日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】みと号•赤塚ルート(東京駅八重洲南口/水戸駅南口)


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便名 : 便名なし
日付 : 2025/08/xx
区間 : 東京駅八重洲南口(10:30)→水戸駅南口(12:33)
所要時間 : 02:03
乗車クラス : 普通席(座席定員制)
運賃 : 2,250円(交通系ICカード決済)
運行 : JRバス関東

日帰りで茨城県を訪れる旅程。

それほど急ぐでもなかったからJR常磐線普通列車グリーン車でもよかったが、あいにく2024年3月のダイヤ改正で土浦以遠まで直通する列車が壊滅しているため選択肢に入らず、今まで利用したことのなかった高速バス「みと号」を利用してみることに。尤も、グリーン券も値上がりしているから、ポイントを遣うでもなければ鉄道利用の場合は特急列車を利用したほうが合理的。

(事業者公式サイトはこちら)

www.ibako.co.jp

みと号の始発は東京駅八重洲南口のJR高速バス乗り場で、東京発の乗車停留所はここだけ。それほど広くない乗り場にも関わらず便数はなかなか多く、システマティックにバスが動く様子はただ見ているだけでも面白い。

JR東京駅 JR高速バス乗り場

JR東京駅/駅前にはバスターミナル東京八重洲がある

日中は4番乗り場がみと号専用乗り場になっていて、10:30発の出発30分前、10:00の時点で既に10人弱が並んでいる状況。路線にはルートが2つ(赤塚ルート/県庁ルート)あり、それぞれのルートごとに待機列が用意されている。今回乗車するのは赤塚ルートのほう。

JR東京駅 JR高速バス乗り場

JR東京駅/日中は4番乗り場がみと号専用

各乗り場のスペースは狭いからバス出発は10分おきで、各乗り場に同時に着車し、同時に出発していくスタイル。前便の出発5分ほど前になると乗り場の後方には次便のバスが続々と入ってきて待機しているのが見える。

中でも便数の多いのは銀座•東京駅と成田空港とを結ぶ「エアポートバス東京•成田」。この乗務員不足の状況でも日中10分間隔どころか、時間帯によっては定期便2便が同時刻で運行されているにも関わらず、どの便も満席に近い状態で出発していく新しいドル箱路線。5事業者12営業所が運行に関与しているそうで、一度忘れ物でもしようものなら見つけるのが大変そうな。

(「エアポートバス東京•成田」についてはこちら)

tyo-nrt.com

biketourist.hatenablog.com

JR東京駅 JR高速バス乗り場

JR東京駅/次の便の車が続々入ってくる

10:20発の便がまとめて出発していくと、各乗り場に10:30発のバスが一斉に着車。この頃には行列が予め設置されていたポールの中に収まらない程度の長さになっていた。全員が乗車してみると、所々相席になる程度の乗車率。

この時、一つ飛んで向こう側の2番乗り場にはつくばセンター筑波大学へ向かう「つくば号」が停車中。関東鉄道の車両は車両背面に広告が多数入っていて賑やか。ちなみに2005年のつくばエクスプレス(TX)開業前は国内最大の1日88往復が設定されていたこともあったというが、現在は下り30便、上り28便と当時からすれば少し落ち着いている。

なお、現在日本で最も便数が多いのは前述の「エアポートバス東京•成田」で、往復合わせて日に284便だとか。COVID-19感染拡大前の最も便数の多い時間帯は1時間に10便が運行されていたそうで、「つくば」号を含む過去のレコードホルダーと比べても圧倒的な便数。

JR東京駅 JR高速バス乗り場

JR東京駅/「つくば号」は2番乗り場から出発

10:30に東京駅を出発すると駅前の交差点を直進し、宝町入口から首都高速都心環状線に入り、その後江戸橋ジャンクション(JCT)で6号向島線、堀切JCT中央環状線、その先すぐの小菅JCTで6号三郷線と頻繁に路線を変えながら常磐自動車道へ向かっていく。

東京駅10:30発の便のうち、先ほどの「つくば号」のほか、仙台へ向かう東北急行バス(東武グループ)の「ニュースター号」がこの日は常磐自動車道経由を選択したようでしばらく並走。宝町入口から堀切JCTまでは総じて流れが悪く、第1車線を走るか、第2車線を走るかで結構な差が生じている模様。こちらと違うレーンを走っていた「つくば」号は当初かなり先行していたものの途中で追い抜いた後は姿が見えなくなり、桜土浦ICで向こうが高速を下りるまで見ることはなかった。

