、20分前ぎりぎりに手荷物検査場を通過して飛行機に搭乗した。
■ ひとことメモ
- 比較的ダイヤは余裕がなく、到着は若干遅れた。
- 県内に宿泊してからバスに乗る場合、無料になるキャンペーンあり。