日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【宿泊記】82.シェラトン沖縄サンマリーナリゾート


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日付 : 2021/12/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : オーシャンメゾネット(52㎡)

スカイマークで沖縄までやって来た。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com

この日の宿泊地は本島中部にある「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」。沖縄の空の玄関口、那覇空港からは約40kmの距離で約1時間ほどの距離。

羽田空港からの始発便で那覇空港には早朝に到着し、いくつか寄り道したのち16時前にホテルに到着。駐車場は自動発券機つきのタイプで500円/日。マリオットの会員ランクによっては駐車料金が無料になるとのことで、この日は駐車料金はかからなかった。公道側から見たホテルの建物は三角形でずいぶん特徴的な形をしている。

シェラトン沖縄サンマリーナリゾート 建物外観

最近開業したホテルではあまり見かけない意匠

建物内も吹き抜けの多い開放的な構造。訪問したのが12月のホリデーシーズンだったこともあり、フロント中央には割と大きなクリスマスツリーがディスプレイされていた。

シェラトン沖縄サンマリーナリゾート ロビー クリスマスツリー

ロビー中央には池。海が近いが、海水だろうか

このホテルにはフロントがある「MAIN TOWER」と、別棟の「SOUTH TOWER」があり、今回割り当てられた部屋は「MAIN TOWER」側。ちなみに施設としては「SOUTH TOWER」のほうが新しそう。

「MAIN TOWER」中央は大きく空洞になっていて、両サイドに部屋が設置されている構造。1階中央奥には夕方にラウンジとして利用されるスペースがあり、右手には卓球台等が設置されたスペースがある。

シェラトン沖縄サンマリーナリゾート MAIN TOWER

写真右手側には卓球やダーツのコーナー

今回割り当てられた「オーシャンメゾネット」はMAIN TOWER最上階の9階にある。部屋の位置的にはエレベーターホールの裏側辺りだが、直接アクセスすることはできず「コ」の字型に迂回して客室に到着。

「メゾネット」の名前通り、客室は2層に分かれていて、中央ど真ん中にある螺旋階段を上ると、上階には布団が3人分用意されている。

シェラトン沖縄サンマリーナリゾート オーシャンメゾネット

螺旋階段がなかなかの存在感

上層階は布団とテレビのみのかなりシンプルな構成。家族旅行だったり、修学旅行なんかで利用されるんだろうと思うが、近くに電源らしい電源も見当たらず、今回は写真を撮った以降立ち入ることはなかった。

シェラトン沖縄サンマリーナリゾート オーシャンメゾネット

上層階部分。こちらのテレビは小さめ

上層階から下層階を見下ろすとこんな感じ。螺旋階段なんぞなかなか利用する機会がないから見ている分には面白いものの、いざ昇降しようとすると若干目が回りそうになる。そして下層階をぼーっと歩いていると、張り出したステップに頭を打つ場合があるので要注意。

シェラトン沖縄サンマリーナリゾート オーシャンメゾネット

基本的に下層階部分だけで事足りてしまった

見る限り設備はそれほど新しくはない雰囲気だが、割と綺麗にメンテナンスされていてひどく傷んでいる箇所は見当たらない。ちなみにベッドボードのパネルにはコンセントが2口設置されていて、携帯電話を充電するにしても電源に困るということはなさそう。

シェラトン沖縄サンマリーナリゾート オーシャンメゾネット

各部屋には割と広めのバルコニーつき

ピラミッド型の建物のメリットとして、各部屋にバルコニーが設置できる点が挙げられる。バルコニーは割と広くスペースは十分。この日の部屋の眺望は主に北東方向で、正面遠くに見えるのが万座毛のはず。

シェラトン沖縄サンマリーナリゾート オーシャンメゾネット

よく見る万座毛は恐らく半島の奥側

室内に戻って、水回りはバス・トイレが分離した構造。尤も、最大5名程度は宿泊できるわけで、これでバス・トイレを一体にしてしまうと大混雑になってしまいそうな。

シェラトン沖縄サンマリーナリゾート オーシャンメゾネット

お手洗いは別途手前側にある

今回は冬期ということもあって施設は比較的閑散としていたが、夏場はマリン・アウトドア・インドアの各アクティビティが多数用意されていてかなり賑わうのだとか。

宿泊客は屋内プールや大浴場にカヤック、ペダルボートなどがセットになった「リゾートパス」を購入することができ、滞在期間中何度でも利用できるのだそう。また、マリオットのプラチナ以上の会員はこの「リゾートパス」を無料で提供される。

(「リゾートパス」等の説明は以下公式サイト参照のこと)

sheraton-okinawa.co.jp

また、MAIN TOWER 2階にはコインランドリーがあり、全日程分の衣類を持ってこなくとも、旅行中に洗濯することが可能。この辺りはリゾート地のホテルらしいところ。

シェラトン沖縄サンマリーナリゾート コインランドリー

「MAIN TOWER」2階にコインランドリー

この日は昼頃まで天気が良かったものの、午後に入ると雲が増えて天気がぐずつき始めた。時おり雨が降ることもあり、窓の外を眺めていると虹が架かっていた。

シェラトン沖縄サンマリーナリゾート オーシャンメゾネット 眺望

南国の天気は変わりやすく、雨が降ったり晴れたりの繰り返し

この日は朝が早かったこともあり、しばらくベッドでごろごろしているうちに寝てしまった。起きると外が真っ暗になっていて、しばらくぼーっとしていると空調にしては大きな音が気になり始めた。

前述の通り、今回の部屋はエレベーターに近接していたのだが、エレベーターの巻き上げ機の音が部屋に響いていたらしい。割と大きな音がするから、騒音が気になるタイプは耳栓を持っていくか、エレベーターから遠い部屋をリクエストしておいたほうが賢明。寝られないほど気になるでもないから、今回は諦めて寝ることに。ついでに言えば、時おり隣の部屋の賑やかな声が聞こえてくるから、遮音性は割と低め。

ただ、ちょうど起きたのが20時30分頃だったから、ちょっと起き出して1階へ。20:45頃からMAIN TOWERではプロジェクションマッピングが実施される。

シェラトン沖縄サンマリーナリゾート MAIN TOWER

ショーは約15分ほど続く

プロジェクションマッピングを見終えると、すこし早いがこの日は就寝。相変わらず騒音はうるさかったものの、やはり寝られないほどではなかった。

翌朝は早めの6時過ぎに起床。朝食会場のOPENと同時に入場し、8時過ぎには早々にチェックアウト。この日は那覇空港を午前中に出発する便で宮古諸島下地島へ向かう。ちなみに出発直前のバルコニーからの風景は以下のような感じで、雲が多いのが南国の朝らしい。

シェラトン沖縄サンマリーナリゾート オーシャンメゾネット

南国の朝は日の出が遅く、7時過ぎにようやく明るくなり始める

宿泊費が安かったから選んだホテルだったが、騒音さえ気にならなければ、夏場に宿泊するのが楽しそう。

■ ひとことメモ

  • 「オーシャンメゾネット」のエレベーター脇の部屋は割とうるさい。