堀切JCTで6号向島線と中央環状線が合流したのち、短い距離で小菅JCTに到達し、ここで東北自動車道方面と常磐自動車道方面に分岐する構造ゆえ、双方からの車の進路の交差が多く発生。それゆえ流れが悪くなりやすく、この日も堀切JCTの手前1kmほどのところから右側車線が渋滞していたが、この車は左側車線を進んでいき、分離するぎりぎりのところで6号三郷線へ向かう車線へ移った。バスだから許される芸当かもしれない。

みと号 首都高速向島線(東京スカイツリー付近)

みと号車窓/スカイツリーは進行方向右側

6号三郷線も流れの悪さは引き続きで、常磐自動車道に入って三郷料金所を超えた辺りでようやく車が減ってきた。江戸川を渡った先、流山インターチェンジ(IC)の辺りはここ数年で倉庫が急増したエリアで、数年前とは風景が一変している。

(上空からの景色はこちら)

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みと号 常磐自動車道 流山IC付近

流山IC付近/以前は田畑が広がっていたエリア

茨城県に入り、桜土浦ICから岩間ICまでの間は2023年に最高速度が110km/hへ引き上げられた区間。一応、法律の上ではバスの最高速度は乗用車と同じになっているが、JRバス関東は引き続き100km/hを目安に走っている模様。

東京駅からここまで常磐自動車道へ迂回してきたニュースター号と抜きつ抜かれつの攻防を繰り広げていたが、向こうは友部サービスエリアで1回目の休憩を取るようでお別れ。その直後、内原バスストップでは数名の乗客が降りていったが、誰か迎えに来ているんだろうか。JR常磐線内原駅までは約3kmあり、この暑さではあまり歩く気になる距離ではない感じ。

みと号 常磐自動車道 内原BS

内原BS/数名が下車していった

今回乗車した「赤塚ルート」は常磐自動車道を水戸ICで降りると、その先水戸市内は比較的短い間隔で停留所が設置されている。ちなみに他方の「県庁ルート」は友部JCTから北関東自動車道に廻り、茨城町東ICから茨城県庁を経由して水戸駅へ向かうが、向こうも同じような間隔で一般道に停留所がある。

この日は序盤首都高速の渋滞が響きJR赤塚駅到着は約15分遅れの12:20頃で、本来であれば水戸駅に到着している頃あい。時期が時期ということもあり、渋滞はどうしても避けられない。そういえば昨年末に山形駅から同駅までの高速バスに乗車したことがあるが、その後すぐに路線が休止してしまったらしい。確かにそうなるだろうな、という乗車率ではあった。

(当時の乗車記録はこちら)

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みと号 JR常磐線 赤塚駅北口バス停

赤塚駅北口/朝夕はときわ号も数本停車する駅

水戸の繁華街は少し駅から離れた坂の上。バスは大工町、泉町一丁目、南町二丁目と繁華街を進み、少しずつ乗客を下ろしながら駅に向かって進む。水戸駅では北口、南口と駅の両側に停車するが、先に停車する北口バス停はルートの関係で駅前ターミナルには入らず少し駅から離れたところにバス停があるせいか、思いの外乗客が残った。

みと号 JR常磐線 水戸駅北口バス停

水戸駅北口/意外と南口までの乗り通しも多い

水戸駅北口を出るとバスは駅の西側にある跨線橋を渡って終点の南口へ向かう。今回は何でもない8月に訪れているが、早春の2月頃であればバスの車内から進行方向右手に広がる千波湖畔や偕楽園梅の花が咲く様子が見えるかもしれない。

みと号 偕楽園付近

偕楽園付近/対向車線越しに見えているのが千波(せんば)湖

そんなこんなで終点の水戸駅南口の駅前直下にあるバスターミナルには定刻から15分遅れの12:50頃到着。常磐線普通列車に乗ると土浦乗換えで約2時間だから、所要時間としては概ね同水準。グリーン車を使わない場合の運賃とほぼ同額だから、乗換えがない分こちらの方が楽なような気はする。なお、特急に乗れば追加料金は掛かるが、所要時間は約70分とさすがに速い。

(特急列車の場合はこんな車両)

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みと号 水戸駅南口バス停

水戸駅南口/首都高の渋滞を受けて15分遅れ

どうやらバスは車庫に回送されるではなく、暫く休憩したのち東京に向けて折返す運用になっている模様。水戸くらいの距離だと運転士さんは日に2往復くらいするんだろうか。

みと号 水戸駅南口バス停

水戸駅南口/折返し便まで暫し休憩

この先はJRで移動する予定があって駅ホームに向かうと、以前利用したことのある立ち食いそば屋さんは休業中。店内には人影が見えたから、近いうちに再開するんだろうか。

(立ち食いそばについてはこちら)

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というお話。